道ばたに見かけない花が咲いていた。
赤紫の見かけない花だ。

2022.5.30 16:40 PM
2022.5.30調べてみたら 『ムラサキツメクサ(紫詰草)』 だという。
なるほど。
シロツメクサ の 紫バージョンか。

2022.5.30そこで、このブログ 『京都御苑の四季』 の過去の記事から シロツメクサ のアップ写真を探したら ・・・ あった。( 👇 )
シロツメクサのアップ写真 (記事: こちら、2016.4.30)なるほど、シロツメクサ になんとなく似ている。
葉っぱには大きいV字形の白い斑紋があった。

2022.5.30そこでまた、このブログ 『京都御苑の四季』 の過去の記事からシロツメクサの葉っぱの写真を探したら ・・・ あった。( 👇 )
シロツメクサの葉っぱ、但しこれは四つ葉のクローバー
(記事: こちら、2022.5.11)シロツメクサの葉っぱは、大きいV字形の白い斑紋ではなくて、ちょっとしたギザギザ模様だ。
2022.5.30
黒い粒が一面に散らばっていた。
そこにあるのは桜の木だから、サクランボだとすぐにわかった。

2022.5.30 16:30 PM上を見上げると、枝には黒くなったサクランボあった。
地面いっぱいに落ちているから、いま落ちる時期なのか。
枝にあるのは、まだ落ちないで残っているものということになる。

2022.5.30すぐそこにテーブルとベンチがあり、その上にもたくさん落ちていたが、わかり易いので写真に撮った。

2022.5.30サクランボは潰れていない。
ということは、まだこのベンチに座った人はいない ― いや、座ったら〔サクランボが潰れて、その汁で〕衣服が汚れるので座らなかったのか。

2022.5.30いずれにしても、きょう落ちてきたものと思えた。
食べられるかな? と思って口に含んだ。
苦甘い味がしたうえに、ほとんどが種で、果肉(食べられる部分)は少ししかなかった。
食品としては不向きだ、と思った。
2022.5.30
きのう朝、『タイサンボク(泰山木)』 の花がもう咲いていた。(
こちら、2022.5.27 )
たまたま、たった1日半経っただけのきょう午後、同じ場所の近くにまで来る機会があったので きのうの タイサンボク はどないなったやろ、と経過を観察しましたのでレポートします。
まずこちらは、きのう大きくなっていた蕾(つぼみ)。
蕾、きのうの朝 07:40 AMそれが、きょうは開きかけていた。( 👇 )

2022.5.28 15:10 PMそしてこちらは、きのう開花したてホヤホヤだった花。
開いた花、きのうの朝 07:40 AMところが、たった1日でもうこんな哀れな状況。( 👇 )

2022.5.28 15:10 PMそして、それが進むとこうんな状態になる。( 👇 )

2022.5.28タイサンボクは次々に咲いていくので、ここしばらく、
つぼみ → 開花 → 崩れ → 子房だけ といった経過が見られそうだ。
2022.5.27
草地で黒いものが見えた。
えーっと、これはヤハズエンドウ(矢筈豌豆 の実 (種というべきか、豆というべきか) じゃないか。

2022.5.27 08:20 AM
ことしは、花の咲いたときをリポートし忘れたが、気がついたら実がなってこんなに黒くなっていたのだ。
かつて 青い実をレポートしたことがある (2017.5.22、右の画像 👉 )
黒くなった実をこのブログでレポートするのは初めてだ。

2022.5.27ところで、この結実のことを調べていたらこんなことが書いてあった。
黒い実(種の入ったサヤ) が 〔体が黒い〕カラス(烏)を連想するので、またの名を 『カラスノエンドウ(烏野豌豆)』 ともいう。
なるほど、そうか。
近づいてみると、サヤがはじいて、中に豆は残っていない。
空っぽだ。

2022.5.27はじけ飛ばないで 豆の残っているさやはないかと探したが、見つからなかった。

2022.5.27わずかにあったのは、豆がぎっしり詰まったサヤだ。( 👆 )
ということは、結実と同時に豆ははじけ飛んでしまうのか。
2022.5.27
ネズミモチ(鼠黐)の白い花が咲いていた。
この季節、白い花をよく見かける。

