『タシロラン(田代蘭)』 は毎年6月下旬に見られる。
先日から探しているが、その気配がなかった。
例年たくさん見られる場所も、ことしは全く見られない。
ことしはだめかと思っていたが、ついにきょう、1本だけ発生しているのを見つけた。

2023.6.27 12:10 PMここはほとんど人が通らない場所だし、踏まれることはないだろう。

2023.6.27いつもの白い姿だ。
これで花が咲いているらしい。

2023.6.27
2023.6.27ことしもタシロランが発生しているのを見ることができ、ホッとした。
---------------------------------------なお、『タシロラン(田代蘭)』 が見られるのは例年6月下旬なので、いまを逃がしたらもう来年まで見られないと思って、京都御苑内で咲いてそうなところ、従来見たことのある場所などを巡ってみた。
しかし、すべて空振りだった。
やっぱりことしは不作なんだ。(らしい)
2023.6.27
毎年、ヤマブキが夏にも咲くので不思議に思っている。
きょう通りかかったら、まだ6月だというのにもう咲いていた。

2023.6.25 12:40 PM植物の生態に詳しい方に聞くと、
一般的に、花が咲いたあとに切り戻しをすると、数ヶ月後に花が咲くことがある
例えば、今満開の桔梗も花後に半分位の高さで切り戻すと、秋にまた咲く
ただ、山吹は普通は剪定したら、翌年の花数が減ってしまう
これは狂い咲きだではないか
とのことだった。
実際、京都御苑では、ヤマブキは剪定していない。

2023.6.25
2023.6.25
2023.6.25この 「狂い咲き」、多分9月まで見られることだろう。
(まいとし夏にも咲くので 「狂い咲き」 ではなくて正常な生態ではないのかと私は疑っているのだが)

2023.6.25
2023.6.25
去年咲いているのを見て 『来年も見られそうだ』 と書いた。( 記事は
こちら、2022.7.4 )
それがことしも咲いた。
『ユウスゲ(夕萓)』 は多年草だそうだから、ことしも咲いて当然だが。

2023.6.25 12:00 PMこの時期、京都御苑に咲く花は少ないし、黄色い大きな花は目立つので時折立ち寄る人がいる。

2023.6.25スマホを見ているようなので、何か表示されましたかと声をかけた。
この方の Google レンズで調べてみると 「ゼンテイカ」 と表示されたという。

2023.6.25じゃぁ私は・・・ と思って PictureThis というアプリで調たら 「マンシュウキスゲ」 と出た。
花の名前はなかなかむつかしい。
2023.6.25
何かを撮っている方がおられた。
花が咲いてるわけでもなさそうだ。

2023.6.25 11:50 AM聞いてみると 「かわいいどんぐりができている」 とのこと。
へぇー、と私も覗きこむと、なるほどどんぐりができていた。

2023.6.25「何の木ですか?」 と聞かれた.
(わからないけど、アラカシかなぁー と思った)

2023.6.25秋、10月になればこんなに大きくなるはずだ。(
↓ )
どんぐり (2022.10.18)
2023.6.25
おやっ ! ネジバナが咲いている。
えっ? もうそんな季節なのか?

2023.6.20 14:00 PM当ブログの過去の記事を探したら、6月21日というのもあるので、とびっきり早いと云う訳でもなさそうだ。
しかし、意外な出会いだった。
道端なので人に踏まれないか気が揉める。

2023.6.20やさしいピンクの花が茎にまとわりついている。
「捻じれている」 ので → 「捻じ花」 と単純明快だ。

2023.6.20こちら (
↓ )は花がぎっしり並んでまとわりついている珍しい光景。

2023.6.20他に咲いているところはないかと、一応は探してみたが、ここ以外で見つけられなかった。
まだ、咲き始めなのかもわからない。
2023.6.20
ぎんなんがたくさんなっていた。

2023.6.18 13:10 PMもう6月中旬だ。
ことしは豊作なのだろうか。

2023.6.18こちらは銀杏の木の全景。

2023.6.18木の下を見ていたら、実生がいっぱいあった。
毎年ぎんなんはたくさん落ちるが、みんな拾われるわけでない。
だから、こんなに実生が出るのも当然だろう。

2023.6.18こちらはたくさん落ちて、ぎんなんだらけだったときの様子。(
↓ 、去年秋)
足もとは落ちたぎんなんだらけだった (2022.10.29)
2023.6.18
柿の実がなっていた。

2023.6.18 12:30 PM萼の葉っぱみたいなのが大きい。
これが、食べられるころになると小さくなる、というか、大きさは変わらないけど相対的に小さくなるのだろうか。

2023.6.18こちらは、柿の木の全景。

2023.6.18
2023.6.18
もみじの種ができていた。

2023.6.18 12:20 PM赤い羽根の真ん中についている種はかなり大きくなっている。
しかしまだ青いので、熟したとは言い難いようだ。

2023.6.18
2023.6.18
2023.6.18
つい先日、夏椿が咲き始めたとろをレポートした。( 記事は
こちら、2023.6.9 )
きょう、別のところを通りかかったら、たくさん咲いていた。

2023.6.14 10:40 AM足下には、花が沢山落ちていた。
人が近寄ってきて 「この木は何ですか」 と聞かれたので、夏椿で、一日花なのでもうこんなに落ちてます、と説明した。
そんな会話を交わしている間にもポトリと落ちてくる。
まだ朝だから、一日花じゃなくて半日花だと笑った。

