いま新緑のもみじが美しい。
ところが、苑内にある神社の参道にひとつ赤い葉っぱのもみじがあった。

2018.4.29 15:00 PMみとれていたら、カメラを持った人が 『やっぱり新緑のもみじがいいですね、半分逆光になったところなんか特に美しい』 といって、新緑のもみじにレンズを向けていた。

2018.4.29インターネットで調べてみたら、この赤いもみじはイロハモミジの園芸品種で「野村紅葉(のむらもみじ)」というものらしい。
四季の変化としては面白くないが、一応このブログで採りあげることにした。
2018.4.29
前のブログ「トチノキ」の花を見に来た人が、その隣のカマツカにも花が咲いていたので、こちらにもカメラを向けていた。

2018.4.28 14:10 PM一面に白い花がついている。

2018.4.28近づいてよく見ると ・・・
オシベがとっても長くて放射状に張りだしている。
それがかたまって咲いている。
黒いケシツブみたいなのが気になった。
インターネットで調べてみたら 『葯は最初は白いがやがて黒くなる』 とあった。

2018.4.28じゃぁ、そのケシツブは何個あるのか。
『雄しべは20個』とのこと。インターネットではなんでもわかる。
なかにはツボミもあるが、まぁ 満開 といったところだろう。
↓(黒くなった葯があるので、開花してやや経つのか?)

2018.4.28『花弁は円形のお碗状で5枚、雌しべは先で3つになる。』
そうか、写真を見たら花弁(はなびら)はインターネットの説明どおりだ。
だが、「雌しべは先で3つになる」は写真では確認できない。
2018.4.28
トチノキ(栃)に花が咲いていた。
高い樹で、下の方には花がついていないので、遠くからしかわからないが、白いモノが点々とついている。

2018.4.28 14:10 PM花全体は円錐形で、独特の形をしている。


2018.4.28花だけではなく、葉っぱも大きくて独特だ。

2018.4.28緑がみずみずしい。
2018.4.28
女の子が花を摘んでいた。
そばにいたお母さんに 『(この子の様子を)撮っていいですか』 と聞いたら、「(この子は)動き回るからなかなか撮れないですよ」 とのこと。
その子は 摘み取った 白いハルジオンの花を 束にして 飛び回っていた。

2018.4.21 11:30 AMお母さんのことばとおり、女の子はかたときもじっとしてくれない。
カメラのシャッターを押すチャンスがない。
ところで 御苑の野原では、ここ最近急にハルジオンが増え始めた。
過去のこのブログをみても、ハルジオンを取り上げたのは4月の下旬だ。
もう、その季節になったということだ。

2018.4.21女の子は 足下にある綿毛のついたタンポポをちぎるや否や、すぐにプーと吹いた。
↓綿毛が飛んでいく様子が面白いらしい。
これにはカメラのシャッターが間に合った。

2018.4.21みれば、咲き終わったタンポポに綿毛が出来ていた。

2018.4.21さて、白いハルジオン(春紫苑)。
ハルジオンには、その他によく似たヒメジョオン(姫女苑)というのがある。

2018.4.21見分け方は、茎が中空になっているになっていることだという。
折ってみた。
ん、たしかに茎は中空だ。
↓
2018.4.21女の子が 「おかあさ~ん、ムシがいるぅ !」 と叫んだ。
指さした先を見ると、リュックに緑色した小さな虫が止まっている。
↓遠くからこんな小さなのが見えるのか。
よっぽど目がいいみたいだ。
(それとも、自分の持ち物に “動くもの” がいたので気味悪く感じたのか?)

2018.4.21お母さんは落ち着いて 「カメムシや」。
(へー、これもカメムシか。もちろん 私は知らなかった。)

2018.4.21ウチに帰って調べてみたら、この小さな虫は 「アオクサカメムシ」 か 「ツヤアオカメムシ」 みたいだった。
たぶん 「アオクサカメムシ」 ではないか。
いずれにしろ、 カメムシは当りだった。
2018.4.21
オドリコソウ(踊子草)が咲いていた。
おや、もう咲いてる ・・・、と思った。
しかし過去のブログを見たら、おととしは4月10日に咲いているのを見ている。
だから、決して早いとは言えない。

2018.4.18 12:40 PMオドリコソウは独特の形をしている上に、棘(とげ)まであり、さらに名前が変わっているので、すぐ覚えられる野草だ。

2018.4.18名前の由来が 『花のつき方が、笠をかぶった踊り子達が並んだ姿に似る から』 とのことなので、その様子を撮ってみた。
↓似ているのは 『笠』 だけで、想像を相当たくましくしないと踊り子達には見えない。
昔の人はえらいなぁ。