2022.5.27 08:00 AMまだ、咲き始めたとこらしい。

2022.5.27つぼみの枝も多い。(よくみると1つだけ咲いている)

2022.5.272本の雄しべと葯(やく)が飛び出る独特の形をしている。

2022.5.27ん? 葯はいつもは黄色いのに、これは茶色いな。

2022.5.27咲きたては茶色で、やがて黄色くなるのだろうか。
2022.5.27
6月に咲くと思っていた 『タイサンボク(泰山木)』 がもう咲いているではないか。
早いなぁ。

2022.5.27 07:40 AMとくに、高いところではよく咲いている。

2022.5.27これはいまポッカリ咲いたところ。
近づくとかすかに酸っぱいような匂いがする。(「香り」とは言い難い ?)

2022.5.27こちらは咲く前のツボミ。
前夜の露がまだ残っていた。

2022.5.27
2022.5.27
苑内で 「ジューンベリーに赤い
実がなってますよ」 と聞いたので行ってみた。

2022.5.25 14:20 AMジューンベリー(西洋ザイフリボク)の花は このブログでも何度かレポートしているが、
実については かつて一度(
こちら、2013.6.1 )レポートして以来だ。

2022.5.25白いの、黄色いの、赤いのとまちまちだが、こちら( 👇 )では ほとんどは 赤を通り越して濃い紫になっている。
「ジューンベリー」 というのは 「6月のベリー」 という意味だが、来週は6月だ。
6月になるので熟したのか。

2022.5.25
2022.5.25
2022.5.25
2022.5.25
道端に 黄色い花びらが放射状に広がった花が群れていた。
『コモチマンネングサ(子持ち万年草)』 だ。

2022.5.25どうもこの野草は、草地に生えないで必ず道ばたに生える習性があるみたいだ。

2022.5.25
2022.5.25
釣鐘形をした白い大きな花が咲いていた。

2022.5.25 14:00 PMその近くに 『ホタルブクロ』 との説明板があった。
生えていたのが事務所の敷地なので、園芸品として植えられたものか。

2022.5.25クローズアップで写真を撮ったら、花びらの先に毛が生えていた。
んー、こんなの見たことないなぁ。

2022.5.25
2022.5.25---------------------------------------追記 2022.5.28先日 京都御苑で見かけた ホタルブクロ は白かったが、きょう京都市内を歩いていたら 道ばたに 赤紫のホタルブクロ が咲いていた。
へー、こんなとこにも ?! けっこう群れ咲いているなぁ。
さっそくカメラを取りだしてパチリ。
私は先日 白いのを見た印象が残っていたので、スグ目についたが、通行人はあんまり意に介してないようだ。

京都市左京区、2022.5.28 12:30 PM花びらの先が、白のときはちっと
反っていたが、こっちは反らないで真っ直ぐだ。
花びらの先に生えていた毛も見当たらない。
同じホタルブクロでもすこし種類が違うのだろうか ・・・

2022.5.28白いのは涼しげだが、こちらはまた別の味わいがあって美しい。
2022.5.28
この頃の京都御苑は白い花が多い。
またも、白い花が咲いていた。

2022.5.20 14:10 PMん? これはなんだ。
ウツギじゃぁないか?

2022.5.20調べてみたら 『ヒメウツギ(媛空木)』 というんだそうだ。

2022.5.20木の下には花びらが散っていた。( 👇 )

2022.5.20しかし、蕾も残っている。( 👇 )

2022.5.20
2022.5.20
2022.5.20
5月も下旬ともなったので 『ヒメジョオン (姫女苑)』 が目につくようになった。

2022.5.20 14:00 PM
2022.5.20花が 「ハルジオン(春紫菀)」 に似て区別つきにくいが、葉っぱが多いので ヒメジョオン のようだ。

2022.5.20それと、茎の中に白いわたのようなもの(髄)が詰まっている。
一応、確かめてみた。

2022.5.20
2022.5.20
きょうは、このブログのテーマ 『京都御苑の四季』 から外れますが、記録として書き留めておきます。
きょう5月20日、京都御苑内に『京都御苑情報館』が新設され、オープンした。

