花盛りのカシの木があった。
わっ、すごいと思った。

2020.4.30 13:50 PMカシの木の花は見慣れているが、こんなに花に覆われているのは珍しい光景だ。

2020.4.30近づいてよく見ると、まだ咲いてないようだから、蕾だろう。

2020.4.30これは シラカシの木 ではないかと思う。

2020.4.30
2020.4.30
2020.4.30
今年、このブログで最初に
桜 を取り上げたのは五分咲きの枝垂桜だった。(
こちら、2020.3.15 )
それからひと月半、いま 京都御苑では 『普賢象』 という名の八重桜が満開だった。

2020.4.29 13:30 PM京都御苑は桜の種類が多く、ひと月半もの長い間楽しめたことになる。
その 『普賢象』 も、きょうは散り始めたようだ。
この桜は花冠のままぼとりと落ちるので、“拾いで” がある。
↓
2020.4.29上を見上げれば、今を盛りと咲き誇っていた。
白とピンクが混ざって咲いている。

2020.4.29花の奥から緑の葉が二本伸びていているのが見える。
これが、普賢菩薩の乗る象のきばのように見えるから 『普賢象』 と呼ばれるのだそうだ。

2020.4.29
2020.4.29
2020.4.29
カラタチの花が咲いていた。

2020.4.29 13:00 PM力なく、弱々し気な花だ。
昔、島倉千代子の「からたち日記」というのが流行った。
その歌詞には 「雨の小径に白い仄かな ・・・・ からたちの花」 とある。〔作詞: 西沢 爽〕

2020.4.29そっと想いをいだく乙女心か ・・・
ん、なるほどね。

2020.4.29葉も一緒に出てくるみたいだ。
↓
2020.4.29花が散って子房がふくらみかけている隣に、もう実が立派に実っていた。
早いなぁ。
↓
2020.4.29
2020.4.29
毎年、銀杏の雄花が咲き終わったら花殻がパラパラと落ちる。
こないだ咲いていたばかりだから、まだだろうと思っていたが、よく見るともう結構落ちているではないか。

2020.4.27 14:00 PM
2020.4.27遠くからではそう感じないが、近くでよくみると白いウジムシのようで、見ようによっては気味悪い。

2020.4.27その隣では黄色い 『ヘビイチゴ』 の花が咲いていた。
↓ (記事は
こちら )

2020.4.27
2020.4.27
苑内にはモミジの木がたくさんある。
いま新緑の色が目にやさしい。

2020.4.27 13:30 PMひと月程前 花が満載だったが、どうなったかな?と覗いてみた。

2020.4.27花の跡に小さな種が出来ていた。

2020.4.27といっても、まだとても小さい。
出来立てのホヤホヤだ。

2020.4.27
2020.4.27
この頃、松の木の新芽がぐんぐん伸びている。

2020.4.27 13:00 PM
2020.4.27新芽の下の方に雄花らしいものがついている。

2020.4.27
この アカマツ の雄花は 1個1個が離れていて、クロマツ の雄花とはかなり違う。
これは クロマツの雄花 だが、密集していたし、細長い。
→ (2020.4.21 撮影、記事は
こちら )
クロマツの花は先日満開で、花粉を盛んに振りまいていた。
風が吹くとパーっと白いものが巻き上がり、苑内が霞んで見えた。
アカマツはまだだ。
↓
2020.4.27
2020.4.27
最近、新型コロナウイルスに感染しないため 「外出時に避けるべき場所」 として 「三密」 が人口に膾炙している。
「三密」 というのは 「密閉」「密集」「密接」の頭文字だそうだ。
ところが、京都御苑は換気のよい解放空間だし、閑散としているので密集することもないし、人と接して会話することもない。
だから、京都御苑は新型コロナウイルスの感染を避ける理想の空間といえそうだ。
その空間で、春の野草を見ながら歩いてみた。
まず目にしたのは 『ヤブニンジン (藪人参)』。
特徴ある形をしているのでスグわかる。
ただ、鑑賞に耐えるというほどのものではない。

