白い小さな実がたくさんぶらさがっていた。

2019.6.26 13:30 PM何の木だろう?
木の ”雰囲気” からすると、モッコク(木斛)みたいだ。

2019.6.26そうだとすると、10月頃には赤く色づく。
↓
こちらは 2016.10.10 に撮った 御苑内の別のモッコクの木 ( こちら )これから実が成長するのだろう。
四季の変化が楽しみだ。
と書いたところでちょっと気になったので、改めて図鑑を見たら、「モッコクの花は7月頃に咲く」 とあった。
いまは6月下旬だ。
へぇー、そうすると実だと思ったのは、蕾だったのか?
実際 7月頃に花が咲いたら、これは
蕾 だし、咲かずに赤くなったら
実 だということになる。
果たして ・・・ ??

2019.6.26
2019.6.26
小さな丸い実みが無数にぶら下がっている木があった。
エノキ(榎木)だ。

2019.6.26 12:40 PM枝の裏側に入ると、実がシルエットになってよく分かる。
↓
2019.6.26それよりも目立つのが、エノキの虫癭(ちゅうえい)だ。

2019.6.26エノキの虫えい(虫こぶ)は珍しくないが、ここでは集中してついていた。
↓虫えい(虫こぶ)だらけだ。

2019.6.26エノキによく見られる代表的景観だ。

2019.6.26虫えい をインターネットで調べたら、正式には「エノキハイボフシ」 というそうで、犯人はフジダニという虫だそうだ。
2019.6.26
銀杏の実(ギンナン)が実ってきた。
そのギンナンを女性がスマホで撮っていた。

2019.6.26 12:30 PM私が近づくと、私の方を振りかえって 「こんな青いんですね」 と微笑みながら声をかけられた。
秋になればギンナンは熟して黄色くなるが、未熟な、こんな青いギンナンを(多分初めて)見て感動されたのだろう。
うれしそうな表情だったので、こちらもうれしくなった。

2019.6.26
2019.6.26
2019.6.26
この時期、ヒメジョオン (姫女苑) が各所で生い茂っている。
ヒメジョオン (姫女苑) と ハルジオン(春紫菀) は見たところとてもよく似ているので知られている。
前者は初夏から秋にかけて咲くが、後者は春 4~5月頃に咲く。
いま、6月なので ヒメジョオン ということになる。

2019.6.23 09:00 AMどこででも見かける雑草だが、姿はスラッとして背が高い。

2019.6.23花びらは真っ白だが、近づいてみるとやさしい紫色を帯びている。

2019.6.23ヒメジョオン と ハルジオン の見分け方のひとつに、茎の中で見分ける方法がある。
茎に白い綿のようなものが詰まっていたら ヒメジョオン、空洞だったら ハルジオン とされる。
これは中に白いものが詰まっているので 「ヒメジョオン」 で間違いなし。
↓
2019.6.23
2019.6.23
朝、御苑の周りを歩いていたら2人の人が水路を見ながら何やら話していた。
何事かと近づいてみると 「カモがいる」 とのこと。
私も覗いてみると、雌と思われる親ガモに、小さな子ガモが群れているではないか。
1、2、3 ・・・ 子ガモは8羽いる。
子ガモは首を伸ばしたりジャンプしたりして、壁に生えている草を食べようとしている。

2019.6.23 08:30 AM何というカモですか?と聞いたら、男性は
「さぁー、マガモかなぁ」
そこに立ち寄った別の人は 「カルガモですよ
! 」 と。
カルガモといえば、新聞やテレビで報じられる <カルガモ親子の引っ越し風景> を思い出す。
この親子も どこかから、ここへ引っ越してきたらしい。

2019.6.23でもこの水路は、上流で行き止まりになっているし、下流は排水口になっている。
排水口に吸い込まれたらカルガモは助からないだろう。
男性は木の枝を手にして、下流に流されないように追っていた。

2019.6.23そうこうするうちの、多くの人だかりができた。
このまま放置したら、下流に流され排水口に吸い込まれてしまう恐れがある。
誰かが110番した。また別の人は動物園に電話していた。
無事、どっかの安全な池にでも移ってくれたらいいのになぁ、と思いつつそこを立ち去った。
2019.6.23
夏草が生い茂る草地にわけ入って歩いていたら、小さな朝顔状の花があちこち咲いていた。
コヒルガオ(小昼顔)だ。

2019.6.19 10:00 AM蕾もあるし、咲き終わった花殻も落ちていた。
次々に咲き続けるみたいだ。

2019.6.19
2019.6.19
2019.6.19
夏椿が咲いていた。

2019.6.19 09:40 AM通りかかった女性が足を止めた。
花を見上げていたので、私が 「よく咲いてますね」 と水を向けたら、
「東林院に比べたら少ないわー」「栄養が足りんのやろか」 とつぶやいて、去っていった。

