先日からサルスベリ(百日紅)が咲き始めていた。
きょう見たら、わりかた咲いてきた。

2017.7.28 11:30 AM蕾はたくさんあるから、これからもっと咲いてくれると思う。

2017.7.28木全体ではまだ花は少ない。
でも、花だけを見たら、やっぱり咲き始めのサルスベリはキレーだ。
↑ ↓
2017.7.28木全体を鑑賞できるようになるにはもう少し日数が必要だ。
2017.7.28
御苑を歩いていたら白いものが地面に散らばっていた。

2017.7.28 11:00 AMなんだろと思って写真を撮り始めていると、上から音もなくパラパラと落ちてくるではないか。
↓どうやら「花」のようで、ちょうどいま咲き終わって散り始めた頃なんだろうか。

2017.7.28何の木だろう。
落ちてきたとこの “新鮮な” のを拾ってみた。
↓
2017.7.28あたりは何本も高い木があって、枝も高いところにあるので、果たしてどの木に咲いている花なのかわからない。
見上げても逆光で(手元が暗く、上は明るい空なので)、花の咲いている様子すらわからない。
多分これだろうと思って撮った木の幹はこれ。
↓縦に深い溝ができている。

2017.7.28ウチに帰って、この木の名前を調べた。
エンジュ(槐)という木らしかった。
インターネットには以下のような説明があった。
花期:7~8月.
中国原産.排気ガスに強いので街路樹としてよく植えられる.
花が散ったあとは木の下が真っ白になる.
この様子では、〔木の下が〕真っ白というにはほど遠いが、これからもっと降り積もるのかもわからない。
2017.7.28
毎日猛暑が続く。
京都御苑を歩いていたら、ヌスビトハギに花が付き、サングラスのような形をした「
実」がなっていた。
この実は、秋には 『くっつき虫』 になるのだが、もう出来あがっているではないか。
暦はまだ7月で猛暑が続いて秋にはほど遠いが、植物にとってはもう秋なのか。

2017.7.28 09:50 AM
2017.7.28
2017.7.28
2017.7.28---------------------------------------さらに歩いていくと、こんどはキンミズヒキにも花が咲いていた。
これも秋には 『くっつき虫』 になる。

2017.7.28 10:50 AM
2017.7.28よく見れば 『くっつき虫』 はもう出来ている。
暦はまだ7月で猛暑が続いて秋にはほど遠いが、植物にとってはもう秋なのか。

2017.7.28
2017.7.28
2017.7.28---------------------------------------ちょっと腰をおろして一休みした。
ふとズボンを見たら、『くっつき虫』 がついていた。
さっき草むらを歩いたときについたらしい。

2017.7.28
2017.7.28手に取ってみた。

2017.7.28ウーン、トゲみたいなのが見える。
↓ズボンにくっつく正体はわかった。

2017.7.28ウチに帰って、このくっつき虫の名前を調べた。
いちばん近いのが 『センダングサ』 だったが、『センダングサ』 なら2本の角(つの)(専門用語で「冠毛」というらしい)があるはずだが、それがない。
したがって、いまのところこのくっつき虫の正体(名前)は不明だ。
『くっつき虫』 といえば季節は秋(~冬)と相場は決まっているが、暦はまだ7月だ。
毎日猛暑が続いて秋にはほど遠いが、植物にとってはもう秋なんだ。
2017.7.28
きょう京都御苑に詳しい S さんに会った。
一緒に歩いていたら草地に分け入って 「これ、ミズヒキや。紅白になってるんで、そういう名前になった。」 と教えてくれた。

2017.7.22 13:00 PMえ?
紅緑色弱の私にはよく分からない。

2017.7.22ぐっと近づいてよくみたら、赤いのがやっと見える。

2017.7.22まだ、花の蕾のようだ。

2017.7.22裏返してみたら白かった。
S さんのいうとおり、「紅白になってる」。

2017.7.22
2017.7.22
秋には真っ赤になるイイギリの実がなっていた。
まるでぶどうのようだ。

2017.7.21 10:50 AMまだ青い。

2017.7.21赤くなるのが楽しみだ。

2017.7.21足元には、青い実が落ちていた。

2017.7.21
2017.7.21
ヤマブキ(山吹)は夏にも咲く (らしい)。
狂い咲きではない (らしい)。
いつも釈然としない。

2017.7.16 12:50 PMさいきんも咲いている。

2017.7.16
2017.7.16私が写真を撮っていたら、立ち止まってこちらを見たオジサンがいた。
私はヤマブキと知っていたが、『これ何ですか』 と声をかけた。
オジサンは 『ヤマブキでしょ』 と答えたので、『ヤマブキなら(咲くのは)春でしょ?』 と切り返すと、
オジサンは 『京都御所は治外法権やし』 と笑っていた。
治外法権だから、規則に縛られず自由にふるまえる、つまり春でなくても自由に咲いても構わない、という意味らしかった。
2017.7.16
ここ数週間前から ツユクサ の青い花を見かけた。
といっても1つ咲いているだけだから、と思って撮らなかった。
ところが、きょうは群生して咲いているところがあった。