2020.4.27 10:00 AMこの種は すでに3週間前に見た時もできていた。
これは3週間前(2020.4.9)に撮ったもの (記事は こちら )このときは、花も残っていたが、いまでは花は見当たらない。
小さなトゲが見えるので、くっつき虫になりそうだ。
↓
2020.4.27葉っぱは、名前の由来となった、ニンジンの葉に似ている。
↓
2020.4.27-------------------- ② --------------------ところが、すぐその隣で、もひとつ ニンジンの葉の形の野草があった。
ほんと、よく似ている。

2020.4.27しかし、花が全然違うので名前はすぐわかった。
『オヤブジラミ (雄藪虱)』 だ。

2020.4.27花の下には、もうトゲトゲの種ができていた。

2020.4.27-------------------- ③ --------------------少し歩いたところに、可愛い花が咲いていた。

2020.4.27あまり見たこともない花だが、鮮やかな紫色が緑に映える。

2020.4.27『ショカツサイ(諸葛菜)』 という花らしい。

2020.4.27
2020.4.27-------------------- ④ --------------------草地では 『ナズナ(薺)』 も咲いていた。別名 ぺんぺん草 。

2020.4.27よく見ると、蕾もある。

2020.4.27三味線のバチみたいだから、ぺんぺん草 というらしいが、これは葉っぱと思ったら、種だって。

2020.4.27-------------------- ⑤ --------------------陽だまりに 『シロツメクサ (白詰草)』 が群生していた。

2020.4.27
2020.4.27
2020.4.27-------------------- ⑥ --------------------シロツメクサの隣にちょっと見慣れない花が咲いていた。

2020.4.27茎が直立して、てっぺんに青い花がついている。

2020.4.27調べたら 『タチイヌノフグリ』 だという。
このブログで この野草をレポートするのは初めてだ。
イヌノフグリの仲間っていう訳か
?!
2020.4.27へぇー
?! 花は確かにオオイヌノフグリに似ているが、全体の形や葉っぱはあまり似てない。
-------------------- ⑦ --------------------松の木の下に 『マツバウンラン(松葉海蘭)』 が咲いていた。

2020.4.27松の木の下に生えているので「マツバ」かと思いきや、Wikipedia には 「葉の形が松葉〔に似ていることからこの名がついた〕」 と書いてある。
でも、葉は見当たらない。

2020.4.27葉のない茎がすくっと直立し、青紫色の小さな花がついている。

2020.4.27下唇の真ん中に大きな白いのがあるのが印象的だ。

2020.4.27-------------------- ⑧ --------------------5月にならないと見られない 『ムラサキカタバミ(紫片喰)』 がもう咲いていた。
周りを見回しても、この株だけだ。

2020.4.27私はこの可憐な花が好きだ。
しかし、世の中では、一旦生えたら退治するのが困難な野草として嫌われているらしい。(詳しくは
こちら )
-------------------- ⑨ --------------------こちらにも カタバミ に似た花が咲いていた。
銀杏の木の下なので、周りには銀杏の花殻がいっはい落ちていた。

2020.4.27 14:00 PM何という野草か?
葉っぱから判断するとイチゴのようだ。

2020.4.27多分 『ヘビイチゴ(蛇苺)』 だ。
このブログでもヘビイチゴは何度もレポートしているが、まだ実(イチゴ)の成ったのをみたことがない。
ことしはぜひ見てみたいものだ。

2020.4.27-------------------- ⑩ --------------------人があまり分け入ってこない所にある けやきの巨木の根元に 見事な花が咲いていた。
初めて見る花だ。
園芸種みたいな花で、野草とは言えないなぁ。
誰かが持ち込んだのだろうか。

2020.4.27調べてみたら 『ホソバオオアマナ(細葉大甘菜)』 という植物らしい。
ひとつふたつ 蕾にようなのが見えるが、まぁ 満開だ。

2020.4.27
2020.4.27-------------------- ⑪ --------------------その近く 『ムラサキケマン(紫華鬘)』 がまだ元気に咲いていた。
咲いているのを見つけたのが3月22日。(記事は
こちら )
その数日後には 一面に広がっていた。(記事は
こちら )
それからひと月以上経つが、まだ健在だ。

