京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

木蓮の蕾

暦の上では1月だが、きょうは暖かかった。

木蓮、この木は毎年白い大きな花が咲き、目立つので有名な木だ。
(つぼみ)が大きくなってきていた。

木蓮の蕾
2017.1.28 11:40 AM

上を見上げたらたくさんの蕾が見えた。

木蓮の蕾
2017.1.28

きのう(2013.3.16)の状態これらがいっせいに咲いたら見事だ。
例年、満開は3月下旬。

おととしの満開の様子は、コレ
(2015.3.27)

【右の写真をクリックするとそのときの様子が別のウインドウで見られます】

撮影地点=地図
2017.1.28










紅梅 (3)

京都御苑(きょうとぎょえん)の梅。
ほとんどはまだ(つぼみ)の状態だが、何本かはよく咲いている。

これは「梅林」の中にある1本の紅梅。

紅梅
2017.1.28 11:20 AM

よく見れば蕾もけっこうあるので7分咲くらいかなと思うが、パッとみたところ満開かそれに近い感じ。

紅梅
紅梅
2017.1.28

入れ替わり立ち代わり、近づいてきてはカメラに収めていく。
梅の香りも仄かに香っていた。
天気もよかったので、いよいよ春本番近し・・・ を思わせた。

でも暦はまだ1月だ。

撮影地点=地図
2017.1.28










ゴマダラチョウ

きょう、京都御苑(きょうとぎょえん)自然教室があったので聞きに行った。

教室は、植物、昆虫、野鳥、きのこの部にわかれているが、昆虫の部では、担当の T 先生が 「エノキ(榎)の根元の落ち葉の裏にチョウ(蝶)の幼虫が見つかるかもわからない」 と言って、大きなエノキのところに移動した。

いれば、それは ゴマダラチョウ や オオムラサキ といった チョウ(蝶) の幼虫だという。

われわれ20~30人が落ち葉をがさごそと探し回ったが見つからない。
先生は大きな写真パネルを頭の上に掲げて 「こんな幼虫です」 と言われるが、それでも見つからなかった。

・・・・・ ややあって、私が 葉っぱの裏でじっとしている 幼虫 を見つけた。

ゴマダラチョウの幼虫
2017.1.22 10:20 AM
もともと葉っぱは裏返っていたが、これはそれをひっくり返したところ

先生は 「おぉ、見つかりましたか。 それはゴマダラチョウの幼虫です。」 と。
きのう(2014.1.11)の状態そして 「運がよかったです。」 と言ってもらった。

そうだ、ずっと以前も京都御苑で ゴマダラチョウの幼虫を見せてもらったことがあった (2014.1.11)。

あのときは、ガイドの方があらかじめ見つけておかれたものだったが、今回はこっちが見つけた。

きょうの幼虫も 冬眠中なのか、じっとしている。

ゴマダラチョウの幼虫
2017.1.22

ひとしきり みんながカメラに収めたところで、先生の 「元通りにしておいてください」 のことばにしたがって、また根元の落ち葉が降りつめっているところにそ~っと戻しておいた。

ゴマダラチョウの幼虫
2017.1.22

その “大きなエノキ” というのは、この木のこと。
3本ほどの木が合体したのか、複雑な形をしていた。

エノキの大木
2017.1.22

撮影地点=地図
2017.1.22










ロウバイ

この時期、京都御苑(きょうとぎょえん)で目立つ花といえば、梅(ウメ) か ロウバイ(ソシンロウバイ) くらいだろうか。

ほんとの ロウバイ はまだほとんど(つぼみ)で、1本の木に1つ2つ咲き始めた程度だ。
(去年は今頃満開だったのに ⇒ こちら、2016.1.23

いま咲いているのは ソシンロウバイ (素心蝋梅) という種類で、こちらは 鈴なりになって よく咲いている。

ソシンロウバイ
2017.1.21 11:50 AM

ただ、木が小さくて余り目立たないせいか、ほとんどの人は素通りだが、なかには熱心に見つめる人もいた。

ソシンロウバイ
2017.1.21

撮影地点=地図
2017.1.21








雪が止んだ

けさ降り積もった雪は昼ごろに止んだ。

そこで、午後になってもういちど御苑を訪ねてみた。
建礼(けんれい)門に積もった雪もあらかた溶けていた。

雪のあと
2017.1.15 15:00 PM

こちらはけさの建礼門の様子。
よく降っていた。

雪の風景
2017.1.15 07:45 AM


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また、けさ、人のことばに触発されて大文字山がよく見えるところに行ってみたが、そのときは残念ながら 大文字山は何も見えなかった。
雪が降っているせいだった。