2019.6.19そんな会話をよそに、花は静かに咲いていた。

2019.6.19
2019.6.19
きょう、サンゴジュ(珊瑚樹)の植わっているところに寄ったら、もう殆ど咲き終わっていた。
↓
2019.6.18 12:20 PMことしは撮影チャンスを逃した、残念 !!
と思っていたら、日当たりの悪い所の木にはまだ花が残っていた。
↓
2019.6.18
2019.6.18見たところネズミモチの花に似ている。
ネズミモチの雄蕊(おしべ)は2本だが、こちらは5本あるようだ。

2019.6.18秋の赤い実が楽しみだ。
2019.6.18
アオバズクは春に南方から日本にやってきて、6~7月頃に巣を作り子育てし、秋に帰るという 「夏鳥」 だ。
お寺や神社の境内など大木の洞に巣を作るが、京都御苑には大木が多く、毎年アオバズクがやってくる。
野鳥ファンには大変人気がある。
きょう、アオバズクが毎年営巣する場所を通りかかったら、一人の男性が双眼鏡でクスノキを見上げていた。
小さな声で 「(アオバズクは)いますか?」 と声を掛けたら、右手で 「OK」 マークを作って知らせてくれた。
その方の指さす方を見ると、アオバズクはすぐ見つかった。
そこへ数人やってきて観察が始まった。
「カメラをしもたけど、また出すわ」 といいながら、大きなカメラを出す人もいる。

2019.6.18 11:10 AM「あ、眼を開けた」「羽を広げた」 などと話し合っている。
こちらは肉眼だから、そんなことは全然わからん。
私のカメラの望遠倍率はたったの4倍だが、かろうじて撮れた。

2019.6.18
2019.6.18
そろそろ咲くころだろうと思って、ナツツバキが生えている数箇所を見て回った。
どこも蕾は多いが、ひとつふたつ咲く程度でイマイチだ。
そのうち、1箇所だけ、花が盛んに散らかっているナツツバキの樹があった。

2019.6.15 12:00 PMナツツバキは 『いちにち花』 だから、もう相当前から咲いていたようだ。

2019.6.15こちらは今朝咲いたところだ。
↓
2019.6.15すかさずカメラに収める人もあった。

2019.6.15
2019.6.15散り敷いたところも 「絵」 になる。
↓
2019.6.15
2019.6.15
ことしは体調を崩していたので、エゴノキの花が咲いたのを見逃した。
花が散って、エゴノキには既に多数の実がなってぶら下がっていた。

2019.6.15 11:30 AM見ると、エゴノネコアシ(エゴの猫足)ができていた。
エゴノキにできる 「虫コブ」 の愛称だ。

2019.6.15エゴノキに寄生する 『エゴノネコアシアブラムシ』 という虫の巣で、数ある 「虫コブ」 の中ではかなりポピュラーなものだそうだ。

2019.6.15
2019.6.15以前に エゴノネコアシを見たのは7月中旬だった (
↓ ) が、あのときはバナナの形をした袋に穴が開いていたので、アブラムシが出た後だったようだ。

2017.7.13 撮影いまは6月中旬。
巢(虫コブ)ができたところらしい。
2019.6.15
ナツツバキが咲くころだと思って早朝の京都御苑に行ったら、散歩の途中と思しき人が タイサンボク の花を撮っている人がいた。
つい数日前は咲いてなかったように思う。
きょうは4つ~5つ咲いていた。

2019.6.14 07:00 AMこちらは比較的低いところに咲いている花。

2019.6.14私も写真を撮ろうと近づくと、いい香りがした。

2019.6.14
2019.6.14
以前、ボダイジュ(菩提樹)の花を見たことがあった。(
こちら、2016.6.10 )
きょうはどうかな?と思いながらやってきた。

2019.6.13 11:00 AM咲いてる咲いてる !!

2019.6.13高いところに咲いているのでカメラを上に向けて撮ろうとしていると、小さな粒がぽろぽろ降ってくる。
余り風は強くないのに、次から次へと降ってくる。
頭にも当たる。
下の通路には、落ちた花が散乱していた。
↓
2019.6.13以前のブログ(2016.6.10)を改めて見てみると、
咲かないで落ちているのか、咲ききらないで落ちてしまうのか、よくわからない。
写真を撮っているあいだも、ポロポロ落ちてくる。
この調子だと、きょう一日で全部落ちてしまうのではないかと思うくらいのスピードで落ちてくる。
と書いているではないか。
きょうも全く同じ状況だ。
落ちてきた花を拾い集めてみてみると、『咲いて落ちる』 ようだ。
↓或いは 『咲くと落ちる』 のかもわからない。