2020.4.27もう何度もレポートしているので止(や)めときたかったが、うれしくなって つい撮ってしまった。
お許し願いたい。

2020.4.27きょうの野草レポートはこれでおしまい。
お疲れさんでした。
2020.4.27
新型コロナウイルスの世界的蔓延で日本にも非常事態宣言が出され、外出自粛が求められている。
所用のついでにちょっと京都御苑をのぞいてみたら、イヌを散歩させる人がぽつりぽつり居る程度で閑散としていた。
そんな中で、例の御衣黄(ぎょいこう)桜が静かにまだ咲いていた。
青空の下、見る人もなく淋しい。

2020.4.25 09:50 AM咲き始めて2週間経つから、この花は長持ちだ。
このとき( 👇 )の様子と比べると随分葉が繁ってきている。
咲いた頃(2020.4.12)の様子 (記事はこちら )そして、足元には花がたくさん落ちていた。

2020.4.25とはいうものの、枝にはまだ花もたくさん残っている。
↓花の奥が真っ赤に染まり、そこから赤い線がくっきりと出ている。

2020.4.25陽に当たる桜と、・・・

2020.4.25逆光の桜。

2020.4.25因みにこちら( 👇 )は、上記の2週間前の様子。
赤さが増しているのがよくわかる。
咲いた頃(2020.4.12)の様子御衣黄の花の命は長い。
ソメイヨシノ だとこうはいくまい。
2020.4.25
銀杏(いちょう)の木から花や葉っぱが出る季節だ。
それで銀杏の木のところに寄ってみた。
この銀杏の木は雄株(おすかぶ)で、芽からは葉っぱとともに、“つぶつぶ” のものが大きくなってきた。
この “つぶつぶ” が花だが、これから咲く寸前のようだった。

2020.4.21 15:40 PM葉っぱはもう “一人前” に大きくなっている。

2020.4.21数歩下がって振り返ると ・・・

2020.4.21木全体が新芽(花と若葉)で包まれていた。
2020.4.21
クロマツの花を撮っていたら、その足元にスミレが咲いていた。
このスミレは去年もここで見た。

2020.4.21 15:00 PMクロマツの花粉をかぶっている。

2020.4.21こちらはその葉っぱ。
↓
2020.4.21-------------------- ② --------------------すぐその近くで小さな花の野草があった。

2020.4.21キュウリグサ(胡瓜草)ではないか。〔キウリグサとも書くらしい〕
特徴ある形の花で、すぐわかる。

2020.4.21こちらも〔スミレ同様に〕上から降ってきた松の花粉がついていた。
↓
2020.4.21-------------------- ③ --------------------さらにその先を見ると、ウマノアシガタの群落があった。〔キンポウゲともいうらしい。〕
いま、御苑内ではどこでも見られる光景だ。

2020.4.21ウマノアシガタをことし初めて見たのは、例年より早い3月26日だった。(
こちら )
それから約4週間。
いま、最盛期といっていいだろう。
きょうは曇りだが、陽が当たればもっとパァーっと明るくなった景色を楽しめただろうに、惜しい。

2020.4.21-------------------- ④ --------------------そのウマノアシガタの群落の隣で、ヤハズエンドウが繁っていた

2020.4.21先日来、花も咲き始めていたが、きょうは、こんなにたくさん花が咲いていた。
一面ムラサキ色のかわいい花だ。

2020.4.21
2020.4.21こちらは特徴ある葉っぱ。
↓
2020.4.21-------------------- ⑤ --------------------こちらはハルジオン。
花はふつう白いが、この花は薄い紅紫がかっていて美しい。

2020.4.21似た野草にヒメジョオンがあるが、蕾がうなだれるのがハルジオンの特徴だという。

2020.4.21それと、茎が中空なのもハルジオンの特徴だという。
たしかに中空になっていた。

2020.4.21-------------------- ⑥ --------------------その隣は オニタビラコ(鬼田平子) 。
曇天のせいか開ききっていない。

