黄色、赤、緑 ・・・ カラフルな風景がここにもあった。

2022.11.30 15:00 PM御苑のなかでも少し奥まったところにあるが、知る人ぞ知る ”穴場” らしい。
次々に人が訪れる。
中には 「ここへは毎年来ているが、ことしは銀杏の散るのが少し早い」 などといいながら写真を撮っている人もいた。

2022.11.30さっと一陣の風が吹くたびに、いちょうの葉がハラハラ舞っていた。

2022.11.30
2022.11.30
大きな葉っぱが黄色く色づいた木があった。
『イヌビワ』 だ。
まあるくおおきな平べったい葉でわかる。

2022.11.30 14:50 PMちょうどいま、落葉中ではらはらと散っていて、足元に広がっていた。
ケヤキの葉っぱに上に乗っている。

2022.11.30イヌビワの実がたくさん残っていた。
もう晩秋だというのに熟さなくて青いままだ。

2022.11.30調べてみると、イヌビワは雌雄異株で、雄の実は熟さないらしい。
しかも、実(み)に見えるが実(じつ)は花だという。
へぇー。
実(み)と思われる中の内側に花がつまっているという。
だから、これは果嚢(かのう)とも花嚢(かのう)ともいうのだそうだ。
2022.11.30
きょうは日曜。
いま、京都御苑はもみじの紅葉の真っ盛り。
どこを見渡しても色づいた木々でいっぱいだ。

2022.11.27 14:00 PM赤からオレンジへ、グラデーションの美しいもみじがあった。
やや西に傾いた日を浴びて、ひときわ目を引いた。

2022.11.27いまはスマホでも写真がきれいに撮れるので、みんなレンズを向けている。

2022.11.27日曜といっても、ここは静かだ。
聞くところによれば、いま京都のモミジの名所は人でいっぱいだという。
コロナが終わったわけじゃないのに。

2022.11.27
2022.11.27
真っ青な空に、赤いレンガ色した大木があった。
あ、あれは 『ケヤキ(欅)』 だ。

2022.11.27 13:30 PM秋の色。
微妙な色のグラデーションが美しい。

2022.11.27いままさに落葉の時期。
目の前で葉っぱがハラハラと舞い落ちてくる。

2022.11.27足元にはもうかなり積もっていた。
これが終わると枝だけの寒々とした姿になるんだろう ・・・
冬目前の京都御苑の風景。
2022.11.27
ついにミコシグサ (神輿草)を見つけた。
昔 いちどだけ見たことがあるが( 記事は
こちら、2019.11.19 )、11月になったので、そのあたりにないか探していた。
実際、夏には花が咲いているのを見かけたから、そろそろ種ができる頃と思っていた。

2022.11.27ぜんまいバネのようにくるっと巻き上がっている。
しかし、種はまだ飛ばされてないようだ。

2022.11.27お神輿(みこし)の屋根に似ているので 「神輿草」 と呼ばれるそうだが、いい得て妙だ。
2022.11.27
ビワの花が咲いていた。
これまでも年末にビワの花をレポートしたことが何度かあるが、いずれも京都迎賓館の西北にあるビワの木で、御苑内にはそこにしかないと思っていた。

2022.11.27 13:10 P<きょうのビワの木は、今年の春に初めて一般公開された場所、桂宮邸跡。
( 公開されたときの記事は
こちら、2022.5.20 )
だから、このビワの木の花が一般の目に触れるのも初めてということになる。

2022.11.27従来見ていたビワの木は大体年末に咲いていたが、こちらはひとつき程早い。
しかもキレイに沢山咲いている。

2022.11.27はて、来年にビワの実はなるだろうか。
2022.11.27
ゴールド色に色づいてとても目立つ高い木があった。
『ムクロジ』らしい。

2022.11.27 13:00 PM
思えば、ことしはムクロジを何回もレポートした。
(
右側の画像 をクリックするともとの記事に飛びます)
まず6月、花が咲いていた頃 (2022.6.17) 。
→ロレックスのトレードマークの "王冠" のような形(笑)が面白かった。

