すこし前からホトトギスが咲いていた。
やっと満開のようになってきたので足を止めた。

2022.10.31 09:40 AM手入れはされてないようだが、繫殖力が強そうで、かなり広がっている。

2022.10.31満開かなと思って近づいたが、蕾もけっこうある。
おととしは、12月中旬でもたくさん咲いているのをレポートしたことがある。(→
こちら、2021.12.12)

2022.10.31ことしもそうだとしたら、今後も長く楽しめることになる。

2022.10.31珍しい形の花で、花の中心部から “噴水” みたいなモノが出ているのも面白い。

2022.10.31
2022.10.31
燭台のような形のものがぎっしりついた木があった。

2022.10.29 14:40 PMたしか、この木はウツギだったと記憶する。

それで過去のブログを探したら、ことし5月20日にレポートした記事があった。
→それによると、この木は 『ヒメウツギ』 だという。
ふつうのウツギとヒメウツギとどう違うのか、インターネットで調べたらわかるかもしれないが、めんどくさいので 『ヒメウツギ』 にしておく。
それに実がぎっしりなっているんだが、あまり見かけない光景なのでレポートすることにした。

2022.10.29燭台と言ったが、独楽(こま)みたいでもあるし、見ようによっては 楊枝入れにも見える。(笑)

2022.10.29あるいは想像をたくましくすると烏賊(イカ)のようでもある。(笑)

2022.10.29表面にツブツブがあった。
2022.10.29
大きな銀杏の木の下でぎんなんを拾っている人がいた。

2022.10.29 14:30 PM近づくと、足もとは落ちたぎんなんだらけだった。

2022.10.29ぎんなんは触るとかぶれるのでビニール手袋をして、「早く拾わんと踏まれてしまう」といいながらせっせと拾い続けておられた。
枝はと見あげると、枝にはぎんなんがほとんど残っていない。
完全に落ち尽くしたようだ。
2022.10.29
タンポポが咲いていた。
最近の京都御苑は手入れが行き届き、草地の野草類はいつもきれいに刈られている。
いいかえると 野草が生えにくい。
だからこういう “溝” の方が安心して暮らせるんだろうか。

2022.10.24 11:00 AM10月も終わりに近づいたこの季節で、しかも 日当たりの悪い こんな場所にも拘わらず あちこちに咲いている。
このタンポポはカンサイタンポポかセイヨウタンポポか、関心あったので、立ち止まって見てみた。

2022.10.24
違いを見るのは 花の萼の部分(註)を見るんだけど、ことしの春に咲いていたタンポポはカンサイタンポポだった。
→註: 植物学的には「萼」ではなく「総苞」というらしい。
きょうの花は みんな茎が長いので、指で倒さなくても簡単に見られる。
あらら、これは
セイヨウタンポポだ。
京都御苑にあるタンポポはカンサイタンポポが多い、というのが私の印象だが、この辺のタンポポは軒並みセイヨウタンポポじゃないか。
(だから、寒い、しかも日当たりの悪いこんな場所でも元気に咲くのか?)

2022.10.24この場所は、市街地と接している。
そこから セイヨウタンポポ が侵入してきたのだろうか。

2022.10.24
2022.10.24
背が低いがアラカシと思われる木に “どんぐり” がたくさんできていた。

2022.10.18 13:50 PMほれ、ご覧のように豊作だ。
葉っぱの鋸歯が大きく粗い。( 👇 )
だからアラカシ(粗樫)と呼ばれるという。

2022.10.18立派な “どんぐり” だけど、これで一人前なのか、もっと熟すのか。

2022.10.18葉っぱを改めて見直してみると、確かに鋸歯が大きく粗い。( 👇 )
粗樫の貫禄充分だ。

2022.10.18
2022.10.18
10月ともなれば、京都御苑の草地にはノコンギクがよく見られるはずだが、ことしは少ない。
頻繁に刈り込まれているからだろうか。
枝垂れ桜の木の下にノコンギクが咲いているのをやっとみつけた。

2022.10.18 13:40 PM遠くから見ると白い花だが、近づくと薄紫がかって見える。

2022.10.18蕾がおおいので、これからもっと咲くのかもわからない。

2022.10.18
2022.10.18
暦は10月になった。
ことしはじめ頃、 「新嘗祭・大嘗祭に供えられる白酒(しろき)、黒酒(くろき)のうち、黒酒は クサギ(久佐木)で色をつけたものだ」 と聞いて (詳しくは
こちら)、急に注目しはじめた 「クサギ」 だが、その後どうなったか気になった。
“ほおずき” みたいなのができていた。