2020.4.21オオジシバリに似ているが、葉っぱの形で、多分オニタビラコ。

2020.4.21
2020.4.21-------------------- ⑦ --------------------沢山写真を撮ったので立ち去ろうとしたら、白いスミレが目に留まった。
スミレは種類が多くて、区別がむつかしいという。

2020.4.21インターネット情報だと、ツボスミレというのかなと思われるが、もとより自信がない。

2020.4.21
2020.4.21
2020.4.21
きょうは 御苑のあちこちで、風が吹くとパーっと白いものが巻き上がっていた。
松の花粉だ。
たしか、去年もこんな日があったことを思いだした。(
こちら、2019.4.26 )
花粉の犯人はこれ。
↓
2020.4.21 14:50 PM松の木の雄花(おばな)だ。 〔この松はクロマツ〕

2020.4.21
2020.4.21こちらは雌花(めばな)で、雄花の中から出た新枝の先に、もう “まつかさ” の赤ちゃんができていた。
2個や3個のものが多いが、これは5個。 ( 👇 )

2020.4.21
2020.4.21
おや !?! 花かな?
ニレ科やブナ科の花を見慣れているので、これも直感で何かの花だと思った。

2020.4.21 14:40 PMあ、これは以前、黄葉したときをレポートした 『ムクノキ』 だ。( 記事は
こちら、2017.10.30 )
へー、椋(ムクノキ)の花ってこんなんか。

2020.4.21でも、咲いている風ではないから、これは 多分 蕾 だろうな。
こちらは ムクノキ の全景。
↓
2020.4.21
2020.4.21
京都御苑で、別のところに植わっている霞桜。
気になったので見に行った。
満開だった。
↓
2020.4.21 14:30 PMこのブログから昔の写真を引っ張り出してきた。
これは4年前の満開の光景。
↓このときも、きょうとよく似た角度で撮っていた。
4年前(2016.4.18)の様子 〔記事はこちら〕ことしは、満開とはいうものの、少し散り始めている。

2020.4.21清々しい桜花だ。

2020.4.21
2020.4.21
いま四月は樹々の新芽が噴き出す頃だ。
モミの木に新芽が出ていた。
葉っぱの先だけ黄色くなる光景は ちょっと面白い。

2020.4.21 12:10 PM三つに分かれて出てきている。
↓
2020.4.21これが開いて、葉っぱになるのだろう。

2020.4.21その近くには花がぶら下がっていた。
↓雄花だ。
ツブツブに隙間が空いているので、もう花粉を飛ばした後らしい。

2020.4.21その隣のモミの木は、もう葉っぱになっていた。
↓
2020.4.21
2020.4.21
御苑の外周の石垣の上に植えてあるウバメガシ(姥目樫)に花房が垂れていた。

2020.4.17 16:20 PM咲く前の状態みたいだ。

2020.4.17こちらは咲き終わっているみたいだ。

2020.4.17
2020.4.17
里桜が満開だった。
多分 「関山」 という品種。

2020.4.17 15:10 PM背が低いので、花がよく鑑賞できる。

2020.4.17
2020.4.17
椚(クヌギ)に花が咲いていた。

この木は、毎年大きな実 (
→ ) がなる木で、私もよく知っている。 〔2018.10.9 撮影〕
へー、椚もこんなひも状の花が咲くんだ。
↓椚の花を見るのは初めてだが、ひも状の花をつける木は珍しくない。

2020.4.17 13:40 PM枝じゅう花だらけだ。
この調子だとことしは豊作か。

2020.4.17花だと思ってよろこんで撮ったが、花が咲いている様子ではないので、これは蕾なのかもわからない。

2020.4.17
2020.4.17

去年、K さんに教えてもらったカスミザクラ(霞桜)。
→そのときのが印象深かったので覚えていて、今年も咲いたら是非見てみたいと思っていた。
1週間ほど前、遠くから見ていたら枯れ枝だけだったので、枯れてしまったかと心配した。
そこで近くに寄ってみると、まだ蕾だったので、ホッとしたことがあった。
・・・ そしてきょう。
↓咲いているではないか。
(去年の画像と、撮った角度が違いますが、同じ木です。)