2018.4.18
2018.4.18
ゲンゲ が咲いていた。

2018.4.18 12:10 PM街なかでは珍しいと思ってまた撮ってしまった。

2018.4.18私にとっては子供の頃に飾ってもらった大将人形を思い出すなつかしい花だ。

2018.4.18
2018.4.18
この時期 京都御苑では ウマノアシガタ がもっともよく咲いている。
草地、道端 ・・・ いたる所で咲いている。

2018.4.18 12:00 PM「お花畑」というのはこういう場合の形容詞として使うのだろうか。

2018.4.18草地全体がパァーっと明るい感じになる。
ところで、写真を撮っていて気づいたが、ウマノアシガタの葉っぱにナメクジでも這ったのだろうか、面白い線がついている。



2018.4.18とっても面白いので何枚もシャッターを押してしまった。
この絵の筆者は誰だろうか。
2018.4.18
スミレ(菫)が咲いていた。

2018.4.18 11:40 AMスミレ はとても種類が多くて 名前を見つけるのが難しいらしい。
その中でも、これが あのよく聞く ほんとの スミレ らしい。

2018.4.18
2018.4.18
2018.4.18でも苑内ではあまりお目にかからない。
2018.4.18
ウバメガシの花が咲いていた。
といっても、
全然花らしくない が、いま花盛りだ。

2018.4.16 13:50 PM黄色い房のようなのが無数に垂れ下がっている。

2018.4.16全部は咲かないで、つぼみみたいなのもある。

2018.4.16咲いたのからは黄色い花粉(?)が出て、葉っぱについていた。

2018.4.16
2018.4.16
銀杏の木の下に、足の踏み場もないほど花殻が落ちていた。
すごい量だ。

2018.4.16 12:40 PM確かこの銀杏は秋にぎんなんがならない木だ。
ということは牡の木らしい。
従ってこれは
雄花ということになる。
こうして写真を撮っているときも、パラパラと落ちてくる。
降り注ぐ、って感じだ。

2018.4.16ひとつまみ手に取ってみた。
よく見ると、花粉が飛び出たあとと思われるものと、そうなってないものとが混在している。
↓
2018.4.16専門的なことは分からんが、枝には落ちる寸前の花殻がついていた。

2018.4.16
2018.4.16
もうあらかた散ってしまっただろうと思っていた桜。
遅咲きで知られた霞桜(かすみざくら)がまだ残っていた。

2018.4.13 14:50 PM日が西に傾き、写真を撮るには少し遅い時間だったが、霞桜で戯れる孫を撮る親がいた。
中国からの観光客だそうだ。
もう桜は見飽きたのだろうか、こんなにキレーに咲いてるのに 日本人が全然現れない ・・・

2018.4.13やっと日本人が来た。
しかし、スマホのカメラに収めると足早に去って行った。
勿体ない。

2018.4.13遅咲きの桜は八重桜や里桜と厚ぼったいのが多い。
それはそれで見ごたえがあるが、この 『霞桜』 の清々(すがすが)しい風情はなんとも捨てがたい。

2018.4.13国花として日本人が好む桜はこれじゃなかろか。

2018.4.13斜めに射す西日の下でしばしうっとりした。
もうこれでことしの桜は終わりだろう。
2018.4.13
えーっと、以前とっかで見かけた黄色い花が一面に咲いていた。

2018.4.13 14:30 PM過去の私のブログを調べたら、去年5月3日付けで 「『ヘビイチゴ(蛇苺)』というらしい」 とレポートしていた。
(
こちら、2017.5.3 )
どうやらこれも ヘビイチゴ(蛇苺) らしかった。

2018.4.13五弁の花びらの間から
萼のようなモノが見えるのが特徴だ。

2018.4.13横から見るとこんな具合だ。
↓
2018.4.13ついでに葉っぱも。
↓
2018.4.13葉っぱの先が尖ってないから ヘビイチゴ と思う。
〔ヤブヘビイチゴ は葉っぱの先が尖っているという〕
2018.4.13
昔はあまり聞かなかった 『花粉症』。
いまや国民病の様相だ。
私の周りでもマスクを外せない人、いつもティッシュを用意している人は多い。
その元凶は
杉花粉らしい。
松はどうなんだろう。
きょう苑内を歩いていたら、松の木から白い煙のようなものが飛び散っていた。
松花粉の季節になった。

