京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

カマツカ

『カマツカ』(鎌柄)が満開だった。

鎌柄
2021.4.30 14:20 PM

地味な花だが、近づいて見るとおしべが長く放射状に延びて結構派手だ。

鎌柄
2021.4.30

鎌柄
2021.4.30

撮影地点=地図
2021.4.30






奈良の八重桜 (2)

京都御苑には 『奈良の八重桜』 という珍しい品種の桜の木があるという。
去年、それを見つけてレポートしたことがある。( こちら、2020.5.5

なにが珍しいかといえば、
まず、◆ 蕾は真っ赤なのに、咲くと白い花で、次第に赤くなり、3日程で散るという。
また、◆ 咲くのがめっちゃ遅く、しかも次々咲くので、結構遅くまで咲いているという。

その後、信頼ある情報では 『奈良の八重桜』は御苑内に2本あることがわかった。

そのうちの1本。これは去年レポートした木。
パッとみただけでは咲いているようには見えない。

奈良
2021.4.30 13:00 PM

ちかづいてみづと、まとまって咲いている枝があった。
白い花だが、ほんのり赤みがさしている。

奈良
2021.4.30


そしてこちらはもう1本の木。
森の中の道沿いに生えているが、花は高いところに咲いている。

奈良
2021.4.30 14:00 PM

私のカメラに望遠機能はついていないので、棒の先にカメラをつけ、セルフタイマーで撮ってみた。
こちらは結構赤い色をした花もある。
きれいな赤だ。

奈良
2021.4.30

別の角度からもう1枚。

奈良
2021.4.30

足下には花びらが散っていた。

奈良
2021.4.30

2021.4.30







ツクバネウツギ

毎年晩春に咲く『ツクバネウツギ』(衝羽根空木)が咲いていた。

衝羽
2021.4.30 12:40 PM

ちょうどいま満開のようだ。
これまで、最盛期を逃して、散り始めているときに巡り合わせたことがあったが、ことしはタイミングがよい。

衝羽
2021.4.30

ラッパのような形の5弁の花の中に、オレンジ色の網のような模様が見える。

衝羽
2021.4.30

衝羽
2021.4.30



撮影地点=地図
2021.4.30








ニシキギとコマユミ

なにやら黄緑色の小さい花が咲いていた。

錦木
2021.4.30 12:30 PM

枝に「翼」が見えるので、この木はニシキギらしい。

錦木
2021.4.30

たくさん咲いているが、あまりキレイとは言えないな~。

錦木
2021.4.30

錦木
2021.4.30


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その隣に、同じような花が咲いていた。

コマユミ
2021.4.30 12:30 PM

こちらは『コマユミ』(小檀)という木だそうだ。

コマユミ
2021.4.30

ニシキギとコマユミ、花の違いはまったく見分けがつかない。

コマユミ
2021.4.30

コマユミ
2021.4.30



撮影地点=地図
2021.4.30





ヤマフジ

これまで気づかなかった場所にヤマフジの花が咲いていた。

藤
2021.4.27 11:20 AM

へぇー、こんなとこに藤があったのか。
見上げていたら、高齢のおじさんが寄ってきた。
「子供のころから来ているが、藤の花には気づかなかったなぁー」と。

藤
2021.4.27

花は上の方にしか咲いていないので、ちょっと寂しい。

藤
2021.4.27

藤の木といえば、京都御苑の北のほうに大きな木がある。
そちらはどうだろうか。

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・・・ と思って見に行った。
こちらは結構咲いている。
へー、早いなぁ ・・・

藤
2021.4.27 11:50 AM

藤
2021.4.27

たまたま居合わせた、御苑の植物に詳しい I さんに聞いたら、例年より10日以上早いとのこと。
次に来合わせた高齢の男性に声をかけたら、「花が白い、肥料をやったらもっと藤色になるんやけどな」 と言い残して去って行った。
京都の人は、文句をいうのは一人前だ。