雪の風景
2017.1.15 07:40 AM

ところが午後、改めて眺めてみると、大文字がよく見えた。

大文字が見える
2017.1.15 15:05 PM

下は、大文字部分の拡大写真。

大文字の拡大
2017.1.15

以上、雪が止んだあとの情景でした。

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なお、きょうの積雪量は14cmだったそうだ。(京都地方気象台、1月15日午前9時)
そして最低気温は -2.7℃だったそうだ。(同、午前3時26分)

2017.1.15










紅梅 (2)

きのう(2017.1.14)の状態きのう久しぶりに京都御苑を覗いて見たら、例年早く咲く「紅梅」が満開に近い状態だった

この紅梅の木は 知る人ぞ知る有名な梅の木らしく、いつも誰かが写真を撮っている。

きのう昼間は小雪がチラチラする程度だったが、夜になって降りだし、朝には結構積もった。
そこでさっそくカメラを持って京都御苑に行ってみた。

きのうの梅はどーしたかな、と思って立ち寄ってみると、こんな雪でも写真を撮りに来ている人がいた。

雪の中の紅梅
2017.1.15 08:10 AM 【きのうと同じ角度から撮ってます】

きのう見た、あの気品ある赤い花は、雪にすっぽり埋もれていた。

雪の中の紅梅
2017.1.15

雪の中の紅梅
2017.1.15


撮影地点=地図
2017.1.15










雪の御苑

きのう昼間は小雪がチラチラする程度だったが、夜になって吹雪だし、夜にはぼたん雪に変わって朝までには結構積もった。
雪を見るとじっとしておられない私だが、さっそくカメラを持って京都御苑(きょうとぎょえん)に行ってみた。
自転車は危ないから、当然「歩き」だ。

雪の散らつく御苑内に入ると一人の老婦人がいた。
「(雪が)よー降りますな」 と、同意を求めるように声を掛けたら 「(私は)雪国の生まれですから(雪は)珍しくないです」 とのこと。
「どこ(の生まれ)ですか」 と聞いたら 「北陸」 とのこと。それ以上の詳しいことは聞かなかった。

「これだけ降ったら(大文字山の)大文字が白くきれいやろな」 と言われた。
なるほどそうか ! ・・・ と気づいて、その足で(京都御苑から)大文字山がよく見えるところに行ってみた。

雪の風景
2017.1.15

うーん、しかし残念 ! 。 雪が降っているせいで 大文字山は何も見えなかった。

建礼門(けんれいもん)の前まで来たら ぼたん雪が降りだしてきた。

雪の風景
2017.1.15 07:45 AM

こちらは建春門(けんしゅんもん)(から)破風(はふう)の立派な門だ。
雪の積もった桜の木の枝の間から覗いて見たところ。

雪の風景
2017.1.15

これだけ積もるのは珍しいので、男の子が飛んだり跳ねたり横たわったりしてはしゃいでいた。
お母さんもこどものさせるのに任せていた。
「あかん あかん」 と言わんところがえらかった。

雪の風景
2017.1.15


2017.1.15











紅梅

久しぶりに京都御苑(きょうとぎょえん)を覗いて見たら、例年早く咲く「紅梅」が満開に近い状態だった。

その紅梅を鑑賞していた女性に「よく咲いてますねー」と声を掛けたら「いい香りがしますね」と言われた。
花に近づいて嗅がないと私にはわからなかったが、その方は木に近づくだけで匂いがしたそうだ。

そのあとで、中国人女性の二人連れが紅梅のところにやってきた。

早咲きの紅梅
2017.1.14 12:00 PM

早咲きの紅梅
2017.1.14

早咲きの紅梅
2017.1.14

梅は中国から伝わったというが、原産の中国ではいま、梅の木はどう扱われているのだろう。
「梅見」の慣習はあるんだろうか。
残念ながら聞きそびれた。

そのあとで、自転車の前と後ろに子供を乗せたお母さんが近づいてきた。
子供に「ほれ、ピンクの花、見てご覧、寒いのによく咲いているね~」と声を掛けているのが聞こえた。
でも、スピードを落とさずに通り過ぎて行った。

たしかにきょうは小雪がチラチラする寒い日だった。

撮影地点=地図
2017.1.14