記録的な猛暑だったことしの夏だったが、ようやく朝晩が涼しくなってきた。
あと2日で九月になる。
京都御苑の
萩が咲き始めた。

2015.8.30 09:50 AM葉が丸い形をしているので、マルバハギという種類かもわからない。

2015.8.30
2015.8.30古来日本人に愛された萩の花だが、控えめなせいか、御苑で咲いていても振り向く人は少ないようだ。
2015.8.30
苑内、閑院宮邸跡の門前にヒナギキョウ(雛桔梗)が咲いていた。
近づいてよく見ないと見落とすような小さい花だ。

2015.8.29 14:20 PM
2015.8.29花の咲く時期は「4~9月」「5~10月」「7~9月」と、サイトによってマチマチだが、
2年前に見たとき は9月7日だったから、
京都御苑では今頃見られるらしい。(8月下旬~9月上旬)

2015.8.29
2015.8.29
7月初め頃から白い花をつけていたヤブミョウガ(藪茗荷)の
実が紫色になってきた。

2015.8.22 15:45 PM
白い花が咲き誇り、実も白かった頃 (2015.7.4) の様子は、コレ
→暑い盛りは白い色で癒された。
みごとにブルーに変わっている。
秋を感じさせる。
いよいよ秋の訪れだ。

2015.8.22
2015.8.22写真を撮っていたら蚊にさされた。
葉っぱの中で休んでいたヤブカ(藪蚊)が、静寂を乱されたからか一斉に飛び出してきた。

2015.8.22
2015.8.22

きょうは京都の年中行事のひとつ、
五山の送り火があった。
京都御苑へ、
五山のひとつ
大文字の送り火 を見に行った。
京都御苑内で大文字を見るのに 『定番』 といわれる場所は清水谷家の大
椋付近。
→多数の報道関係者やプロ/セミプロと思われる写真家が三脚を立てて陣どっていた。
辺りには一般市民も多く、観光バスで見に来た団体客も混じって混雑し、さすがに 『定番』 といわれるだけのことはあった。
「大」 の文字辺りで明るい火がチカチカしたかと思ったその次の瞬間に 「大」 の文字が描き出された。
時計を見たら午後8時ぴったり。
辺りからワーッというざわめきが起こった。
何度見ても形の整った 「大」 の文字で、習字のお手本のようなその達筆に感心する。
三筆のひとり 弘法大師さんが書かはったという説が生まれたのもうなづける。
---------------------------ところで今年は趣向を変えて違う場所から大文字を見てみようと、200メートルほど南の
出水口といわれるところへ急いで移動した。
そこで撮ったのがコレ。
↓
2015.8.16 20:11 PM
出水口から見た大文字こちらでも 『大』 の字はよく見えたが、左側 (『大』の第一画左側) が見えにくいし、下は木の茂みにかかっている。
山の稜線も僅かしか見えない。
やはり先ほどの 『定番』 よりは見劣りするようだ。
清水谷家の大椋付近が 『定番』 といわれるだけのことはある、と思った。
追加写真
これは上の写真の撮影地点から昼間に撮った写真 (2015.8.22 16:35 PM)送り火が終わって間もなく雨が降り出した。
昼間の猛暑も去ってやや涼しくなった。
これでお盆が終わり、京都はこれから秋になる。
暦どおり涼しくなってくれるといいのだが ・・・。
2015.8.16
ヘクソカズラ(屁糞葛)が咲いていた。

2015.8.16 07:45 AMかわいそうな名前で有名だ。
カズラ(蔓/葛)という名前のとおり「つる草」だ。
周りの木にまとわりつきながら延びている。

2015.8.16花は白い釣鐘型をしている。
花の中は真っ赤だ。(あずき色というのか、ワインレッドというのか)