2017.7.16 12:30 PMということは、ツユクサ の季節になったのだ。
これから9・10月にかけて ツユクサの咲く季節になる。

2017.7.16
2017.7.16
2017.7.16
以前、モミ(樅)の木に球果がなっているのを見たことがあった。(
こちら(2014.6.22) )
それ以来幾度となく (また なってないかなぁ~) と見上げていた。
きょう見たら大きな(以前見たのと同じ)球果がなっていた。
いつの間にできたんだろう。
3年ぶりだ。

2017.7.16 12:20 PMとても高いところなので、棒の先にカメラをつけて撮ってみた。
↓
2017.7.16白い蝋(ろう)みたいなものがはみ出している。
汚らしい感じだ。

2017.7.16そして、球果の下には透明もの、ヤニか蜜かわからないが、垂れていた。
↓インターネットでしらべてみたが、この透明な液体の正体はわからなかった。

2017.7.16
2017.7.16
草むらに紅紫色の花が咲いていた。
私が京都御苑に来るようになって覚えた花で 『ゲンノショウコ』 だ。

2017.7.16 11:30 AM以前のブログ (2015.7.26) で、京都御苑自然教室の K 先生の説明を紹介したことがあった。
ゲンノショウコの花は
雄しべは10本、雌しべは1本で先(柱頭)が5つに分かれる。インターネット上での図鑑の説明でもそうなっている。
ところが、私の撮った写真では、
◆ 10本の雄しべがある花は、雌しべの柱頭が5つに分かれていない
◆ 雌しべの柱頭が5つに分かれている花には、10本の雄しべがない
それで 去年私が思いついたのが、『ゲンノショウコは雌雄異株』 ではないかという仮説だった。(
こちら )

2017.7.16きょうの花は、 5つに分かれた雌しべの柱頭はあるは、10本の雄しべがない。
↑私の仮説に従えば、この花は ゲンノショウコの
雌株 ということになるのだが ・・・。 果たして ??
---------------------------------------時期的に早いのか、周りを見回しても、ゲンノショウコの花はこれだけだった。
ふつうは9月に咲く花だ。
いまはまだ7月。
2017.7.16
ヘクソカズラ(屁糞葛)が咲いていた。
晩秋にはきれいに紅葉する 垣根 だが、いまは夏 真っ盛りで垣根の植物も伸び放題。
その垣根に絡みついて咲いているのだ。

2017.7.16 10:50 AMたくさん咲いてることは咲いてるが、蕾も多いので、まだ咲き始めかな? と思う。
ところで、写真を撮っていて気づいたのだが、いつも見える 『長い花柱』 が今年は見えない。

ちなみに、『長い花柱』 というのは コレ
→ のことで、長い髭のように見える。(この写真は 2015.8.16 撮影したもの)
念のためあれこれ見てみたが、きょうは どの花にも 『長い花柱』 が見えなかった。
どうしたんだろう。
ま、それはいいとして ・・・

2017.7.16花の中は白い腺毛がいっぱい。
外側も粒々の白い毛がいっぱいついている。
レンズを通してみるとよくわかる。

2017.7.16いまは夏 真っ盛りで植物が伸び放題の垣根。
↓京都はきょうも35℃を超える猛暑だった。

2017.7.16
2017.7.16---------------------------------------追記 2017.9.1上記、 『長い花柱』 が見えなかった問題について。
『長い花柱』 とは、
雌しべであり、上では 『長い髭』 と表現しているもののことです。
その後、8月25日 (
こちら ) でも (今年のヘクソカズラは) 『長い髭』 が見えないなぁ と気にしていた。
きょう、別の場所で
絡みついて咲いているヘクソカズラを念入りに探したら、『長い髭』 のついた花も結構見つかった。

2017.9.1結局、私の探し方が不十分だったようだ。
2017.9.1
マユミの葉っぱに小さな虫が
円形に群がっていた。
これは面白いと思ってカメラを取りに行ったのだが、虫は私に気づいたのか、ほんの10~20秒位の間に、円形に群がっていたのがバラけてしまった。