撮影地点=地図map_3964.jpg
2021.4.27






ハルジオン

草地にハルジオン(春紫苑)が群生していた。

春紫
2021.4.24 13:40 PM

春真っ盛りの光景だ。

春紫
2021.4.24

春紫
2021.4.24

その近くにニワゼキショウ(庭石菖)が咲いていた。

庭
2021.4.24

撮影地点=地図
2021.4.24











シロツメクサ盛ん

シロツメクサが一面に咲いていた。
真冬の頃には想像もできなかった光景だ。

白詰
2021.4.24 13:20 PM

白詰
2021.4.24

白詰
2021.4.24


撮影地点=地図
2021.4.24








楠の新緑

京都御苑に一歩踏み入れると、目の前にクスノキ(楠)の新緑が広がっていた。
去年の古い葉はあらかた落ち、新緑と入れ替わった。

楠
2021.4.24 13:00 AM

新緑がまぶしい。

楠
2021.4.24

よく見ると花芽がふきでていた。
開花も近い。

撮影地点=地図
2021.4.24








ウバメガシの花

ウバメガシの花が紐のように垂れ下がっていた。
私が京都御苑に来はじめた頃は、こんな変わった花があるのかと奇異に思ったものだが、いまや慣れてしまった。

ウバメ
2021.4.20 12:00 PM

いまが最盛期のようだ。

ウバメ
2021.4.20

たくさん ぶら下がっている。

ウバメ
2021.4.20

こちら( 👇 )は、咲く寸前?

ウバメ
2021.4.20

こちら( 👇 )は、咲いているところ?

ウバメ
2021.4.20

そして、こちら( 👇 )は、咲き終わったところ?

ウバメ
2021.4.20

撮影地点=地図
2021.4.20







御衣黄 散る

御衣黄桜はソメイヨシノなどと違って、花の期間が長い。
その花も、遂に散るときになった。
一面、花だらけだ。

御衣黄
2021.4.20 11:40 PM

花には赤い線が入っている。

御衣黄
2021.4.20

これが 散るときの 御衣黄桜の特徴だとされている。

御衣黄
2021.4.20

こちらは咲き始めた頃の花の様子。( 👇 )

3週間前
3週間前、六~七分咲の頃 (2021.4.4)

こちらはきょう。( 👇 )
比べて見ると違いがよくわかる。

御衣黄
2021.4.20

御衣黄
2021.4.20

撮影地点=地図
2021.4.20








トキワハゼ

大きな木の下で紫色の花が群れ咲いていた。
ムラサキサギゴケ に似てるなぁー

常盤爆
2021.4.20 11:30 AM

きのうは〔京都の最高気温が〕20℃を超えたというし、きょうは真夏日になるとの予想だ。
その陽気のせいで、茎がぐんぐん伸びている。

常盤爆
2021.4.20

えーっと、これは トキワハゼ(常盤爆) らしい。

常盤爆
2021.4.20

植物図鑑では、トキワハゼは “ありふれた野草” と紹介されているが、このブログでレポートするのは このとき (2013.5.4)以来 ほんとに久しぶりだ。

常盤爆
2021.4.20


撮影地点=地図
2021.4.20













銀杏の若葉と雄花

銀杏の花が咲いていた。
若葉が萌え出している。

銀杏
2021.4.18 11:00 AM

銀杏
2021.4.18

足下には、はやくも花殻が散らばっていた。( 👇 )

銀杏
2021.4.18

こちらは、若葉が噴き出た銀杏の木の全景。( 👇 )