2022.10.18 13:20 PMクローズアップするとこんな感じだ。( 👇 )
赤紫色に染まっている。

2022.10.18インターネットで調べると この “ほおずき状(袋状)” のものは、萼(がく)だそうだ。(※ ほおずきと同じ)
そして、中にある実が熟すと萼(ほおずき状(袋状)のもの)が開くんだそうだ。
こちらでは( 👇 ) 額が開いて 中にある 濃い紺色(黒紫色)の実が見えているし、その実が落ちてしまって額だけが、まるで赤紫色の花(?、ヒトデ?)のように見えていた。

2022.10.18こちらはそれのクローズアップ( 👇 )。

2022.10.18この 濃い紺色(黒紫色)の実は「草木染め」に使われるという。
一方で、白い蕾と白い花もあった。
もう10月も半ばを過ぎているというのに。
花期は相当長いようだ。

2022.10.18花が咲き終わると額が閉じて赤くなり、袋状になるらしい。

2022.10.18きょうは「クサギ」の色んな様子を見せてもらった。
2022.10.18
ナンキンハゼ大きな木の下に白い実が落ちていた。
おー、もぅ こんな季節なんだ。

2022.10.18 13:00 PM近寄って見ると、黒い実(殻?)のついたのが枝ごと落ちているのもある。
んー、これはまた例によって カラスのいたずらか?

2022.10.18枝を見ると黒い実(殻)と、殻が割れて 中から白い実(種?)が覗いているのがあった。

2022.10.18さらに、殻がパかっと割れて 中から白い実(種?)がいまにも落ちそうなのがあった。
この状態が爆(は)ぜているように見えるので、この木を 「はぜ」 と呼ぶようになったのか、と思った。

2022.10.18
2022.10.182022.10.18
2022.10.18
ハギがやっと咲き始めた。
以前は、7月の初めに咲いていたこともあるのに(
こちら、2017.7.7)、今年は 秋になっても咲かないので もうだめかと思っていた。
いまはもう10月だ。

2022.10.11 11:10 AMやっと咲き始めたという感じだ。

2022.10.11花はまだ余り咲いていないので寂しい。
キタキチョウがたくさん飛んできていた。

2022.10.11
2022.10.11
2022.10.11
2022.10.11
イヌホオズキの白い花が咲いていた。
この時期、花の咲く野草が少ないので貴重な存在だ。

2022.10.11 10:50 AM
2022.10.11そり返った白い花びらの真ん中に太くて黄色いのは雄しべか。

2022.10.11青い実だできていたが・・・

2022.10.11青黒く熟した(?)実もあった。

2022.10.11
2022.10.11
チカラシバが一面に生え、ベンチに座る人や散歩する人が “チカラシバの海” に飲み込まれていたので思わずカメラを向けた。

2022.10.11 10:30 AM太陽と土地の恵みを受けて繁ったものだ。
太陽エネルギーがぎっしり詰まっているように見えた。

2022.10.11でも、その近くで芝刈りをする人が働いていた。
このチカラシバも多分刈り取られるだろう。
太陽エネルギーがぎっしり詰まっているなら、なんとか有効利用できないものか。
場所は、御苑の中で 「桃園」 と呼ばれる地域。
2022.10.11
イヌタデ(犬蓼)の赤い穂が目立っていた。

2022.10.5 09:40 AM赤いこめつぶみたいなので「アカマンマ」と呼ばれるらしい。

2022.10.5かねてよりわからないのは、これが蕾(つぼみ)なのか、実(み=果実)なのか。

2022.10.5偶然、花が咲いているところを撮ることができた。
へぇー、イヌタデの花かぁ。

2022.10.5このブログ「京都御苑の四季」の過去のページを繰ってみたら、6年前に一度だけカメラに収めていた。(
↓ )
6年前(2016.10.30)に一度だけカメラに収めていたイヌタデの花きょうは偶然カメラに収まった。
こちら(
↓ )はきょう撮った花(上記)の拡大画増。

2022.10.5ことしの花の写真には白い髭(?)毛がたくさん写っているなぁ~
2022.10.5
寺町御門を入って目につく銀杏の木。
最近この木に 『林丘寺御里坊の公孫樹』 という名札がついた

2022.10.5 09:30 AMその樹を見あげて写真を撮っている女性がいたので聞いてみると 「きんなんがなっているので ・・・」 とのこと。
私も見あげたが、そんなにぎんなんがなっているのがよくわからない。

2022.10.5「ポロポロ落ちてきますよ」 と。
その声につられてその先を見ると、熟した(?)ぎんなんが無数に落ちていた。
「(実は)小さいですけどね」 と。

2022.10.5落ちたぎんなんを撮っていると、私の目の前にもポロリと落ちてきた。
いまが、ぎんなん収穫の最盛期だろうか。
実(み)が小さいせいか、誰も拾っていかないようだ。
私が撮影に熱中しているうち、気がついたらその女性はもう遠ざかっていた。

2022.10.5
2022.10.5
草むらで写真を撮っている人が 「ここに赤いのがあるでしょ、ミズヒキというらしいです」 と教えてくれた。

2022.10.2 13:00 PMどれどれ ・・・ と見てもわからない。
「色弱ですから」 というと、これですよと指さしてくれた。

2022.10.2私にはよくわからないが、色覚正常者には赤く見えるらしい。
どうやら蕾らしい。(ひょっとして咲いたあと?)

