京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

サルスベリ (4)

サルスベリ(百日紅)の花は夏を代表する花と言っていい。

花が咲く前はたいして気づかなかったが 京都御苑(きょうとぎょえん)の苑内にはサルスベリの木がたくさん植わっている。・・・ ということに気づいた。

これは京都御苑の西北部、一条邸跡にあるサルスベリ。

一条邸跡のサルスベリ
2013.8.31

一条邸跡のサルスベリ
2013.8.31

一条邸跡のサルスベリ
2013.8.31

いま8月下旬だが、今頃がサルスベリの見ごろのような気がする。

撮影地点=地図
2013.8.31









サルスベリ (3)

サルスベリ(百日紅)の花は夏を代表する花と言っていい。

花が咲く前はたいして気づかなかったが 京都御苑(きょうとぎょえん)の苑内にはサルスベリの木がたくさん植わっている。・・・ ということに気づいた。

いま苑内のあちこちで赤 ~ ピンクのサルスベリの花が咲いている。
街中では白いのも見かけるが苑内はどれも赤 ~ ピンク系統のようだ。

下の写真は苑内のサルスベリの中でも最大級の見事なサルスベリのひとつだ。
場所は「寺町(てらまち)御門(ごもん)」という門の外。
門の外と言っても環境省の管轄する京都御苑の範囲の中だ。

一番見ごたえのあるサルスベリのひとつ
2013.8.26

近づいて見たところ
2013.8.26


いま8月下旬だが、今頃がサルスベリの見ごろのような気がする。

撮影地点=地図
2013.8.26














老松 その後

ちょうど3週間前、8月5日にあった集中豪雨で松の大木が折れたことがあった。
詳しくは ⇒ こちら

道路上に落下した枝や葉を片づけて、しばらくは松の木のふもとに置かれてあった。
つい先日まで、残った太い幹はそのままで醜態をさらしていた。

きょう、その松の前を通りかかったら、残っていた太い幹も根元からノコギリで切られ、すべてきれいさっぱりなくなっていた。
落下した枝や葉のお陰で周りの樹木も痛んだが、その辺りもきれいさっぱり整理されていた。

きれいさっぱり整理された
2013.8.26

pine44.jpg
2013.8.26
手前が南。学校で教わったように木は陽の当る南の方がよく成長するのがわかる。

切り株はこんな感じ。

そういえば、御苑内には太い切り株をよく見かける。
いずれも何らかの理由で切られたのだろう。
御苑もこうして徐々に変わっていくのだろう・・・

立ち去ろうとしていたら30歳位の外人(男)が二人やってきて、一人が切り株の写真を撮り始めた。
聞いてみたらノルウエーから来て日本のレールパスで全国を廻っているとのこと。
松が折れたハプニングのことは知らなかったが、切り株が面白くて撮ったとのこと。
ノルウエーなら針葉樹の切り株なんて珍しくもないと思うのだが ・・・

現場は朔平門の北側
2013.8.26







ギボウシ

けさ京都御苑(きょうとぎょえん)を散歩していたら、ヤブミョウガの群生地の近くで白い花が群がって咲いていた。


2013.8.26

特徴ある形だし、写真を撮っておいたので、ウチに帰って調べたら名前ぐらいはスグわかるだろうとタカをくくっていたが、いくら調べてもわからない。
ひょっとして、このときは朝だったので、まだ花が開いていない状態だったのか。
従って図鑑に載っていないのだろうか。???

 
2013.8.26

 
2013.8.26

咲いていた場所は京都迎賓館の東側、染殿井(そめどのい)という井戸のすぐ南です。
いまのところ、この花は京都御苑内のほかの場所では見ていません。

染殿井という井戸のすぐ南
2013.8.26
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追記 2013.8.31

きょう京都御苑の植物に詳しい T さんから「花の名前はギボウシです」と教えてもらった。
図鑑で確かめた。
やっぱりそうだった。
ギボウシは種類が多く、私の見た白いギボウシの他、紫や青いギボウシもあるらしい。
T さんも「あれはオオバギボウシ(大葉擬宝珠)というのかもわからない」と仰っていた。

2013.8.31










ヤブミョウガ (2)