その10日後 (2022.6.27) 道に黄緑色の花殻がたくさん落ちていた。
→9月初めには実が落ちていた (2022.9.6)

そこでは、熟してないもの、熟したもの、中の種(たね)だけになったのと、いろんなのが見られた。
→そしてきょう、11月も末になってみごとなゴールド色に色づいていたのだ。
↓
2022.11.27
2022.11.27京都御苑の四季の変化が楽しめた。
2022.11.27
京都御所の中、御学問所(おがくもんじょ)を過ぎて長押門(なげしもん)をくぐると赤く色づいたもみじがあった。

2022.11.27御内庭(ごないてい)と呼ばれる一画だ。
角度を変えると流れる上に土橋(どばし)がかっていた。
京都御所もいま秋真っ盛りだ。

2022.11.272022.11.27
きょうは秋晴れ。御苑の中にある「京都御所」を訪ねてみた。
歩いていると 目も覚めるような真っ赤の 『南天』 の実がなっていた。

2022.11.27 12:30PM南天の実は11月~12月頃に赤くなるという。
いまがちょうどその季節だ。

2022.11.27この南天は、「御学問所(おがくもんじょ)」という建物の東北角に植えられている。
東北は「艮(うしとら)」の方角で、陰陽道ではこの方角から鬼が出入りすると考えられている。
その鬼を封じるために、建物(或いは敷地の)東北隅に〔「難を転ず」に通ずるといわれる〕「南天」を植えることが、京都では広く行われている風習だが、それが禁裏(天皇のお住まい)にも行われていることになる。
面白い。

2022.11.27 この面は御学問所の東側に当たる。右の方に小さく見えるのが南天の植え込み。2022.11.27
春先に白い大きな花が咲いて人気のあるモクレンの木。
葉っぱが黄色く色づいたが、かなり散っていた。
レポートするのが遅かったかな?

2022.11.25 10:30 AMこちらは、その白い大きな花が咲いていた頃の風景。( 👇 )
花の咲いていた頃、2020.3.15 09:15 AM黄色い葉っぱに近づくと、蕾(つぼみ)がたくさんついていた。
これが、来春、桜の開花にさきがけて早く咲くわけだ。

2022.11.25さらに蕾をよく見ていると、殻のようなものがついていて、それを脱ぎ捨てるような姿をしているではないか。

2022.11.25へぇー、木蓮の蕾は ”脱皮” するのか。
知らなかったなぁー (笑)

2022.11.25こちらは、黄色の葉っぱを裏側から見たところ。( 👇 )
青空と相俟ってこちらの風景も美しい。

2022.11.25
2022.11.25
御苑内の大通りで センダンの木が黄色く目立っていた。

2022.11.25 10:20 AMこちらは、ことし春 鮮やか緑に白い花が咲いていたころ。( 👇 )
ことし春、花が咲いていたころ (2022.5.14) の様子ところが、いま 葉っぱはゴールド色に色づいて、周囲から浮きだって見えた。

2022.11.25近づくと黄色い実(み)がなっていた。

2022.11.25例年、たくさん実がなるのに、ことしは少ないようだ。

2022.11.25
2022.11.25
先日、黄色く黄葉していた 〔一条邸跡にある〕 銀杏の大木。
20日前 (2022.11.5 11:00 AM) の様子きょうは更に黄色が増して美しかったが、葉っぱはかなり散っていた。
落葉したあとの枝は貧相に見える。

2022.11.25 10:10 AMその代わり、木の下には落ち葉がいっぱい、

2022.11.25子どもたちは黄色い落ち葉を踏みしめて喜んでいた。

2022.11.25
2022.11.25
秋の様子を観察するために来たらしい幼稚園児のグループがあった。

2022.11.24 10:50 AM赤く色づいたもみじの木のところで 先生の声が聞こえてきた。
「葉っぱが黄色や赤になったのは、葉っぱのお仕事が終わったしるしです。あちらの松が緑なのは、まだ働いてます。 ・・・」
なるほど うまいこと説明してはる。(幼稚園児が理解できたかどうかは別だけど)