銀杏
2021.4.18

足下には 「ウマノアシガタ」 が咲き乱れていた。

撮影地点=地図
2021.4.18










奈良の八重桜

京都御苑には 『奈良の八重桜』 があるという。
一番遅咲きの桜ということで、きょう見にいったら咲いていた。

奈良
2021.4.18 10:30 AM

といっても、ささやかに咲いていて、他の桜と趣が違う。
平安貴族に好まれたのはこの上品さか。

奈良
2021.4.18

ちょうどこの木の写真を撮りにきていた人には、満開なのかどうかよく分からんなぁ などとつぶやいていた。

奈良
2021.4.18 10:30 AM

撮影地点=地図
2021.4.18







八重ヤマブキ

八重ヤマブキ | 八重山吹 | ヤエヤマブキ | 京都御苑清々しい感じの黄色い花が咲いていた。
八重ヤマブキの咲く季節になったのだ。

山吹
2021.4.15 10:30 AM

この花、桜に負けず人気がある。
ふつうのヤマブキと違う趣がある。

山吹
2021.4.15

山吹
2021.4.15

撮影地点=地図
2021.4.15








萩萌ゆ

萩の芽がムクムクと生えてきた。

萩
2021.4.15 10:10 AM

以前、冬の間に根元までバッサリ切らているのを見て驚いたことがあった。
知らないときはびっくりした。
しかし、こうすることで、春になったら新しい芽が出て再生するのだとか。

萩
2021.4.15

新しい芽を出すことから 「はえぎ(生え芽)」 と言われ、それがしだいに 「はぎ」 に変化した、という。
それを学んでからは、こうすることが作法だとわかり安心した。
むしろ、大きくなる楽しみが増えた。

萩
2021.4.15

撮影地点=地図
2021.4.15








アラカシの花

多分アラカシだと思うが、花が咲いていた。
といっても、ちっとも花らしくないが。

アラカシ
2021.4.11 13:20 PM

アラカシ
2021.4.11

アラカシ
2021.4.11


撮影地点=地図
2021.4.11






春の野草

春本番で、野草の種類も増えてきた。

まず、『コメツブツメクサ』 。
しばらく前から咲き始めていたが最近増えてきて、きょうは群れ咲いていた。

米粒
2021.4.11 12:20 PM

米粒
2021.4.11

米粒
2021.4.11

------------------- ② -------------------

一方こちらは草地に広がる 『ムラサキサギゴケ』 。

紫
2021.4.11 13:00 PM

紫
2021.4.11

紫
2021.4.11

------------------- ③ -------------------

次は 『ウマノアシガタ』 。

馬
2021.4.11 13:10 PM

馬
2021.4.11

馬
2021.4.11

------------------- ④ -------------------

こちらは 『タチツボスミレ』 。

菫
2021.4.11 13:10 PM

菫
2021.4.11

------------------- ⑤ -------------------

そして ぺんぺん草。正式名は 『ナズナ(薺)』 。

薺
2021.4.11 13:20 PM

薺
2021.4.11

薺
2021.4.11


2021.4.11





カスミザクラ

『カスミザクラ(霞桜)』 が咲くころと思って見に行った。

霞桜
2021.4.11 12:00 PM

ちょっと盛りを過ぎていたようで、風に乗って花びらがちっていた。

霞桜
2021.4.11

霞桜
2021.4.11

撮影地点=地図
2021.4.11






里桜

枝垂桜、山桜が終わった御苑ではいま里桜が満開だ。

里桜
2021.4.9

青空の下、赤い花が映えていた。

里桜
2021.4.9

里桜
2021.4.9


撮影地点=地図
2021.4.9








マツバウンラン

もう マツバウンラン(松葉海蘭) が咲いていた。
ことしは早く暖かくなったせいだろうか。

海蘭
2021.4.9 10:30 AM

葉のない不思議な野草だ。
葉がないのが松葉に似ているから名づけられたのか。

海蘭
2021.4.9

ちょっとかわいい 花 だ。

海蘭
2021.4.9

撮影地点=地図
2021.4.9








普賢象

また、きのうの気温は20℃を超えたという。
きょうは「花まつり」。
お釈迦さまの誕生日だ。
普賢象と思われる桜が咲いていた。

普賢
2021.4.8 10:20 AM

咲き始めが赤っぽい。

普賢
2021.4.8

咲くと白くなるようだ。

普賢
2021.4.8

撮影地点=地図
2021.4.8







カキドオシ(垣通し)