けさ京都御苑(きょうとぎょえん)を散歩していたら、ヤブミョウガの群落地に出た。
見ると藍色の実がたくさん成っていた。

ヤブミョウガ
2013.8.26

思えば、御苑内のあちこちにヤブミョウガ7月頃ず~っと長い間白い花を咲かせていた。
これは咲きはじめの頃、7月8日の様子。

ヤブミョウガ これは咲きはじめの頃、7月8日
2013.7.8

そのとき(7月8日に)撮った写真は ⇒ こちら をクリックしてください。他の写真もあります。別の画面で開きます。

それがいまや実をむすぶ季節となったのだ。

ヤブミョウガの実
2013.8.26

いよいよ秋の到来か。

迎賓館の東側
2013.8.26



















芙蓉 (ふよう)

けさ京都御苑(きょうとぎょえん)を散歩していたら、芙蓉(ふよう)の花が咲いていた。
芙蓉の花は夏を代表する花のひとつだ。

芙蓉の花が咲いた
2013.8.26

芙蓉の花が咲が咲いた
2013.8.26

朝早いのと曇天なのでうまく撮れてないがご容赦願います。
場所は宗像(むなかた)神社の西側の入口際。

芙蓉の花が咲く宗像神社
2013.8.26










大文字の送り火

きょうは京都の年中行事のひとつ、五山(ござん)の送り火があった。

京都御苑(きょうとぎょえん)へ、五山(ござん)のひとつ大文字(だいもんじ)の送り火を見に行った。

昼間と違って浴衣(ゆかた)姿もちらほらと見え、雰囲気が盛り上がってきた。
午後8時ぴったり、「大」の文字辺りで明るい火がチカチカしたかと思ったその次の瞬間に「大」の文字が描き出されると辺りからワーッというかすかな声とともに拍手が起こった。

大の字は一瞬にして描き出される
2013.8.16

習字のお手本のような形の整った「大」の文字で、その達筆に感心する。
何でも起源が明らかな京都の行事だが、この大文字の送り火はいつごろから行われているのか分からないそうな。
そんなことってあるのかなぁ。

だから、あの「大」は弘法大師さんが書かはったという俗説があるらしい。
※ 弘法大師さんは字がうまかったというので三筆(さんぴつ)のひとりに数えられている

10分を過ぎるころ、火の勢いがやや衰え始めると、きびすを返して帰り始める人があった。
なんと気の早いことか。

バスガイドさん
2013.8.16

私も帰り始めると、提灯をもった観光バスのガイドさんが「お帰りはこちらです」と声を掛けていた。
みると駐車場に10台近くの「京阪バス」が停まっていた。
京料理と大文字の鑑賞コースらしい。

たった10分か15分程度の大文字だったが、みなさん満足してもらえただろうか。

これでお盆が終わり、京都はこれから秋になる。
今年の猛暑はきつかったが、暦通り秋になってくれるといいのだが・・・

大文字の撮影地
2013.8.16











カクレミノ

けさ早く京都御苑(きょうとぎょえん)に散歩に行ったら、カクレミノの花が咲いていた。

カクレミノがやっと咲いた
2013.8.7

植物の名前にきわめてウトイ私だが、この木は名前(カクレミノ)が特徴があるので、人から聞いたときに覚えて、それ以来忘れていなかった。
ときどき見ては(つぼみらしいものが大きくなってきたな)(いつになったら咲くんだろ)と思っていた。

花が咲いているのはけさ気づいたところなので、ここ数日のうちに咲いたものと思われる。

カクレミノの花
2013.8.7

ちなみに下は10日ほど前の7月28日に撮った、咲く前の状態。

10日ほど前につぼみだった頃
2013.7.28
10日ほど前 7月28日撮影

よく近づいて観察すると・・・  

よく近づいてみると・・・
2013.8.7
もちろんこれはけさの写真

(がく)がとても大きく、5弁の黄緑の花びらに長いオシベが5本あるようだ。
地味な花といえるだろう。

撮影地点=地図
2013.8.7









老木が折れた

けさ早く京都御苑(きょうとぎょえん)に散歩に行ったら、松の木の太い幹が途中で引き裂かれたように折れていて驚いた。

京都市内はきのう夕方雷雨があり、1時間に30ミリ、一番多いときは10分に20ミリ降ったという。
おかげで京都の繁華街、四条河原町近くでは道路が冠水したという。
派手にピカッ・ゴロゴロ !! とやっていたので、きっとそのときの雷さんにやられたのだろう。(と思った)

