京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

春まだ遠し

早春に白い大きな花を咲かせ、パッと明るくなるハクモクレン。
その木のところで熱心に写真を撮っている人がいた。

木蓮
2023.1.28 13:00 AM

どうやら、モクレンの蕾を撮っておられるようだった。
見あげると、蕾満載だ。

木蓮
2023.1.28

とは言っても、蕾はフサフサした厚い毛におおわれているだけで、まだ咲きそうな気配はない。

木蓮
2023.1.28

撮影地点=地図

2023.1.28
















額縁の大文字

市内は、ここ数日小雪が舞い、屋根に雪が残っている。
京都御苑、中立売御門を通して大文字山が見えた。

中立売御門
2023.1.28 12:40 PM

知人のS氏が 『額縁の大文字(だいもんじ)や』 と言っておられたのを思い出して、カメラに収めた。

中立売御門
2023.1.28

「大文字」といっても「大」が見えるわけじゃない。
8月16日に行われる送り火のとき、周りの草木に延焼しないよう、文字の部分が三角形に大きく刈り込んである。
そこに雪が積もるので、こんな状態になる。

ま、これも京都御苑の四季の一風景としてレポートした。

2023.1.28







初冠雪

京都市内、この冬 初めて雪が積もった。
気象台によれば 10cm だというが、御苑内ではそんなに積もってなさそうだ。

さっそく御苑に雪景色を見に行った。
私が御苑に着いた頃は、雪が止んで、朝日が樹々の上の方や御所の築地塀に当たり始めた頃だった。
こちらは ランドマークとなっている清水谷家の椋のところの様子。 (

清水谷家
2023.1.25 07:28 AM


2023.1.25 07:28 AM

まだ枝に葉っぱがついていた頃の風景 ( ) と比べると、季節の移り変わりがよくわかる。

muku_001.jpg
去年の秋(2022.11.9 15:00 PM)の様子

早朝なので人気(ひとけ)が少ない。
手がかじかんできたので、御苑の積雪風景を何枚か撮って帰った。

雪
2023.1.25 07:36 AM

雪
2023.1.25 07:40 AM


雪
2023.1.25 07:53 AM

雪
2023.1.25 08:00 AM


2023.1.25











紅白梅

苑内でよく知られた紅白梅。

梅
2023.1.19 12:30 PM

ことしもまず右側の白梅から咲き始めた。

梅
2023.1.19

よく咲いているようだが ・・・

梅
2023.1.19

近づいて見ると、つぼみもけっこうあるので、五分咲きくらいか。

梅
2023.1.19

そして、左の紅梅は ・・・

梅
2023.1.19

まだまだ数えるほどしか咲いてない。

そこで、去年のブログ記事を振りかえってみたら、左側の紅梅も見ごろになったのは3月だった

去年
去年 2022.3.5 13:30 PM 撮影

いままだ1月だから、ひと月半ほど先になりそうだ。

撮影地点=地図

2023.1.19








蠟梅が満開

1月は京都御苑が年中で一番変化に乏しい時期だ。
そんな中で、人から 『ロウバイ(蝋梅)』(正確にはソシンロウバイ) がよく咲いてるよ と聞いていたが、見に行く機会がなかった。
きょう立ち寄ってみると、よく咲いていた。

蠟梅
2023.1.19 11:50 AM

満開のようだった。
通りかかった人の中には思わず近づき、カメラをかざす人もある。
中にはこのソシンロウバイを目指して来る人もあるようだ。

蠟梅
2023.1.19

ここにしばらくいると、風向きの具合か、いい香りがしてくる。
鼻を近づける人もいる。

蠟梅
2023.1.19

こりゃ満開やなぁ、と思ったが ・・・・

蠟梅
2023.1.19

まだ蕾もたくさんあった。
順次咲いていくようだが、でもきょうは「満開」と言ってさしつかえないだろう。

蠟梅
2023.1.19

いい香りに包まれて蝋梅(素心蝋梅)を堪能した。

撮影地点=地図

2023.1.19







水仙

水仙(スイセン)が咲いていた。
京都御苑ではほとんど見かけない草なので、園芸品種を誰かが持ってきたのだろうか。

水仙
2023.1.12 12:30 PM

茎が長いので、風にでも折られたのか、花のついた茎(花茎)が倒れていた。
惜しい。

水仙
2023.1.12

1月は季節の変化が一年中で最も少ない。
このブログ「京都御苑の四季」のレポーターとしてはネタが少なく困る時期だ。
きょうはこの水仙でお茶を濁しときます。(笑)

撮影地点=地図

2023.1.12






早くもタンポポ

新年となって初めて京都御苑を歩いてみた。
落葉樹はすっかり葉を落とし、いずれを見回しても冬景色一色だ。

そんななかで、道端にタンポポが一輪咲いていた。

蒲公英
2023.1.3 12:30 PM

タンポポは年中咲いていると聞いたことがあるので、このタンポポは「咲き始めた」んじゃなくて、「年中咲いているうちのひとつ」なのかもわからない。
でも、それじゃ季節感がないし、一応、冬の寒さにもめげずに咲き始めた ― ということにしておきたい。

ところで、いつも気になるのが、これは「セイヨウタンポポ」か「カンサイタンポポ」か。

蒲公英
2023.1.3

例によって総苞のところを見てみると、そり返っていないので「カンサイタンポポ」だとわかりほっとした。

蒲公英
2023.1.3

もっと咲いてないかと歩いてみたら、他所(ほか)にも2つ咲いていた。
だが、それだけだった。

撮影地点=地図

2023.1.3