2022.5.20 11:28 AM同時に、長らく非公開だった旧桂宮邸跡が一般公開された。
庭園跡は荒れていてみる影もない上に、水が引かれていないので、趣に欠けるように感じた。

2022.5.20 13:40 PM敷地内には一面の広い場所があった。( 👇 )
ここには明治期まで御殿が建っていた跡地だという。
いまは何もないので、昔の間取りを地面に表示し、もとあった部屋の名前が表示されていた。

旧桂宮御殿の跡地
旧桂宮御殿跡地に復元された間取り明治期に解体された御殿は、二条城の本丸御殿として移築されたそうだ。
いまもあちらに現存していると聞く。
2022.5.20
きょうは四季といっても、年中行事のレポート。
毎年5月18日は上御霊神社〔皇室の産土神〕の還幸祭(おかえり)があり、神輿(みこし)が京都御所の朔平門の前まで進出する。
神輿渡御は〔コロナのため2020、2021年と行われなかったが〕3年ぶりに復活した。
それで見に行ったのだが、ことしは1基、「中之御座(末廣会)」だけの出御だった。
あとの2基、「北之御座(今出川口、
元和5年(1619)に後水尾天皇から下賜)」「南之御座(小山郷、
文禄5年(1595)後陽成天皇から下賜)」はなかった。
まだ、コロナが充分収まってないということか。
夕陽に照らされた朔平門前では “エラィヤッチャ、エラィヤッチャ” の掛け声で神輿振りが行われ、砂ぼこりが舞った。

朔平門前で神輿振り 2022.5.18 17:50 PMところで、京都ではお神輿の掛け声はふつう ”ホイット、ホイット” だ。
しかし、中之御座の神輿だけは “エラィヤッチャ、エラィヤッチャ” というのだそうだ。
“エライヤッチャ、エライヤッチャ、ヨイヨイヨイヨイ” というと阿波踊りの掛け声だそうだが、中之御座の神輿は その ”ヨイヨイヨイヨイ” はない.。
なぜ独特の “エラィヤッチャ、エラィヤッチャ” なのか。
中西仁氏の研究「
末廣神輿考」(佛教大学大学院紀要第49号 2021年3月)によると、御霊祭で 従来2基だった神輿に、明治13年この神輿が加わったとき、その担ぎ手の喜びと、他の神輿との違いを表わすために、京都でふつう使われる ”ホイット、ホイット” と違うのにした、とある。
来年は3基そろっての神輿振りを見たいものだ。
〔( 3基そろっていたころの記事は
こちら、2017.5.18 )〕
2022.5.18
また、白い花が咲いていた。
この季節に咲く花は白いのが多い。

2022.5.18 11:30 AMこの木はたしか 『ガマズミ(蒲染)』 といった。

2022.5.18
2022.5.18長い雄しべが放射状に飛び出しているところなど、先日の 『
カナメモチ(要黐)』 に似ている。

2022.5.18
2022.5.18
2022.5.18
『ウツギ(空木)』 の花が咲き始めた。

2022.5.18 11:00 AM3年前の同じ木の画像 ( 👇 ) と比べると、ことしは花が少ないのが気になる。
木が衰えたのだろうか。
3年前(2019.5.26)の様子余談だが、この画像を見て思った。
3年前もマスクしている。
そうかー、コロナがまん延し始めてもう3年も経つんだ。
スペイン風邪〔大正期〕のときは2年位で収まったと聞いている。
今回のコロナが如何に強力か。
あれから100年、医療技術は進歩しているはずなのに ・・・

2022.5.18この白い花が 「卯の花」 で、唱歌 『夏は来ぬ』 にうたわれている花だそうだ。
卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ

2022.5.18初夏の清々しい花だ。

2022.5.18
2022.5.18
きょうカラスが上空でカァーカァーとうるさく叫んでいるなと思ったら、道の上に 桜の小枝 が散乱していた。
これまで何度かレポートしたことのあるカラスのいたずら(カラスの枝落とし)の季節となったようだ。

2022.5.15 13:20 PM人に踏まれたのも多いので、もう数日前から落としていたのか。
その中で、一番新しく落とされたらしい小枝が これ。( 👇 )
サクランボもたくさんついている。