見れば松の幹には苔やその他の草(?)も生えて、樹齢は100年以上かと思う。
それがバッサリやられたのだから大した威力だ。
場所は御所の「朔平(さくへい)門」の近く。
思えば、平安時代に御所に落雷し、何人か亡くなったことがあった。
菅原道真を左遷して九州の大宰府に流したことが巷の話題になっていた頃だった。
つまり(悪いことをしたもんだ)と自責の念があったのだ。
そこへ落雷事件なので人々は“すわ菅原道真の祟り”と恐れおののき、天皇は寝込まれたという出来事があったのを思い出した。

今回は犠牲者はなかったと思う。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆


通りかかった皇宮警察の方に聞いたら、この木が折れたのは(雷雨のあった夕方ではなく)夜だという。
そうだとすると、雷が落ちて即バッサリと折れたんではなく、雷で幹が大きく損傷し、重みに耐えかねて夜の間に折れたのだろう。

rakurai53.jpg
2013.8.6 06:30 AM

もったいないが自然の威力だ、仕方ない。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

あとで、京都御苑を管理されている環境省に電話で聞いたら、
「あの松は枝が生い茂って(重くなって)いたので、剪定せなあかんと思てたとこでしたから、多分雨の重みで折れたんじゃないでしょうか」「よう調べないと分かりませんが、雷が落ちたんではないと思いますよ」
とのことだった。

な~んだ、そうだったのか。

事件現場
2013.8.6









ワルナスビ

京都御苑(きょうとぎょえん)の草地で見たことのない花を見つけた。
名前がわからない。

名前がわからない花
2013.8.4

名前がわからない花
2013.8.4

花の真ん中の黄色がとても目立つ花だ。

名前がわからない花
2013.8.4

茎にトゲがあるのも特徴だ。

名前がわからない花
2013.8.4

撮影地
2013.8.4

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追記 2013.8.31
きょう京都御苑の植物に詳しいTさんから「花の名前はワルナスビです」と教えてもらった。
図鑑で確かめたら、やっぱりそうだった。
私の見たスミレ色の他、白い花のワルナスビもあるらしいことも分かった。

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追記 2015.8.1
きょう苑内で白い花のワルナスビを見つけた。
こちら、2015.8.1









クサギ

京都御苑(きょうとぎょえん)に『トンボ池』という地区がある。
ちょっと風変わりな名前だ。
池にトンボのヤゴが生息しているからなのか、ちょっと単純すぎる。
もうちょっと味わいのある名前にしたらよかったと思う。

この地区は普段は立ち入り禁止となっている。。
きょうは特別にこの地域に立ち入りを許可されるというので行ってみた。
『トンボ池』では生物学の諸先生の説明があった。
普段人が入らないので、生態系が壊されず保護されているという。
お陰で非常に多様な生物が観察されるという説明があった。
思えば京都御苑は環境省の管轄だから当然だといってしまえばそれまでだが、関係者のご努力に頭が下がる。

地区に踏み入れたら目の前に白い花をつけている木があった。

クサギ
2013.8.4

余り見たことのない花(木)だ。

クサギ
2013.8.4

よーく見ると、6月ごろに咲くジャスミンの花に似ている。
花は強いにおいがするが、その匂いもジャスミンのそれに似てると思った。

クサギ
2013.8.4

「この匂いを嗅いでみてください」と係りの方がちょっと葉っぱをちぎって私にくださった。
(くさ)いでしょ。」

この木の名前はクサギといい、この(くさ)いのが名前の由来だとか。
な~るほど。
でも、私にとってはそんなに悪臭は感じられなかった。

まだまだつぼみ()があるので、これから暫くは咲き続けるとのことだった。

トンボ池
2013.8.4





オシロイバナ (2)

約1週間前の朝に京都御苑(きょうとぎょえん)を散歩していたら道端にオシロイバナが咲いているのを見つけた。

図鑑には 『オシロイバナは夕方から咲き始め翌朝にしぼみ始める』 と書いてあったが、そのときに見た花は「しぼむ前」なのか「しぼみ始め」なのかよく分からなかった。
※ そのときの記事は⇒ こちら 2013.7.26