2019.6.13こちらは咲いているところ。
↓カメラを向けていると、年配の女性から 「何 撮ってるんですか」 と声をかけられた。

2019.6.13『これがボダイジュで、花が咲いてます』 と答えると、即座に
〽 いずーみに添いて、しげーるぼだいじゅー ですか? と冬の旅の一節を歌ってくれた。
私はうれしくなって、パチパチと拍手した。
そして 『この花は、ほれこのように(
↓)葉っぱから花が咲きます』 と説明したら、
「あぁ、葵も同じですね」 とのこと。
私は知らなかったので 『へぇーそーですか』 と心細げにいうと、
「あの葵祭のときに飾る フタバアオイ ですよ」 と補足説明してくれた。

2019.6.13
2019.6.13
あじさいの咲いている近くに、真っ白なカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)の花が咲いていた。

2019.6.12 11:40 AM園芸品種なので、誰かが植えたんだろう。

2019.6.12ちょうど見ごろである。
2019.6.12
あじさいが咲き始めた。
京都御苑のこのあたりはあじさいが集中して植えられている。
右向こうの株もあじさいだ。

2019.6.12 11:40 AMまわりに花びらがついているので「がくあじさい」だ。

2019.6.12小さな粒状の蕾がびっしりついている。
↓淡い黄緑色のものがやがて紫色に変わるのだろう。

2019.6.12そして、紫色に変わったらパッと開いて咲きだすようだ。
咲いているのは、株のてっぺん、一番太陽の当たっているところの1つだけだった。

2019.6.12紫色が鮮やかだ。

2019.6.12この近くには 「カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)」 も咲いていた。 →
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2019.6.12
京都の街中には、南天を植えているうちが多い。
この時期、どこのうちも白い花を咲かせている。
京都御苑でも咲いている。

2019.6.12 11:30 AM遠くからだと白く見えるが、ちかづくと黄色いのが見えてくる。

2019.6.12蕾が白いが、花びらも白い。
黄色いバナナみたいなのが6つあるのはおしべだろう。
植物学的には 「雄蕊(ゆうずい)」 というらしい。

2019.6.12ところで、南天の葉っぱを見ていて気がついたが、葉っぱのフチの内側に、フチに並行して葉脈がある。
変わった葉脈だ。

2019.6.12
2019.6.12
マユミの木に、実 (実を包む殻)が成っていた。
10月下旬にはこの殻がはじけて(裂けて)、中から真っ赤な実 (種)が出てくる、アレだ。

2019.6.12 11:20 AM花が咲いていたのがひと月前だから、早くもこんな実が成ったことになる。
緑色した殻なので、遠くからはわかりにくいが、近づいてみるとたくさん成っている。
今年は豊作だ。
秋が楽しみだ。

2019.6.12この実 (実を包む殻)は、植物学的には 「蒴果(さくか)」 というらしい。
見たこともない漢字だが、「蒴」 とは袋やカプセル状のものを指すらしい。
なるほど。

2019.6.12
2019.6.12
2019.6.12
黄色い花が咲いているような樹が見えた。
イチイイガシだ。

2019.6.12 11:10 AM黄色く見えたのは若葉だった。

2019.6.12さらに近づいてみると、花が咲いていた。

2019.6.12なぜか若葉は元気がない。

2019.6.12花はもう咲き終わったなのか、足元には花殻がいっぱい落ちていた。

2019.6.12
2019.6.12
ムラサキシキブの咲くころとなった。

2019.6.12 10:50 AM
2019.6.12
2019.6.12図鑑では 「雄しべ4個、雌しべ1個」 とある。
黄色いのが雄しべ
白くて長いのが雌しべみたいだ。

2019.6.12まだ、蕾もある。
しばらく咲き続きそうだ。

2019.6.12
2019.6.12
草地に白い穂が出て、そよ風になびいていた。
これは何という草か?

2019.6.12 10:40 AMインターネットで調べてわかった。
「チガヤ」 だという。
そして、この白い穂は 綿毛 というのかと思ったら、「絹毛」 というのだそうだ。
綿ではなくて絹か
!! なるほど。

2019.6.12近づいてよく見ると、種(?)みたいなものがついている。

2019.6.12もう咲き終わったのだろう。

2019.6.12
2019.6.12
京都御苑にはビワの木が1本ある。
花が咲くのは見たことがあるが、実のなったのは知らない。
6月になったので、ひょっとして実がなっているかな?と思って寄ってみた。
よーく探したら1個、さらに探したらあと2個なっていた。

2019.6.12 10:30 AM果物屋の店先に出すにはちょっと貧弱だ。

2019.6.12足元にはビワの実が落ちていた。

2019.6.12
2019.6.12
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