2022.5.15上を見上げると、あちこちの桜の枝で 数羽のカラスがなにやら やっている。
カメラを向けてシャッターチャンスを待っている間も、カラスは口で小枝を摘まんでは 折って落としている。

2022.5.15さらに少し行ったところでも、桜の木の下には小枝がたくさん落ちていた。

2022.5.15
2022.5.15
帰ろうと思って下立売御門を出ようとすると、カメラで楠を撮っている人がいた。
気になったので声をかけたら、「この木が大きくて立派なので ・・・」 との答えが返ってきた。

2022.5.14 15:00 PMいわれてみれば、門を覆うようにクスノキが繁っていた。
「この木、門の両側にあるのはクスノキ(楠)です」 と説明してあげた。
「ちょうどいま花が咲いています」
「いい香りもすると思いますよ」 と言いながら枝の先を鼻に近づけたが香りはしなかった。

2022.5.14
2022.5.14いつも見慣れた風景だが、改めて見直してみると ”絵” になる風景だ。
新緑の葉っぱが午後の日差しを受けて輝いていたので、よけい印象深かったのだろう。
その人と別れたあと、もういちど門を振り返って、私も 〔門と楠の〕 全景を撮った。( 👇 )

2022.5.14 15:10 PM---------------------------------------さて、それで帰ろうとしたら、門の横に大きなキノコが生えていた。
こんな特大のキノコは見たことない
!!
2022.5.14 15:10 PMはてさて、なんというキノコか。

2022.5.14あれこれ調べてみて、『ツルタケ(鶴茸)』 ではないかと思った。

このブログでは、ツルタケは7年前 (2015.7.5) にレポートしたことがあるが、それ以降レポートしていない。
→傘のまわりに放射状についたギザギザは専門用語で 「条線」(じょうせん) というらしいが、これが似ているし、傘の真ん中が窪んでいるのも共通している。
傘の上に乗った ”ゴマ粒” みたいなのは、以前の写真にないが、恐らく、成長すると こんなのがつくのだろう。

2022.5.14そして、更にすすめばこんなように、周囲が裂けるのではないか。

2022.5.14そう、想像した。

2022.5.14右側の超特大キノコの傘の寸法を測ったら、直径 15.5㎝ あった。(少し楕円形なので、長い方を測った)
2022.5.14---------------------------------------追記 2022.6.7このキノコの名前について、人から 「イボテングタケ」 または 「テングツルタケ」 かもわからないといわれた。
確信がもてないので、記しておくにとどめる。
京都市内の道路沿いの植え込みなど、市内各所でいま 『車輪梅(シャリンバイ)』 が満開だ。
御苑内にもシャリンバイがあり、
以前 いちどレポートしたことがあった。
それがやっと咲き始めた。

2022.5.14 14:40 PMもう、かなり咲いているではないか。

2022.5.14白いかわいい花だが、最初は花糸が白くて葯が黄色。
葯はやがて茶色に変わっていくという。
それらが混在しているので、近づいてみるとカラフルだ。

2022.5.14まだ蕾の状態の花もたくさんあった。

2022.5.14
2022.5.14
御苑南部にある『ハコネウツギ(箱根空木)』 が咲き始めた。
昔を知る筆者にとって、いまの姿は痛々しい。

2022.5.14 14:30 PM
過去のブログページから画像を拾ってくると、
まずこれは2年前の様子。(2020.5.17)
もうこのとき既に、半分以上が失われていたが、右奥の枝には花がたくさんついていた。
→
そしてこちらは更に2年前の様子。(2018.5.10)
このときはよく繁っていた。
→なぜこんなに枯れてしまったのか。
よく管理されているはずの京都御苑で不審な現象だ。
さて、きょうの状況。
白から濃い赤まで色んなのが混在して咲いていた。

2022.5.14少し目を移すと、もっと濃い赤の花が、濃さまちまちで咲いていた。

2022.5.14初夏の御苑を彩る一幅の清涼剤だ。
2022.5.14
先日 レポートした 『ニガナ(苦菜)』 だが、きょうは 群生しているのに出会った。

2022.5.14 14:20 PM
それで、またレポートすることにした。
これはひとつき前、同じ黄色の花、ウマノアシガタの群生の様子だ。 (2022.4.16)
→ことしは、このウマノアシガタ といい、きょうの ニガナ といい、黄色い花が盛んだ。
ウマノアシガタの群生は毎年見られるが、ニガナの群生は初めてだ。