きょう午後、そのオシロイバナが茂っている場所を再び通る機会があった。
昼間なので 花がどんな具合になっているか興味を持って見てみた。

昼間はしぼんでいた!
2013.8.3 14:27 PM

う~ん、やっぱり昼間はしぼんでるんだ。
図鑑の説明どおりだったのでうれしくなった。

昼間はしぼんでいた!
2013.8.3 14:27 PM

これは 、これから(きょうの夕方から)咲くんじゃなくて、きのうの夜咲いて けさ しぼんだ花。

撮影地点=地図
2013.8.3












サンゴジュ

きょう或る方から 『赤い実が成った木がある』 と教えてもらったので早速見に行った。
場所は 「仙洞(せんとう)御所」 と呼ばれるお屋敷内に植えられた木が築地塀(ついじべい)の上から覗いた状態になっていた。

築地塀の向うに実が成っている
2013.8.3

ウチに帰って木の名前を調べたら、どうやら 「サンゴジュ」 という木らしい。
色が赤いサンゴに似ているのが名前の由来らしい。

鮮やかな赤い実だ
2013.8.3

「サンゴジュ」 は8月頃から実がつくらしいので、タイミングよく見られた。

撮影地点=地図
2013.8.3









夏の小川

暦は8月になった。
私が京都御苑(きょうとぎょえん)も四季の移ろいを追うつもりで始めたブログ 『京都御苑の四季』 も半年経った。

京都御苑には “出水(でみず)小川(おがわ)” と呼ばれる小川がある。
きょう通りかかったら水遊びする子供たちで賑わっていた。
夏の風景なので写真を撮らせてもらった。

小川の風景
2013.8.3

小川の水は、今の日本の都会には珍しい澄んだキレイな水だ。
年老いた私から見れば(冷たいやろな)と思う。
子供たちだって冷たいはずだが、少し浸かっていると慣れるんだろ。
それと子供はなぜか水遊びが大好きだ。

小川の風景
2013.8.3






果実の季節

暦は8月になった。
私が京都御苑(きょうとぎょえん)も四季の移ろいを追うつもりで始めたブログ『京都御苑の四季』も半年経った。

きょう、京都御苑内を散歩していると果実がなっているのが目についた。

まずは(もも)
八百屋さんやスーパーで売られている桃と違って梅の実そっくりだ。
(葉はもちろん桃のそれだが)

桃の実が実る
2013.8.3

にわかにはこれが桃の実だとは信じられない。
下草の上に落ちている桃の実。

一見したところ梅の実みたい
2013.8.3

一帯は「桃林」といって桃の木がたくさん植わっている。
ふと見ると桃の実を拾ってビニール袋に入れておられるご婦人がおられたので声を掛けてみた。
『食べられないけど、いい匂いがするのでウチに持って帰る』んだとか。
私の鼻に近づけて『ほら匂うでしょ』と言われたがかすかな桃の匂いなので、室内に飾っても匂うか心配になった。

そこへ通りかかったオジサンが『拾わんでも枝に付いてるキレエなの持った帰ったらええわ』と声を掛けてくれた。
ご婦人は『枝のん採ったら悪いし・・・落ちてるのを拾ていきます・・・』と
オジサンは『焼酎に漬けて桃酒にするのもいいよ』と言って去って行かれた。

その桃林からしばらく行くとカリンの実が成っていて、(別の)女性がカメラに納めようとしていた。

カリンの実も実った
2013.8.3

私は、この木がカリンの木であることは知っていた。
カリンの花が咲いているところは 4月20日 のブログに書いた。
【⇒ こちら をクリックしてください。別の画面で開きます。】

カリンの実
2013.8.3

それで私は「これ、カリンですよ」と教えてあげたら、その女性は『黄色くないですねぇ~』とやや不満そう。
たしかに我々の知っている黄色いカリンの実と違てキミドリだ。
多分、これから秋にかけて黄色く熟すんだろう。

2013.8.3

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追記 2013.8.4

きょう京都御苑内を歩いていたら銀杏(ぎんなん)が大きく実っていた。
秋には熟して食べられるようになるんだろ。

イチョウの実
2013.8.4

2013.8.4

撮影地点=地図





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