2017.7.13 13:50 PM
パソコンの方はマウスを乗せると、スマホ、タブレットの方はピンチアウトすると
拡大します遅きに失したが、気を取りなおして 急いでカメラのシャッターを押した。
この写真は、円陣を崩して四方に散らばり始めた瞬間。
↑
円形に群がっていたときの写真は撮り逃した。 残念
!!はて、この虫は何か?
黄色い体と背中の黒い斑点(2つ)。
その特徴は、2015.8.30 に撮った<キバラヘリカメムシの幼虫>とよく似ている。
→そういえば、2015.8.30 に撮ったのも このマユミの木だった。
2017.7.13
草地を歩いていたら、薄紫のものがチラッと見えた。
リュウノヒゲが花をつけているのだった。

2017.7.13 13:30 PMリュウノヒゲ自体、花をつけるのはあまり知られていない。
私も2年前に京都御苑で初めて見た。
なんとも地味な花だ。

2017.7.13どうもこの花が下向きに咲くようだ。
それで指でつまんで起こした状態がこれ。
↓
2017.7.13すると黄色いおしべ(?)が見えた。
2017.7.13
きょう京都御苑の自然に詳しい I さんに会った。
雑談の中で 「ナンキンハゼの花」 が咲いているという情報を得た。
ナンキンハゼの花は見たこともなく、このブログにも採りあげたことがないので、さっそく見に行った。

2017.7.13 11:00 AMなるほど、黄色い房のような花(?)がたくさんぶら下がっていた。
(植物学の専門用語では「総状花序」というらしい。)
花はいい匂いがするのか、花のまわりを小さな虫が忙しく飛び回っていた。

2017.7.13こちらは蜂。
↓花の蜜を吸ってるのだろうか。

2017.7.13いい匂いがするのかな、と思って何度も嗅いでみたがよく分からなかった。

2017.7.13アゲハチョウも飛んできた。
でも花に止まっても一瞬ですぐ飛び去って行くなど動きが早すぎるので、カメラには収められなかった。
花房(専門用語で「総状花序」)の付け根のほうには、早くも 「
実」 ができ始めていた。
↓
2017.7.13ウチに帰ってインターネットで調べてみたら 『花序の上部に多数の雄花、基部に0〜数個の雌花がつく』 という説明があった。

この説明に従えば、右のほうに見えるのが(基部にある)雌花の子房で、秋になって黒い実になるんだうと思われる。
↑こちら(右)は、黒くなったナンキンハゼの実。
→2年前の秋に撮ったもの。
2017.7.13

先日、エゴノキの実がなっているのを見た。
すずなりだった。
→そのことを京都御苑の自然に詳しい T 先生に話したら、先生はエゴノネコアシ(エゴの猫足)という、エゴノキにできる「虫コブ」のことに言及されていた。
きょう、別の I さんに会って雑談していたら、エゴの猫足のことに話が及んだ。
そして I さんは 「別のエゴノキですけど、エゴの猫足が見られますよ」 と教えてくれた。
これはチャンスと思って I さんに言われた場所に行ってみたがエゴノキがよく分からなかった。
ウロウロしているところへ、運よく I さんが自転車で追いかけてきてくれて、「これですよ」 とエゴノキを教えてもらった。
↓
2017.7.13 10:30 AMこちらはクローズアップ写真。
↓

2017.7.13エゴノネコアシとは、エゴノキに寄生する『エゴノネコアシアブラムシ』という虫の巣で、数ある「虫コブ」の中ではかなりポピュラーなものだそうだ。
インターネットで調べてたら、エゴの猫足をつぶして中を開けてみた人のブログがあった。
『中から無数のアブラムシの幼虫でてきてびっくりした。虫が平気な私もこれには参りました。』と
それを知った私は、同じことをする勇気は失せた。
2017.7.13
御苑の一郭で人だかりがあった。
木の枝に アオバズク が止まっているのだ。
どれどれ・・・ と私も、人が指差す方を見ると、2羽ならんで止まっていた。
超望遠のカメラで撮った人の写真を見せてもらったら、まんまるな目でこちらを向いている。
(夜行性なのに、昼間から起きているのかなぁ ・・・) と思いながら見せてもらった。
さすが超望遠なので、アオバズクの細部までよく撮れていると思ったが、ご本人は 「びっくりしたような顔なので気に入らん」 という。
私にはそんなことまで分からないが、凝る人にとってみれば、そんなところも気になるようだ。
私のカメラは望遠は弱いし アオバズク は撮れないのはわかっているので、うつむき加減ですごすごと引き返していたら、草地に1本の花が咲いていた。