2023.6.14いま落ちてきた花を拾い上げたところ。

2023.6.14蕾も多いので、これからまだまだ咲き続きそうだ。
2023.6.14
おや珍しい、ムラサキツメクサが咲いているではないか。

2023.6.14 10.30 AMなかなかきれいなピンク色をしている。

2023.6.14白っぽい大きなV字形の模様が目だつ。

2023.6.14
2023.6.14
花か咲いているキササゲの木の下に野草が咲いていた。
まず、こちらは『ニワゼキショウ(庭石菖)』

2023.6.14 10:20 AMとりたてて珍しい花ではないが、群生していたので撮ってみた。

2023.6.14
2023.6.14------------------- ② -------------------そして、こちらは『ムラサキカタバミ(紫片喰)』。

2023.6.14 10:20 AMキササゲの木の根元に群生していた。( キササゲは
こちら、2023.6.14)
こちらも珍しくはないが、さわやかな紫いろが目にやさしい。

2023.6.14黄色のカタバミと違って、こちらの葉っぱはばかでかい。

2023.6.14ムラサキカタバミは要注意外来生物として指定されているらしいが(
こちら 参照) そう思って見なおすと、このでっかい葉っぱも納得できそうだ。

2023.6.14
2023.6.14
珍しく、キササゲの花が咲いていた。

2023.6.14 10:10 AMよく見れば、咲き終わったのは黒くなったのも見られる。
盛りを過ぎているのか。

2023.6.14去年 も同じようなことを言っている。
ほんと、花の命は短い。

2023.6.14
2023.6.14
西洋アジサイの花がよく咲いていた。

2023.6.9 13:50 PM遊歩道沿いに植えられているのも好ましい。

2023.6.9この時期を象徴するポピュラーな花だ。

2023.6.9
2023.6.9
遠くからでも芳香が感じられる。
先日から咲いていたクチナシの花が最盛期を迎えていた。

2023.6.9 13:40 PMクチナシといってもいろいろあるようだが、この木の花は大きい。
それだけ香りもよく匂う。
安もんの香水みたいだ。

2023.6.9花をみつめていると ・・・

2023.6.9花の真ん中にタコ(蛸)がいるように見えてきた。(笑)

2023.6.9
2023.6.9
去年と同様、栗の花が咲いていた。

2023.6.4 13:50 PM独立樹で形のよい木なので、風景としてはいいか、花の形が貧弱だ。

2023.6.4
2023.6.4
『オカトラノオ(丘虎の尾)』 か 『ヌマトラノオ(沼虎の尾)』 か、或いはその両者の自然交雑種 「イヌヌマトラノオ(犬沼虎の尾)」 か。
はたまた 『ノジトラノオ(野路虎の尾)』 なのかわからないが、密生して大きく育っていた。

2023.6.4 13:40 PM近づいてよく見るても、〔花の咲く〕 穂先はまだ成長していない。
探してみて、蕾がふくらみかけているのを2~3本やっと見つけた。

2023.6.4
2023.6.4果たして咲くのはいつか。過去の記事を探してみると、
2020年は 6月27日だった。( 記事は
こちら )
2022年も 6月27日だった。( 記事は
こちら )
咲くまでにはもう少し時間がかかるようだ。
2023.6.4
この時期、至る所でドクダミが咲いている。
繁殖力が強いのか、すぐ群生になる。

2023.6.4 12:20 PM近づくと独特のニオイがする。
この花、白いのが花びらに見えるが、実際は 「めしべ」 に見えるのが花だそうだ。

2023.6.4そう思って見ると、〔ふつうの花の〕 「めしべ」 〔に見える〕 のところに、小さな花らしいものがぎっしり詰まっている。
ふーん、そうか。
云われてみないとわからない。

2023.6.4初夏の風物詩と云えそうだ。
2023.6.4
去年の春に一般公開された桂宮邸跡の枇杷の木に実がなっていた。

2023.6.4 12:50 PMこちらは、去年の晩秋、花が咲いていたころ。 (
↓ )
花が咲いていたころ (2022.11.27)かなり大きいので、もう食べられそうだ。

2023.6.4
2023.6.4
2023.6.4
センダン(栴檀)の花はほとんど終わっていた。

2023.6.4 12:30 PM花が終われば次は実だ。
実(み)こそ 「千団子」 という呼び名の元だから沢山なってほしい。
(註:この木はもともと 「おうち」 という木だったが、実(み)が団子(だんご)のように見えて、それが沢山なるので 「千団子」 と呼ばれ、それが短縮されて 「千団(せんだん)」 と呼びならわされ、それに 「栴檀」 の字が宛てられたという経緯があるそうだ)
ところが、実(み)はほとんどない。

2023.6.4そりゃそうだろう、花が花柄ごと落ちていたのだから。
花柄ごと落ちていた (2023.5.20)こちらは、数少ない実(み)のひとつ。
これじゃ 「千団子」 にはなりそうにない。

2023.6.4- ことし、センダン(栴檀)の花は長く咲き続けていた。
- 花が花柄ごと落ちていた。
今年のセンダンの様子はかくの如く異常だった。
2023.6.4
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