カキドオシ(垣通し)が咲いていた。

垣通
2021.4.8 10:10 AM

花の形が独特で、ムラサキサギゴケ や トキワハゼ に似てまぎらわしい。
葉はまあるくて、鋸歯がある。

垣通
2021.4.8


垣通
2021.4.8

撮影地点=地図
2021.4.8








緑の桜

緑色の花の咲く桜と言えば 『御衣黄』 だ。
御苑にも1本あって、知る人ぞ知る有名な桜だ。( 記事は こちら、2020.4.7

ところが、それとは別に もう1本あることがわかった。

緑
2021.4.7 11:20 AM

この変わった木に気づいている人もあるようだ。
こちらは若い木だ。
「御衣黄やろか。ウコンという木もあるし ・・・」 とつぶやいておられた。

緑
2021.4.7

きょうはもう満開近い様子だ。

緑
2021.4.7

花には緑の模様が入っていた。

緑
2021.4.7

模様の様子だと どうも 『御衣黄』 と違うようだ。
しかし、樹木に詳しい方によると桜の同定はむつかしく、あと3年ほど観察を続けないとわからん、とのことだった。

緑
2021.4.7

撮影地点=地図
2021.4.7






タンポポ

タンポポが増えてきた。

蒲
2021.4.7

春先の殺風景のときは、ことしもタンポポが咲くだろうかと気をもんだが、見事に咲きそろった。

蒲
2021.4.7

春の陽光をいっぱい受けていた。

蒲
2021.4.7

撮影地点=地図
2021.4.7






モミの花

10日ほど前、花芽がたくさんついていたモミの木。

花芽の頃
花芽の頃(2021.3.29)の様子 ( 記事は こちら

どうなったかと思って寄ってみたら、白っぽいものがたくさんぶら下がっていた。

樅
2021.4.7 10:50 AM

花だ。(雄花だそうだ)

樅
2021.4.7

たくさん咲いていてなかなか壮観だ。
・・・ と言っても、鑑賞に耐えるとはちょっと言い難いが。

樅
2021.4.7

撮影地点=地図
2021.4.7






御衣黄、満開

3日前に六~七分咲になったと レポート した御衣黄桜だが、きょうは満開だった。

御衣黄
2021.4.7 10:30 AM

御衣黄
2021.4.7

自転車で駆けつけてきた人が 「よく咲いてますね」 と声をかけてきた。

その方は仁和寺から来たという。
「仁和寺の御衣黄はまだでした」 「御室桜はもう終わってました」 とのことだった。

撮影地点=地図
2021.4.7







シャガ

シャガが咲くころになった。

射干
2021.4.5 11:00 AM

野草にしてはとってもカラフルな花で、印象的だ。

射干
2021.4.5

射干
2021.4.5


撮影地点=地図
2021.4.5









踊子草の群生

『オドリコソウ(踊子草)』 が群生していた。
足の踏み場もない、とはこのことだろう。

踊
2021.4.5 10:50 AM

ことしは早く暖かくなったので、生育も早いらしい。

踊
2021.4.5

撮影地点=地図
2021.4.5








御衣黄、咲く

緑の花の咲く御衣黄桜。
先日見たらまだ蕾だったので、咲くのはまだだろうと思っていたが、きょう近くを通りかかったときに見てみたら結構咲いていた。
4月になって、最高気温が連日〔ただしきのうまでの記録〕20℃を超えたせいだろうか。

御衣黄
2021.4.4 12:00 PM

次々と人が立ち寄っていくので、人気があるようだ。

御衣黄
2021.4.4

「熊本には街路樹にたくさん植えられています」 と女性が教えてくれた。
「へぇー、そうですか。熊本のご出身ですか?」 と聞いたら、
「いや、主人が1年、単身赴任してたので・・・」 との答えだった。

御衣黄
2021.4.4

御衣黄
2021.4.4

結構蕾もあるので、六~七分咲か。

撮影地点=地図
2021.4.4






カリンの花

カリンの花が咲いていた。
もう、そんな季節になったのだ。

カリン
2021.4.4 11:10 AM

去年は4月15日にレポートしているので、10日は早い。
これから咲きそうでつぼんでいるのもあるが・・・

カリン
2021.4.4

その隣のカリンの木は、散り始めていた。

カリン
2021.4.4

木の下には花びらが散乱していた。

カリン
2021.4.4

撮影地点=地図
2021.4.4