2022.11.24その隣の木には種(たね)ができていた。( 👇 )
先生は種をひとつ摘み取って上から落として見せた。
「プロペラがついているのでこのようにひらひら舞って飛んでいきます ・・・」

2022.11.24 10:50 AM幼稚園児の一行が過ぎ去ったあとで、別の角度から眺めてみると、御所の築地塀を背景に逆光のもみじの葉っぱが見えた。
うーむ、なかなか絵になる光景だ。

2022.11.241枚の絵ハガキになるような写真が撮れた。

2022.11.24
2022.11.24
『ウワミズザクラ(上溝桜)』 の葉っぱが色づき、力なくぶら下がっていた。

2022.11.24春先には変わった形の花を咲かすので知られている桜の一種だ。
あの頃はこんなに瑞々しかったのに。( 👇 )
ことしの満開の頃、2022.4.11 10:00 AM半年が経ち、いまは晩秋。

2022.11.24園児たちが落ち葉を踏んで歩いていた。

2022.11.24
2022.11.24
ハゼノキが紅葉していた。
その後ろのムクノキはすっかり葉を落とし、枝だけになっている。

2022.11.24 10:00 AMこちらはムクノキに葉っぱがついていた 20日前の様子。( 👇 )
20日前(2022.11.5)の様子そのときは、ハゼノキは青々としていたことがわかる。
この20日間にムクノキは葉を落とし、ハゼノキが色づいたことになる。

2022.11.24
2022.11.24
2022.11.24よく見ると黄土色(?)の小さい実(み)がなっていた。

2022.11.24
2022.11.24
御苑で風変りな木として知られる『皮桜』の葉っぱが色づいていた。

2022.11.22 14:10 PM曇り空の下なので色がイマイチ冴えないが、ことし春、花が見ごろになったころと比べてみると ・・・ ( 👇 )
その頃には葉っぱも生えそろっていなかったのだ。
満開の頃(2022.4.7 09:00 AM)の様子やかて葉が出そろい、四季は巡り、光合成を終え、いまや枯葉となって散る寸前だ。

2022.11.22
2022.11.22
迎賓館の北側、よく「大刈込(おおかりこみ)」と呼んでいる 一段と高くなったところにある銀杏ともみじがきれいに色づいていた。

2022.11.22 13:40 PM刈り込みの中に入ってみるともみじが真っ赤に色づき、その先に銀杏があった。

2022.11.22環境省では、この銀杏を 「御里御殿公孫樹」 と呼んでいる。
ベンチに座るふたりがいるだけの静かな秋の風景だ。

2022.11.22しばらくすると、数人がこの風景を撮りにやってきた。

2022.11.22またも数人が。

2022.11.22カメラを持った人たちが去ったあとは、再びもとの静けさに戻った。
あたりは、なにごとか語り合っている(らしい)二人だけの風景に戻った。

2022.11.22秋は徐々に深まっていく。
2022.11.22
10月頃は苑内の各所でチカラシバが見られた。
その最盛期かと思われた頃、いちどレポートしたが(
こちら、2022.10.11 )、ここ1か所だけは刈り忘れたのか、チカラシバが残っていた。

2022.11.22 13:20 PM向こうに赤く色づいた木 〔もみじか?〕 が見えるので、晩秋を感じる。

2022.11.22
2022.11.22
ふだんはあまり気づかない銀杏(いちょうの)の巨木だが、黄葉してその存在に気づくことがある。
この木もその例に漏れない。