2018.4.13 14:15 PM指でちょっとゆすってみたら、パァーと飛び散った。
私のカメラが白い粒だらけになった。
(粒といっても極く小さく、粉と言ってもいいくらいだ。)

2018.4.13同じ木でも、こちらは花粉を出し切った後らしい。
↓
2018.4.13私もこの粉みたいな花粉を吸ったと思うが、クシャミはしなかったし、どうもなかった。
松の花粉では 『花粉症』 にはならんようだ。
念のためインターネットで調べたら、「赤松は花粉症の原因になる」 と書いてあった。
この木は黒松だから大丈夫らしい。
2018.4.13
モチノキ(黐の木)に花が咲いていた。

2018.4.10 14:00 PM遠くから見ると黄色く見えるが、近づくと淡い黄緑だ。
密集して咲いている。

2018.4.10これはモチノキの雄花(おばな)だそうだ。
↓ツノのように伸びた4本が雄しべがあり、真ん中は退化した雌しべだそうだ。

2018.4.10図鑑には『ソメイヨシノが咲くころに咲く』とあった。
なるほど、桜は散ったから、こちらのモチノキも散り始めたらしい。
樹の下には、いま落ちたばかりの花が散乱していた。
↓
2018.4.10
2018.4.10
林の木の下にゲンゲ(蓮華草)が咲いていた。

2018.4.10 13:40 PM昔、田んぼなどで一面に咲いているのを見たことがあるが、ここは公園だし、環境が違うのか、一面に咲くという状態ではないのは残念だ。

2018.4.10花はなかなか複雑な形をしている。
下の写真は、上から見たところ。
六角形で意外とまとまった形をしているではないか。
万華鏡を連想した。

2018.4.10
2018.4.10
苑内に1箇所だけ大輪の椿が咲くところがあるという。
かねて、苑内の事情に詳しいSさんから聞いていた。

2018.4.10 13:20 PMああ、ここか。
とても大きなまっ赤な椿だ。
『日光椿』 という種類だろうか。

2018.4.10そしてその隣には赤い
斑入りの白い椿。

2018.4.10椿は園芸品種として多くの種類が生まれているので、なんという椿か特定できない。
とにかく Sさんが言っていたとおりの大輪の椿だ。

2018.4.10樹の下には椿の花が落ちていた。

2018.4.10こんなのを見ると、昔の武家は縁起をかついで椿を忌み嫌ったのがよく分かる。
2018.4.10
御苑の草地にタンポポが群れて咲いているなかにムラサキ色のモノが点々と見える。

2018.4.10 13:15 AMムラサキ色のモノは<ムラサキサギゴケ>で、御苑の春を彩る主役だ。

2018.4.10タンポポの方はといえば、ことし初めて見たのは3月中旬だったが
(→ こちら、2018.3.13 )、それから1か月、こんなに群れ咲くようになったのだ。

2018.4.10再びムラサキサギゴケ。
この季節、苑内のどこでも見られるので、御苑を訪れたときはぜひ見てやっていただきたい。
ちなみに花の
どアップは
↓草地に入るときは花をなるべく踏みつけないようにお願いします。

2018.4.10 13:15 PM
パソコンの方はマウスを乗せると、スマホ、タブレットの方はピンチアウトすると 拡大しますいま御苑は春真っ盛りだ。
2018.4.10
ナズナが花をさかせていた。
ぺんぺん草ともいう。
それは実の形が三味線の撥(ばち)に似ているから。

2018.4.10 13:00 PMもうたくさんついている。
かなり前から咲いていたのか。

2018.4.10気がつかなかった。
しばらく京都御苑に来なかったからなぁ。
といってもたった5日ほどだが。
この時期は、季節の移り変わりが早い。

2018.4.10
2018.4.10
しばらく京都御苑から足が遠のいていた。
といってもたった5日ほどだが、その間に桜もほとんど散り、いまや遅咲きの
御衣黄桜 が見ごろとなっていた。
この時期は、季節の移り変わりが早い。

2018.4.10 12:40 PM御衣黄桜は黄緑色の花が咲く桜ということで知られており、話題性に富む。
だから、次々と訪れる人があった。

2018.4.10しかし “珍しい” というだけで、美しさに欠ける。
実際、外国からと思われる観光客も近くに大勢いたが、関心はいま満開の 『里桜』 のほうで、御衣黄桜には見向きもしなかった。

里桜 2018.4.10 12:50 PM
2018.4.10
しばらく京都御苑から足が遠のいていた。
といってもたった5日ほどだが、桜もほとんど散り、いまや里桜など遅咲きの桜の頃となっていた。
この時期、季節の移り変わりは早い。
桜の木の下に黄色い「ウマノアシガタ」が咲いていた。

