京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

スダジイの実

しばらく御苑に行く機会がなかった。
スダジイの実を拾っている人が目にとまった。

椎
2020.10.25 13:20 PM

「(実が)落ちてますか」 と声をかけて、手にされているポリエチ袋の中を覗かせてもらった。
少しは落ちている様子で、ポリエチ袋には結構実がたまっていた。

「時代祭のある10月22日前後の、強く風が吹いた翌朝がいい」 とのことだった。
ふーむ、そうかと思って木を見上げたが、実がついていたと思われる枝に実はもう見当たらなかった。
ことしは実の落ちるのが早かったのだろうか。

椎
2020.10.25

それでも、私も足元をよく探せがある程度は落ちていた。(

撮影地点=地図
2020.10.25








色づくエノキ

二人連れの外人が黄色くなった葉を見上げていた。

榎
2020.10.19 15:00 PM

エノキが黄葉し始めたのだ。
例年、この木は色づくのは早い。
2006年には、10月10日にこの木を 『黄葉第1号』 としてレポートしたことがある。( こちら、2016.10.10

榎
2020.10.19

緑と黄色のミックスだが、これから全体が黄色くなるのだろう。

流暢な日本語を喋る女性のほうは外交官を目指すイギリス人で、この木は何といいますか、と聞かれた。
「これはエノキといいます。しかし、オガタマノキという木がからんでいるので、右の方は緑です。」と説明してあげた。
二人はこれから京都御所を見学したいという。
それなら、受付が3時半に閉まるので、急いで行くよう促して別れた。

こちら( )は エノキ+オガタマノキ の全景。

榎
2020.10.19

撮影地点=地図
2020.10.19













チカラシバ

チカラシバが秋の陽の逆光を浴びて輝いていた。

力柴
2020.10.15 14:50 PM

秋を代表する雑草のひとつで、いま京都御苑では我が物顔に生えている。

力柴
2020.10.15

力柴
2020.10.15

撮影地点=地図
2020.10.15








ナワシログミ

生垣に白い花みたいなのがぶら下がっていた。

苗代
2020.10.15 14:40 PM

よく見ればやっぱり花みたいだ。
茶色い斑点がついていて、美しいとはいいがたいなぁ。
その隣はつぼみだろうか。

苗代
2020.10.15

しらべてみたら、ナワシログミ (苗代茱萸) というらしい。
花びらに見えるのは「萼筒(がくとう)」というらしい。

苗代
2020.10.15

苗代
2020.10.15

撮影地点=地図
2020.10.15








イセハナビ

イセハナビ(伊勢花火)が咲いていた。

伊勢花火
2020.10.15 14:30 AM

あまり聞きなれない名前の草だが、そういうらしい。

伊勢花火
2020.10.15

伊勢花火
2020.10.15

伊勢花火
2020.10.15

撮影地点=地図
2020.10.15








紅葉はじまる

葉っぱがオレンジに変色していた。
そういえばこのサルスベリの木は毎年、早く紅葉する。

百日紅
2020.10.15 14:10 PM

女性が近づいてきてカメラを取り出した。
「花が咲いているのかと思った」と漏らしていた。

百日紅
2020.10.15

まだら模様ではあるが、オレンジ色になっている。

百日紅
2020.10.15

秋は急速に深まっていく。

百日紅
2020.10.15

撮影地点=地図
2020.10.15










ホトトギス

ホトトギスが咲iいていた。

時鳥
2020.10.15 13:50 PM

まだ蕾も多いので、咲き始めのようだ。
雑草のように茂みを作っていた。

時鳥
2020.10.15

アップで撮ってみると、花の真ん中は噴水のように見える。
派手な恰好をした花だ。
この斑点がホトトギスのようだというが果たして ・・・ ?

時鳥
2020.10.15

撮影地点=地図
2020.10.15









キンモクセイ

秋の日の穏やかな午後、どこかからいい匂いがするので、辺りを見回したらキンモクセイが咲いていた。

金木犀
2020.10.15 13:30 PM

花の盛りは年によって前後するみたいで、ことしは遅かったようだ。

金木犀
2020.10.15

陽の当たる側だけでなく、日陰側もよく咲いている。

金木犀
2020.10.15

匂いの正体はこの花だが、鼻を近づけてもあんまり匂わないのに離れるとどこからともなく香ってくる。
ふしぎな匂いだ。

金木犀
2020.10.15

金木犀
2020.10.15

撮影地点=地図
2020.10.15










ノコンギク

草地でノコンギク(野紺菊)が咲き始めた。

菊
2020.10.13 11:30 AM

図鑑によると、この花は二重構造だそうだ。
それぞれに名前がついていて、長い花びらを『舌状花』、中央にある黄色いのを『筒状花』あるいは『管状花』というのだそうだ。
植物学の名前はむつかしい。

菊
2020.10.13

咲く前の状況は、花びらは濃い色をしている。
咲くと色が薄まるらしい。

菊
2020.10.13

菊
2020.10.13

少し離れたところにも咲いていたが、こちらは花びらが短い。
別の種類かと思ったが、図鑑によれば 「ノコンギクは個体差が大きい」 そうだ。

菊
2020.10.13



撮影地点=地図
2020.10.13










ぎんなん

台風一過、ぎんなんを拾っている人がいた。

銀杏
2020.10.10 10:00 AM

たくさん落ちている。

銀杏
2020.10.10

「実はまだ青いくらいのほうがきれいや」
「仏さんに供えたり、ご飯に入れて炊いたりする」 とのこと。

銀杏
2020.10.10

枝には、落ちずに残っているぎんなんもあった。

撮影地点=地図
2020.10.10










台風14号が本州に接近したが、右へ(南へ)方向を変えたた。
京都御苑では萩の花が雨に濡れていた。

萩
2020.10.10 09:40 AM

ことしは萩の花が余り咲かなかった。
これは、一番ましな株。

萩
2020.10.10

萩
2020.10.10

ことしは萩だけでなく、サルスベリ、キンモクセイも余り咲かなかった。

撮影地点=地図
2020.10.10







ツルボの群落

ことしは見られないなぁと思っていた『ツルボ』(蔓穂)の群落に、ついに会えた。

蔓穂
2020.10.3 11:50 PM

去年ツルボの群落を見たのは9月24日だったから、10日も遅い。 (こちら、2019.9.24
そういえば、ことしは彼岸花も珍しく遅かった。 (こちら、2020.9.27

蔓穂
2020.10.3

やっと出会えてホッとした。

蔓穂
2020.10.3

撮影地点=地図
2020.10.3










ミゾソバ

溝蕎麦 | ミゾソバ | 京都御苑赤紫のキレイな花が咲いていた。
あ、『ミゾソバ』だ。
思わずカメラを向けた。

溝蕎麦
2020.10.3 11:30 AM

もうこんな季節になったのか。
と思って過去のブログを探したら、おととしの写真がでてきた。

おととし
おととし(2018.10.18)の様子 記事は こちら

撮影の日付を見ると10月18日となっているので、大分あとだ。
きょうは疎らにしか咲いていないところをみると、もう少しあとになれば〔上の写真のように〕もっと華やかになるのだろうか。

溝蕎麦
2020.10.3

もう、結構咲いているのだけどもなぁ。

溝蕎麦
2020.10.3

なかなかキレイな色をしている。

撮影地点=地図
2020.10.3