2022.5.14
2022.5.14
2022.5.14
2022.5.14
この時期、御苑の草地でよく見る ”雑草風” の野草がある。

2022.5.14 14:10 PMこれは 『スイバ(酸葉)』 という ”雑草” らしい。

2022.5.14花なのか実なのか。

2022.5.14図鑑によれば、スイバは雌雄異株で、これは雌株で、赤いのは雌花だとのこと。
そして、白く丸いのが花びらで、その真ん中の黄緑が種だそうだ。
2022.5.14
新緑の出そろった 『スダジイ』 に花が咲き始めた。

2022.5.14 14:00 PM椎(しい)や樫(かし)の木の花は、いわゆる「花」らしくなく、穂のような形に無数の花が咲く。
この 『スダジイ』 も例外ではない。
これは満開の状態。( 👇 )

2022.5.14こちらはまだ
蕾。 ( 👇 )

2022.5.14ことしは花が少ない。
去年 は結構実ったのに、この調子だと、秋の実りも少ないだろうなぁ。
2022.5.14
『エゴノキ』 の花が咲き始めた。

2022.5.14 13:50 PM白い鈴のような形の花が たくさん垂れ下がっている。

2022.5.14上を見上げたら、ずっと上まで文字どおり 「すずなり」 だ。

2022.5.14すこしピンクがかった花びらに、雄しべは黄色い。

2022.5.14まだ
蕾 もある。( 👇 )
新緑もまた美しい。

2022.5.14しかし、その一方で散り始めていた。( 👇 )
花びらが散るのでなく、椿の花のように花全体がそのまま落ちるようだ。

2022.5.14
2022.5.14
『センダン(栴檀)』 の花が咲き始めた。
ふつう5月下旬が満開だから、ことしは幾分早いようだ。

2022.5.14 11:40 AMそれでも、けっこう咲いている。

2022.5.14紫色のつぼみもまだたくさんあるから、これからもっと咲くのだろう。

2022.5.14そして、開くと浅いピンクになるようだが、先のほうには薄っすら紫色も残っている。
植物図鑑では、真ん中、濃い紫色の筒状のものが 雄しべだそうで、
雄しべは10本あって、雄しべの花糸(かし)がお互いくっついて円筒になっているという。
円筒の中に見える黄緑色のものは葯(やく)だそうだが、ふつう葯は花糸のてっぺんにあるものなので、円筒の中にあるのはおかしい。
しかし、専門家がいうんだから、何かからくりがあるんだろう。

2022.5.14とにかく珍しい雄しべだ。
足元には、散った花が落ちていた。
へぇー、つぼみもあるので 「咲き始め」 と思ったが、次々咲いて、散っていくのか ・・・

2022.5.14私が写真を撮っていると、女性が寄ってきて 「これ、センダンでしょ?」 という。
「うん、そうです。よく咲いてますね」 と応じると、「鴨川にも 〔センダンが〕 ありますよ」 という。
詳しく聞くと、荒神橋の南側で、花はあっちの方が多く、いま頃が見ごろだそうだが、木の背が高く、枝も高いので、花の写真はうまく撮れない、と説明してくれた。
2022.5.14
5月中旬ともなれば、杜若(カキツバタ)やショウブ(菖蒲)の咲く頃だ。
いつも近衛邸跡の池端に咲いていた杜若(カキツバタ)が改修工事され、ことしは見られなくなった。
出水の小川にはキショウブがあったが、〔外来種のため〕抜かれてしまった。
きょう御所の中を歩いていたら、カキツバタが御池庭に咲いていた。

2022.5.14 11:20 AMそのカキツバタを撮っている男性がいたので 「きょうは曇ってるので色が冴えませんね」 と声をかけたら 「いや、曇り空が一番いいんですよ」「天気がいいと色が飛んでしまうので」 とのこと。
なるほど、一理あるわ。

2022.5.14花のそばまで行って撮らないようロープが張ってあるので、一番近いところから望遠で撮ったのがこれ。( 👇 )