2017.7.7 11:00 AM(あ、ネジハナ だ ! )ネジハナに元気づけられた。
すっかり忘れていたが、ネジバナの咲く季節になったらしい。
あたりを見回しても、あちらに1本、こちらに1本 ・・・ といった状態で、見つけるのに苦労する。
ネジバナの季節、といっても、まだ咲き始めなのだろうか。
そんな中で、2本並んで咲いているのをやっと見つけた。
↓アオバズク を追っている人にとって、ネジバナ は気を惹かないようだ。

2017.7.7こちらは例によってクローズアップ。
↓
2017.7.7この花は時計回り (上から見て右巻き) だった。
2017.7.7
カメラを首から下げて歩いていった人が、立ち止まって何かを撮っている様子だった。
それで追いかけて言って聞いてみた。『なにかいますか?』
↓
2017.7.7 10:30 AM望遠レンズの先を見ると、
チョウがガ(蛾)か分からないが、結構派手な模様の虫がシロツメクサに止まっていた。
その人は 『あいにくマクロ(レンズ)を持ってこなかったので ・・・』 とつぶやきながら狙っていた。
私のコンパクトデジカメは、もちろんレンズ交換はできないし、望遠も光学4倍だ。
しかし マクロ機能は備えている。

2017.7.7それで、ぐっとカメラを近づけて撮ってみた。
撮っているあいだ、じっとしていてくれた。

2017.7.7止まり方や羽の形がガ(蛾)に似ていたので、ウチに帰ってインターネットで調べてみたが、該当するのが見当たらない。
ひょっとして ・・・ と思ってチョウ(蝶々)を調べたらすぐわかった。
『ヒメアカタテハ』 というチョウだった。
Wikipedia には「ヒメアカタテハ は南極大陸を除く全ての大陸に分布していて、現在世界で最も広く分布するチョウの一つだ」 とあった。
へぇー
2017.7.7
萩の花が咲いていた。
まだ7月になったばかりなのに。
目を疑った。

2017.7.7 10:20 AMこれだけたくさん咲いているので 「狂い咲き」 ではなさそうだ。

2017.7.7
2017.7.7足元には花殻がけっこう落ちていた。
↓だから、かなり前から咲いているようだ。

2017.7.7---------------------------------------萩といえば秋の七草のひとつだし、何より漢字は秋に草かんむりだ。
だから、
萩=秋 というイメージが出来上がっているようだ。
でもネットで調べたら
「開花時期は、 6/ 5 ~ 10/末頃」
「7~9月に咲くが、種類によっては、6~8月に咲くのもある」
「ハギの花は秋だけではなく、通常は初夏から花が咲く」
「夏前から咲き出しているが、やはり秋の9月頃が見頃」
などの記載があったから、私が目を疑う必要などなかったのだ。
2017.7.7
5月頃、人から 『エゴノキ』 が御苑に植わっていると聞いた。
それで見に行ったが、花は散ったあとだった。
インターネットには「花期はとても短い」とあった。
今年は花を見逃したが、きょう 『エゴノキ』 のところを通ったら
実がなっていた。

2017.7.6 13:20 PMすずなりのところもある。
豊作だ。
実際目で見るとよくわかるが、写真に撮ってみると、保護色でわかりにくい。

2017.7.6おもしろいことに、雌しべ(花柱)がよく残っている。

2017.7.6よくみると、ペアでできるみたいだ。

2017.7.6・・・が、3つのもあるのかな?

2017.7.6
2017.7.6
きょう久しぶりに
京都御苑に行ったら、ヤブミョウガ(薮茗荷)が咲き始めていた。
そういえば、暦はもう7月だ。

2017.7.6 13:00 PMヤブミョウガは苑内の数か所に生えているが、この付近のが一番咲いている状態で、他はまだ
まばら だ。
ことしは咲くのが遅いようだ。

2017.7.6白い雌しべがにゅっとつき出しているのはちょっと異様だ。

2017.7.6
2017.7.6
いちょうの木の下で自転車を止めた女性がいた。
スマホを取りだし、カメラでぎんなんを撮り始めた。

2017.7.6 12:30 PM声を掛けたら 「ぶどうみたいに実ってるので・・・」 という。
ま、たしかによく実ってる。
↓足元には、しかし、たくさんのぎんなんが落ちていた。
「きのうの大雨で落ちたんちがいますか」 とのこと。

2017.7.6ん、まだ熟してないちいさなぎんなんの実がたくさん落ちていた。
↓

2017.7.6落ちているのをひとつ拾って嗅いでみたが、あの独特のにおいはしなかった。
熟してないから、当然だろう。
2017.7.6
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