2018.4.10 12:40 PM艶のある黄色い花びらですぐわかる。

2018.4.10きょうは思いっきりクローズアップしてみた。

2018.4.10
パソコンの方はマウスを乗せると、スマホ、タブレットの方はピンチアウトすると 拡大します
2018.4.10
春になって、草地で急に成長しはじめた野草。
あちこちで繁ってきたなぁ~ という野草がある。
ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)だ。
カラスノエンドウ(烏野豌豆)ともいうらしい。
きょうは、小さな花なので分かりにくいが、道端にあるヤハズエンドウに花がいっぱいついていた。
こないだまでは花が咲いていなかったような気がする。
そのつもりで見れば、けっこう咲いている。

2018.4.5 15:00 PM最近のこのブログで口癖となったが、このヤハズエンドウの花も例年に比べて早い。

2018.4.5
2018.4.5きょうは曇りなので淡赤紫の色が冴えないが、花盛りだった。
2018.4.5
野原に白い大きな花が咲いていた。
近づいてみると、花びらには紙をクシャクシャにしたような皺がある。

2018.4.5 15:00 PMおや? いつか見たことあるな ・・・ ?
と、思って過去の私のブログを調べてみたら、かつて 『クサイチゴ』 の花ではないか、結論づけた花のようだった。

2018.4.5ベリーならばベリーの実がなるはずだ。
果たして如何に?
2018.4.5
もうヤマブキ(山吹)が咲いていた。
満開といっていいだろう。
ことしは早い。

2018.4.5 14:20 PM通りかかった女性3人組のグループも写真を撮っていたが、2人しか写らない。
シャッター押したげましょか、と声を掛けたら 「お願いします」 とのこと。
山吹の花をバックに撮ったら、3人の陰になって、花はあまりしっかりと写らなかった。
そういってカメラを渡すと 「いや、ここに花がいますからダイジョーブ」 と前の人物を指さして 「ありがとうございました」 と言って行かれた。
笑い声だけが残った。

2018.4.5
2018.4.5曇り空なので黄色は冴えていなかったが、けっこう見ごたえがあった。
いま、御苑内のあちこちに山吹が咲いている ・・・。
さっきの女性グループも 「私は山吹(の花)が大好き」 と目を細めていた。
2018.4.5
夏から秋にかけてつつましく咲く萩(はぎ)の木。
根元からきれいさっぱり切られていた。
冬の間に処理されたらしい。

きょう 2018.4.2 13:20 PM参考までに、下
↓ は生い茂っていたころの様子。
このときは花が少し咲いていた。

生い茂っていたころの萩 = 2015.8.30 撮影こちら
↓ はきれいさっぱり切られた根元の、きょうの様子。

2018.4.2萩はこのように一旦根元まで切り戻すことで、再び美しく再生するのかもわからない。
はてさて、今後が楽しみだ。
2018.4.2
ことしの春は記録的な暖かさだという。
きょうも最高気温が25℃を越えた。
所用で通りかかった小川では子供たちが水遊びに興じていた。

2018.4.2 13:00 PM
2018.4.2
幹が皮だけになり、しかもねじれている。
かなり珍しい(痛々しい)容姿のサクラ。
人呼んで 『皮桜』 とも 『螺旋(らせん)桜』 ともいう。
御苑では有名な樹だ(と、私は思っている)。
けさ通りかかったら、見物人もなく静かに咲いていた。
でも、外人が一人寄ってきてカメラを向けた。
いままさに満開だ。

2018.4.2 10:40 AM幹はご覧のように皮だけとなってかなり痛々しい。
私が京都に移住して初めてこの樹を見たときは、桜のたくましい生命力に感心した。

2018.4.2その感情はいまも変わらない。
2018.4.2
スミレの花が咲きだした。

2018.4.1 14:40 PM結構広範囲に咲いている。
4月になったばかりだというのに、早い。

2018.4.1スミレといってもいろんな種類があるらしいが、これは日本で最もポピュラーな 「タチツボスミレ」 という種類らしい。
2018.4.1
御苑の山桜が散り始めた。
風に舞って “落花盛ん” である。
このカメラはスローシャッターが利かないので落花が風に舞う様子は写せないが、ご容赦いただきたい。

2018.4.1 14:30 PMきょうは御苑の西隣に鎮座する
護王神社の神幸祭とあって、建礼門前まで
渡御した
神輿(みこし)がしずしずと通り過ぎて行った。
2018.4.1
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