2022.11.22 13:10 PMなかなか存在感のある木だが、あいにく曇り空なので黄色い色が冴えないのが惜しい。

2022.11.22木の下はいちめん ”黄色の絨毯” だ。

2022.11.22まだまだ降り積もりそうだ。

2022.11.22
2022.11.22
テニスコートにある銀杏の巨木が黄色くなっていた。

2022.11.22 13:00 PM
2022.11.22
堺町休憩所前にあるもみじの巨木が紅葉していた。

2022.11.22 12:50 PM女性ふたりが熱心にカメラに収めていた。(もひとりはこの画像に写ってないが)
「きれいですね~」と声をかけても返答なかったが、気にせず声をかけたら、「台湾からの留学生です」 との答えが返ってきた。
要するに、日本語がまだうまく話せない、ということを言いたかったらしい。

2022.11.22英語で 「台湾ではこんな紅葉は見られますか?」 と聞いてみたら、「少し」 だとのこと。

2022.11.22彼女らの持っているスマホのカメラで、ふたり一緒のところを撮ってあげた。
ブイサインをしてカメラに収まってくれ、喜んでくれた。
ささやかな国際親善だった。
2022.11.22
黄葉した木があった。
たしか「カマツカ」だ。

2022.11.22 12:40 PM近づいてみると赤い実がなっていた。

2022.11.22
2022.11.22
仙洞御所の南側の築地塀に、黄色く色づいた木が2か所見えていた。

2022.11.17 10:40 PMエノキかな?

2022.11.17ふだんは気づかないが、黄色くなると目立つ存在だ。

2022.11.17落ちている葉っぱはエノキだ。

2022.11.17向こうの方にあるもうひとつの黄色くなった木もエノキのようだ。

2022.11.172022.11.17
銀杏の巨樹が多い京都御苑には珍しく若い銀杏の木があり、それが並木になっている。
意図して植えたものと思われるが、黄色くなり始めていい景色だ。

2022.11.17 10:10 AM黄色い葉が青空に映えていた。

2022.11.17
2022.11.17
エノキの巨木が黄葉し始めていた。
京都御苑にあるエノキのなかでも最大級なので、貫禄十分だ。

2022.11.11 14:50 PM
2022.11.11
再びマユミの赤い実。
こちらのマユミは木全体に葉が残っている。
そこに赤い実がすずなりだった。

2022.11.11 14:40 PMこんなに豊作なのは珍しい。

2022.11.11赤い実は魅力がある。

2022.11.11
2022.11.11
白い小さな花をつけた野草があった。
なんだ? 見たことない花だなぁ。

2022.11.11 14:00 PMけっこう群れて咲いている。
調べてみたら、これは 「ウシハコベ」 だという。

2022.11.11花びらは10枚に見えるが、図鑑の説明では 『実際は5枚で、深く裂けているので10枚に見える』 んだそうだ。

2022.11.11見たところ、2枚ずつ並んでいて、合計10枚あるように見えるけどなぁ。
花の真ん中で白い噴水ようなのは 「花柱」 で、図鑑は 『花柱は5個ある』 と説明している。

2022.11.11ふつうのハコベに比べて葉っぱが大きいので 『ウシハコベ』 と呼ばれるんだって。

2022.11.11
2022.11.11
まだコムラサキの実がたくさんついていた。

2022.11.11 13:40 P<かつて、このコムラサキに紫色した実がなっていたのをレポートしたことがある。 (
↓ )
二か月前(2022.9.16 10:00 AM)の様子二か月前は、葉っぱが瑞々しいミドリをしていたが、葉っぱは新鮮さを失っているようだ。
しかしきょうも、コムラサキの象徴となる 「紫色の珠」 は変わらずついていた。

2022.11.11
2022.11.11
2022.11.11
さきほどレポートした椋の木の隣にある紅葉した木。
こちらは山桜だ。

2022.11.9 15:00 PMま、もみじとはいかないが、結構色づいているではないか。

2022.11.9オレンジっぽい。

2022.11.9
2022.11.9
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