2022.10.2別のところには白いのがあった。

2022.10.2なるほど、赤と白で 「紅白の水引」 か ―。
2022.10.2
暦は10月。
もうひと月くらい前から咲き始めている アレチヌスビトハギ がいよいよ実りの時期になったようだ。

2022.10.2 12:40 PM御苑の至る所で我が物顔に茂っている。

2022.10.2サングラスが連なったような特徴ある実がいっぱいできている。

2022.10.2
2022.10.2ところで 偶然撮った写真に、花の上唇と下唇の間に白いものが突き出ているのが写っていた。(
↓ )
形からして、これは多分雌しべ・雄しべ みたいだけど ・・・。
これまで何度も アレチヌスビトハギ の花の写真を撮ってきたが、これには気づかなかった。

2022.10.2それで、このブログの過去の写真を繰ってみた。
どの写真にも、そんな白いものは写ってなかったが、白いものが写っているのをひとつだけ見つけた。
2018年10月1日に撮った写真で、真ん中の花には白いものは写っていないが、その右下の花には白いものがニュッと突き出ているではないか。
過去の写真から=白いものがニュッと突き出ている写真(右下の花) (2018.10.1 撮影)これは何かと調べたら、例えば
「そよ風のなかで」というブログに こうあった。(
こちら )
旗弁にある蜜標(虫たちに蜜の場所を教える黄色い模様)に導かれて、昆虫が舟弁(しゅうべん、下唇)の根元に潜り込もうとすると、オシベとメシベのセットがポンと飛び出して、昆虫の腹に打ち付けられます。
と書かれている。
この筆者は昆虫が訪れて蕊がポンと飛び出すところを見ているというから間違いなさそだ。
「自然観察大学ブログ」にも記載がある。(
こちら )
へぇー、こんど私も時間があったら観察してみよう。
2022.10.2
潅木に実がなっていた。

2022.10.2 12:10 PMこれは ネズミモチ の実で多分間違いないと思う。

2022.10.2実はまだ青い。

2022.10.2
2022.10.2晩秋になったら、この実は黒くなって、ネズミのふんのようになるはずだけど。
晩秋になると多分こうなる(2020.12.20)
2022.10.2
京都御苑にはキンモクセイがたくさん植えられている。
それが一斉に咲いたものだから、いま御苑は芳香に包まれている。
どのキンモクセイをレポートしようかと思案しながら歩いていたら、御苑内で最大級のキンモクセイの木で写真を撮ってる人がいた。

2022.10.1 14:00 PMいまちょうど満開だ。

2022.10.1芳香でむせ返るようだ。

2022.10.1
2022.10.1
2022.10.1
2022.10.1
いま、京都御苑は芳香に包まれている。
キンモクセイの化粧石鹸のような香りだ。
暦は10月となり、もうそんな季節になったのだ。
じゃぁ(ギンモクセイも咲いてるだろ)と思って、見に行った。

2022.10.1 13:20 PM咲いていた。
ギンモクセイが咲いているのを見るのは久しぶりだ。

2022.10.1インターネットで調べたら、ギンモクセイ(銀木犀)とキンモクセイ(金木犀)の違いは、葉っぱで、
「ギンモクセイの葉は鋸歯がある」 という。
なるほど、そうか。
それに花柄が長いなぁ。

2022.10.1
2022.10.1
近年、〔京都市内で〕フジバカマ が栽培されているのをよく見る。
フジバカマ が環境省の レッドリスト で準絶滅危惧(NT)種に指定されているから、増やそうとしているらしい。
そんな フジバカマ が宮内庁京都事務所の植え込みに咲いていて、そこに蝶が何匹も飛んできていたのが目に留まった。

2022.10.1 13:10 PM ここに写っているのは ツマグロヒョウモン のオスらしいそれで興味を引かれ、カメラを向けた。
立ち止まって フジバカマ をゆっくり(じっくり)見るのは初めてだ。

2022.10.1蝶はじっとしてくれないから、カメラに収めるのはむつかしい。
やっと撮れたのかこれ(
↓ )。
昔レポートした ツマグロヒョウモン のメスだ。(詳しくは
こちら、2016.10.10 )

2022.10.1こっち (
↓ ) は さっきから花の周りを飛び回っている アゲハチョウ(ナミアゲハ) だ。

2022.10.1フジバカマ の花をゆっくり(じっくり)見ると、変わった形をしている。
「花びら」 というより 「こより」 だ。(笑)

2022.10.1こちらは、蕾と、咲き始めた花。
「こより」 の様子がよくわかる写真だ。

2022.10.1秋日和が満喫できたひとときだった。
2022.10.1
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