2015.8.16花の中は白い短い毛が密生していて、そこから長い髭が1本でていてくるっと曲がっている。

2015.8.16
パソコンの方はマウスを乗せると拡大します外来種の雑草かと思いきや、調べてみたら万葉集にも出てくる昔からある植物だそうだ。
「
菎莢に延ひおほとれる屎葛 絶ゆることなく宮仕へせむ 」(巻16-3855)
意味としては、
菎莢という木 (別名、サイカチとかカワラフジノキとか呼ばれるマメ科の落葉高木) に延びてからんでいくクソカズラ。そのクソカズラのように私はいつまでも宮仕えしましょう(したいものだ)。というような意味だそうだ。
朝廷に対する忠誠心というよりは、「クソカズラのようにからみついて」と詠んでいるので、何があっても辞めないぞという決意の意思表示のようだ。
物の名前を詠みこんで即興で歌を作るという宴席での遊びの中で
高宮王という奈良時代のお役人が詠んだ歌だそうだ。
この歌のように、クソカズラは当時から、周りの木にまとわりついて伸びていくのでよく知られていたらしい。
そのクソカズラに、いつの頃からか へ(屁) がつけられたらしい。
2015.8.16
サルスベリを撮っている人がいた。

2015.8.15 11:40 AM今年の夏、サルスベリの開花に気づいたのは7月12日だった。⇒
こちら それからひとつき、サルスベリが見ごろになってきたのだ。

2015.8.15
2015.8.15いつも思うが、サルスベリの花って結構複雑な形をしている。

2015.8.15こちらはサルスベリの木の全景。4~5本植わっている。
↓
2015.8.15こちらは去年、落葉したあとのサルスベリの木を同じ角度で撮った写真です。
↓
こちらは去年の晩秋、2014.11.22 09:55 AM
2015.8.15
所用で
京都御苑の中を通っていたら、女性が木の枝を覗き込んでいた。
「何か(花が)咲いていますか」と声を掛けたら、「オガタマの
実がなっています」との返事。

2015.8.6 09:10 AM近づいてみると、1か所だけ実がなっていた。
↑↓
2015.8.6その女性は、他にもなっていないかどうか探しておられたらしい。

私も探してみたが、見てみた範囲ではここ1か所しかなかった。
去年は同じ時期にこんなに実っていた。
→(クリックすると別の画面で開きます)
豊作の年と凶作の年があるみたいだ。

2015.8.6こちらはオカタマノキの幹。
(※ 実際はオカタマノキとエノキがくっついて大きくなっている。右がオカタマノキ。)
2015.8.6
こないだからカクレミノの花が咲くのを待っていた。
ときどき覗いてみたが、咲きかけのようで、満開まではまだ時間があると思っていた。
ところが、けさ所用で通りかかったとき覗いてみたら、もう咲き終わっていた。
あら、残念
!いつの間に咲いたのか

2015.8.6 08:45 AMよく探したら、少しは咲いているのもあった。
↓
2015.8.6さらに拡大。
↓
2015.8.6
しかし、おととし(2013年)のようにキレイには咲いてくれない。
コレはおととしの様子。
→(クリックすると別の画面で大きな写真が見られます)
カクレミノの花は地味で、鑑賞に堪えるような花ではないが、おととしのようにキレイに咲くのはいつだろう・・・ と気になった。
2015.8.6
きょう偶然にも
染殿井の横を通りかかったら白い花が見えた。
あ、ギボウシだ。
※ 去年も書いたが、この草の名前は 「オオバギボウシ(大葉擬宝珠) 」というのかもわからない。
2015.8.2 07:55 AMもう咲いたのか。
ギボウシの花が咲くのは、例年もっと遅いのに今年は早い。

2015.8.2これはこれから咲こうという
蕾。
↓
2015.8.2甘い汁でも吸えるのか、この花はいつもアリが群がっている。
↓
2015.8.2
2014.8.14
8月になったばかりだというのに、秋の野草、ヤブラン(薮蘭)の穂が色づき始めた。

2015.8.2 07:25 AM
2015.8.2もはや秋の訪れか !?
2015.8.2

ワルナスビ という雑草を見つけた。
白い花だ。
↓以前御苑内で見たときは薄紫(スミレ色)だった。
→調べてみたら、薄紫(スミレ色)のものと白いものと2種類のワルナスビがあるという。

2015.8.1 11:00 AM白い花びらの真ん中に小さなバナナみたいなものが飛び出している。
↓
2015.8.1バナナが5つの他に、マッチ棒みたいなものが1つある。