2020.4.17 13:10 PMまだすこし蕾もあるが、見ごろと言ってよかろう。
すがすがしい桜の花だ。

2020.4.17K さんによると、花柄に毛があるのが特徴だとのことだった。

2020.4.17インターネットにも 「花はヤマザクラに似るが、花柄の毛でヤマザクラと区別できる」 とある。

2020.4.17「開花と同時に葉がでる」
「葉の鋸歯の先端は鋭くとがる」
「表面は緑色だが、裏面は淡緑色で光沢がある」

2020.4.17去年 K さんに教えてもらった蜜腺(みつせん)もあった。

2020.4.17インターネットによると 「蜜腺は甘い蜜が出る器官で、サクラとアリが共存共栄する秘密がある」 という。
「植物の葉にはガの幼虫などの昆虫がやってきて葉を食べる。
しかし、植物としては葉を食べられたくない。
そこで、植物は蜜腺から蜜を出してアリをおびき寄せる。
アリは蜜をめあてに植物にやって来るが、ガなどの幼虫やその卵をみつけると、これらも食べたり、エサとして巣に持ち帰ったりする。
このように、蜜腺は自己防護のためにアリをうまく利用する。
アリも蜜を吸って栄養を蓄え、さらに害虫も食べる。」
なるほど。
勉強になる。
2020.4.17
新型コロナウイルスで外出自粛要請中のため、御苑への人出は極めて少ない。
そんな中で、通りかかった人が足を止める八重の桜の木があった。

2020.4.15 12:40 PMうっすらピンクのやさしい色の桜だ。
やー、派手やなぁ。
思わず目を細めた。

2020.4.15咲く前は赤味が多いが、咲くと薄くなるようだ。
花びらの縁(ふち)が赤いところが面白い。

2020.4.15この赤いのは、多分咲き始めなのだろう。
↓
2020.4.15八重桜は園芸品種として種類が多く、名前もついている。
この敷地の管理者に聞いたところ 『福禄寿(ふくろくじゅ)』 だとのこと。
名前といい、景色といい、春を満喫して満腹になった。
2020.4.15
紐のように垂れ下がっている花があった。
アラカシ か シラカシ か、はたまた アカガシ か ウラジロガシ か イチイガシ か ・・・・ ?
この種の区別はわかりにくい。

2020.4.15 12:30 PM多分 アラカシ(粗樫) だろう。
全然花らしくない。

2020.4.15綿みたいなのが出ている。
↓
2020.4.15こちらはおしべか? 放射状に飛び出ている。
↓
2020.4.15木の種類が判らないので、葉っぱの写真も載せておく。
↓
2020.4.15
2020.4.15
ほとんど倒れた桜の木があって、立入禁止の標識が出ていた。

2020.4.15 12:10 PM
2020.4.15たった3週間前、これ(
↓)は 同じアングルから見た 満開の頃。〔3月26日〕
満開だった頃〔3月26日〕 (記事は こちら )もう1枚、違うアングルから見たその日の桜。(
↓)
確かにこの木は、道路に張り出してはいるものの、このときは大丈夫だったのに。
満開だった頃〔3月26日〕 (記事は こちら )このように、道路に張り出すことで 豪華さを演出して見ごたえのある山桜だ。
私は以前からこの桜が好きで、毎年咲くのを楽しみし、その満開の頃を愛でていた。
うしろに廻ってみるとこんな状態だ。
もともと傾いていたのが 更に傾きを増したようだ。

2020.4.15こうなっては、御苑管理者は多分伐ってしまうのだろう。
惜しい
!!いまからでもなんとか救えないものか。
---------------------------------------満開から3週間。
もうサクランボが出来かかっていた。
↓
2020.4.15
2020.4.15
2020.4.15
もう何週間も前からチラホラ咲き始めていたムラサキサギゴケが、最近数を増やし群生状態になってきた。

2020.4.15 11:40 AM毎年この頃になるとあちこちの草地の広がるムラサキサギゴケの花。
この花を踏みつけないよう草地を歩くのはむつかしい。
それほどよく咲いている。