2022.5.14よく咲いている。
初夏の季節を感じる。
この植物、紫色の花びらに白い模様があるので、杜若(カキツバタ)だと思うのだけど。
2022.5.14
草むらで何かを探している風の女性がいた。
虫でも探しておられるのかと思って 「何かいますかぁ?」 と声をかけながら近づいていった。

2022.5.11 15:10 PM「四つ葉のクローバーです」 との答え。
なるほど、足元には白ツメクサが広がっていた。
女性のところに着くと、手に持った四つ葉のクローバーを私に差し出して見せてくれた。
「ちょっと撮らしてもろていいですか」 と聞いたら 「どうぞ」 と快諾。
それで撮らしてもろたのが、これ( 👇 )

2022.5.11
「わっ、すごい !! 〔見つけるのに〕 どれくらいかかりました?」
「すぐ 見つかりましたよ」
へぇー、そりゃラッキーだ。

2022.5.11
ひとつ見つかったので一応満足されたのか、荷物を持って去っていかれた。
2022.5.11
例年どおり、トベラに白い花が咲いた。
園内にトベラは多いが、こんなに見事に咲くのは他に知らない。
だから、ついこの木をレポートしてしまう。

2022.5.11 14:50 PM例年、レポートするのは5月中旬の後半だが、きょうはまだ11日。

2022.5.11だから、よく見るとまだ蕾もある。

2022.5.11白い花と、やや黄みを帯びたのとがある。
この差はなにか。

2022.5.11さきたては白いが、やがて黄みを帯びるのかもわからない。
2022.5.11
ツガの木に新しい実がなっていた。

2022.5.11 14:20 PM実が満載だ。
植物学の専門用語では「球果(きゅうか)」と呼ばれるらしい。

2022.5.11出来たてなのでみずみずしい色をしている。

2022.5.11
2022.5.11実がなった、ということは花が咲いたのだろうが、いつの間に咲いたんだろ。
2022.5.11
きょう見かけた野草をレポートします。
先日の 『
ニガナ(苦菜)』、『
オヤブジラミ(雄藪虱)』 に続き、きょう見かけたのは 白い花の 『ニワゼキショウ(庭石菖)』 。

2022.5.7 10:40 AMふつう ニワゼキショウ の花は薄い紫色だが、へぇーこんな白いのもあるんだー と思ってレポートする。

2022.5.7これ、ひょっとしたら 『オオニワゼキショウ』 というのかもわからない。

2022.5.7---------------------------------------桔梗のような紫色の花。
えーっと、なんだったっけ。

2022.5.7 11:00 AMあ、そうだ 『キキョウソウ(桔梗草)』、又の名が 『ダンダンギキョウ(段々桔梗)』 だ。

2022.5.7
パソコンでご覧の方はマウスを乗せると拡大しますこのブログでは、これまで
2014.6.12、
2015.5.31、
2021.6.6 の3回レポートしているが、3回とも 清和院御門を出たところの緑地帯に生えていた。
今回は、御苑西側外周の土塁上。 ここに生えているのを見るのは初めてだ。
しかも、きょうは5月7日で、過去のレポートした日付(上記)と比べると かなり早い。

2022.5.7これ( 👆 )は 『ダンダンギキョウ(段々桔梗)』 の名前の由来になった、段々につく葉っぱの部分。
2022.5.7
森の中の小さなテーブルで何か作業をしている人がいた。
そのテーブルの上に、小さな花殻が散乱していた。
『トチノキ(栃の木)』 の花だ。

2022.5.7 10:30 AM京都御苑に トチノキ は2か所にある(と思っている)。
別の場所の トチノキ で10日ほど前に 花が咲いているときに遭遇したことがある。( 記事は
こちら、2022.4.28 )
ここにある トチノキ は樹高があり、枝も高いところにしかないので、花が咲いても下からではよくわからない。

2022.5.7このように、花殻が散乱しているのを見て (あぁ花が咲いたんだな) と初めて思う。
それが、落花の時期になったようだ。
「ちょっと写真撮らしてもらいます~」 と声をかけたがその人は作業に熱中していて返事はなく、花殻に気づかないのか、気にならないのか、全然無関心のようだった。
2022.5.7
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