2015.8.1どうやら黄色いバナナは雄しべで、マッチ棒は雌しべらしい。

2015.8.1インターネットで調べたら、ワルナスビは手におえない悪者だという記事が一杯見つかった。
例えば、
或るサイトには
『とにかく悪いやつです。しつこく生え、トゲがあり、毒もある。植えた覚えも無いのにこんな植物が生えてきたら駆除しましょう』と書かれてあった。
秋にはミニトマトみたいな
実ができるらしいが、『それまでに刈り取られるので、
実はあまり見られない・・・』 という記事まであった。
相当嫌われているらしい。
2015.8.1---------------------------追記 2015.8.8上の本文で (ワルナスビ)は 『秋にはミニトマトみたいな
実ができるらしいが、それまでに刈り取られるので、
実はあまり見られない・・・』 という記事まであった、と書いた。
苑内ではまさか刈り取られないので、ミニトマトみたいな実ができるのが楽しみだなぁ・・・、と秘かに思っていた。
でも気になるのできょう立ち寄ってみたら刈り取られたらしく、探しても見当たらなかった。
見事に処理されたらしい。
御苑を管理する環境省も、目配りがこまかいようだ。感心した。
2015.8.8
暑い。
まったく暑い。
朝のうちなら少しはマシかと思って
京都御苑に来たが、もう11時頃となればかなり気温は上がっているもよう。

2015.8.1 10:55 AMベンチに腰掛け一休み。
---------------------------追記 京都の気温はその後も上昇し、(8月1日) 午後2時半頃、最高気温 38.5 ℃を記録したという。
2015.8.1
8月になった。
いまが暑さのピークか。
その暑さに負けず雑草が成長していた。

2015.8.1 10:30 AM白いワタのような花 ・・・ でも、これは花ではなくて「果実の冠毛」だそうだ。
へぇー

2015.8.1どこでも見かける、割り方ポピュラーな雑草だ。
この草の名前は「アレチノギク」
『雑草という名前の植物はない』という昭和天皇の名言を思い出す。

2015.8.1こちらは茎と葉。
↓
2015.8.1
2015.8.1
宗像神社の境内にあるカジノキ(梶の木)に実がなっていた。
↓
2015.8.1 10:20 AMといっても、まだ青々としている。

2015.8.1表面に生えている「髭」もまだ少ない。
↓
2015.8.1
2015.8.1
カリンの
実が大きくなってきた。

2015.8.1 10:05 AMまだ青い。
黄色くなるといい匂いがするのだが・・・

2015.8.1
2015.8.1
キバラヘリカメムシがいた。
去年と同じマユミの木だ。(
こちら、2014.8.3 )

2015.8.1 09:50 AMカメラを向けると葉の裏に隠れたり飛び去ったりする。
結構警戒心が強いのらしい。
交尾しているのもいた。
↓カメラを向けたら “連結したまま” 走り去っていく。
器用なのに感心した。

2015.8.1こちらはマユミの木だが、
実 (
殻?)がたくさん成っていた。
↓10月下旬にはこの殻がはじけて、中から真っ赤な
実 (
種?)が出てくると思うのだが・・・

2015.8.1
2015.8.1
2015.8.1---------------------------追記 2015.8.30きょう、上記のマユミの木に立ち寄ったら、やっぱりキバラヘリカメムシがたくさんいた。
キバラヘリカメムシはマユミの木が好きらしい。
そして・・・・・ よく見ているとキバラヘリカメムシ以外に、背中が黄土色した虫もいた。
↓
2015.8.30 10:10 AM黄土色の背中に黒い点が縦にふたつついている。
黒い点からトゲが出ている。
両側にも暗い斑点が並んでいる。
へぇー、何ていう虫だろう。

2015.8.30
パソコンの方はマウスを乗せると、スマホ、タブレットの方はピンチアウトすると 拡大します写真を撮って帰ってウチで調べたら、なんとキバラヘリカメムシの幼虫だという。
上の写真では黄土色のほう(幼虫のほう)が大きく見える。
しかも、幼虫とおとなでこんなに(色や形が)違うのか。
自然界はそういうもんらしい。
2015.8.30
| ホーム |