2020.4.15
2020.4.15
2020.4.15
ピンクのきれいな花が咲いていた。
あ、カリンの木だ。

2020.4.15 11:20 AMここ何年か、花の咲いたときに出会う機会がなかったので忘れていた。

2020.4.15
2020.4.15地面には花びらが散っていた。
↓
2020.4.15見れば、散って萼(がく)とおしべだけになったのも沢山あった。

2020.4.15あゝ、もう 花の盛りを過ぎているのだ ・・・。
私がカメラを向けていると、男性が近づいてきて 「何の木ですか?キレイな花ですね。サルスベリですか?」 と声をかけられた。
「これはカリンですよ」 というと、「幹がサルスベリみたいですね」 と。
なるほど、そうだ。
↓
2020.4.15
2020.4.15
シロヤマブキが咲いていた。
咲いているときに出会うのは久しぶりだ。
調べてみたら、
2014年 にレポートして以来だ。
6年も経つのにちっとも大きくなってない。

2020.4.15 11:10 AMついでに調べたら、シロヤマブキは環境省レッドデータブックに絶滅危惧ⅠB類として記載されているそうだ。
絶滅危惧Ⅰ類とは「絶滅の危機に瀕している種」で、A類とB類がある。
A類は「ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの」で、危ない。
B類は「A類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」
となっている。
ふーん、そうか。
そういえば、ヤマブキはありふれた木だが、シロヤマブキはあんまり見ない。
インターネット情報によると、
名前にヤマブキとついているが、これは花や葉がヤマブキに似ていることに由来していて、ヤマブキの白花品種という訳ではない。
ヤマブキの花弁は5枚
シロヤマブキの花弁は4枚


なるほど。
葉っぱはヤマブキのそれとよく似ている。
2020.4.15
浅い緑の花をつける御衣黄(ぎょいこう)桜。
3日前、 『七、八分咲き』 とレポートしたが、きょうは満開だった。
花を観賞しつつ、ブログに取りあげようか、どうしようか ・・・ と思案していたら次々に人が訪れる。

2020.4.15 10:50 AM例年、このブログではあまり御衣黄(ぎょいこう)桜を取り上げないが、今年はもう2回もレポートした。
私自身はとくに思わないが、これだけ人気が高いとつい取り上げたくなる。
見に来た人はみなカメラに収めていく。
おっと、満開と書いたがよくみればまだ蕾もある。
ま、しかし『満開』 といって差し支えないだろう。

2020.4.15花びらに赤い線が入る。

2020.4.15黄緑色のなんとも珍しい花だが、人気があるだけにそれなりの見ごたえはある。

2020.4.15
2020.4.15
ウワミズザクラ(上溝桜)が見ごろになっていた。

2020.4.12 11:10 AMきょうは日曜だが、新型コロナウイルスの蔓延予防のため外出自粛要請が出ているせいか、京都御苑を訪ねる人もまばらだ。

2020.4.12コップを洗うブラシのような形をしていて、ちょっと見たところ桜とは思えないが、れっきとした桜だそうだ。

2020.4.12満開かなと思ったけど、中にはまだ完全には咲いていない「穂」もあった。
まあ、八分咲きといったところだが、桜はその頃が見ごろだという。

2020.4.12上溝桜 と書いて「ウワミズザクラ」という。
ウワミゾ と書いて ウワミズ と読む。
ウワミゾ が訛って ウワミズ になった・・・ という説明だが、なんで訛ったのか不思議だ。
ちょっと舌を噛みそうな名前だ。
2016.4.9
日曜だが雨になった。
御衣黄が気になったので出かけてみた。

2020.4.12おー、咲いてる咲いてる。
こちら(
↓)は2週間前の様子。
2週間前(2020.3.29)の様子 記事はこちら 雨でも見に来る人がいた。
「ようやく咲きましたね」 と男の人から 声をかけられた。
待ちわびておられた様子だ。

2020.4.12そこへ女性も 「この花を見にきました」 と。
満開ではなく、七、八分咲きといった程度か。

2020.4.12
2020.4.12
2020.4.12なかなか人気がある。
2020.4.12
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