それほど、いま、京都御苑の草地では草花が咲き乱れている。
ブログのネタがたくさんあって喜ばしい。
まず目についたのが 『オドリコソウ(踊子草)』
去年に比べてイマイチまばらにしか咲いていない。

2017.4.27 10:45 AM
よくみるとヤハズエンドウが一面にはびこっている。
ことしはヤハズエンドウの勢力に負けたのだろうか。

2017.4.27 10:45 AM
花は例によって特徴ある形をしている。
それとトゲみたいに出ているのも特徴だ。

2017.4.27
形は面白いが、色がアース色で冴えない。
春の花として惜しい。

2017.4.27
次は 『タンポポ(蒲公英)』 、といっても環境省の説明では 京都御苑のタンポポは 『カンサイタンポポ』 だという。

2017.4.27 11:00 AM
ことし初めてタンポポの花を見たのは 例年より早く 2月19日だった。 ( こちら )

2017.4.27
それが4月なって急速に増えだし、今や最盛期かと思われる。

2017.4.27
我が国のタンポポは外来種の 「西洋タンポポ」 が多いと言われてなかで、御苑内のほとんどのタンポポは在来種の 『カンサイタンポポ』 だそうだが、さっそく花の下を覗いてみた。 ↓
カンサイタンポポの特徴は「頭花を包む総包が外側に反り返らない」という。
やっぱり 『カンサイタンポポ』 だった。

2017.4.27
その3。 『ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)』
カラスノエンドウ ともいうらしい。
苑内の至るところに生えているが、まだ咲き始めたとこなのか、花が少ない。
ところどころに赤紫の花が見える。

2017.4.27 11:10 AM
ツル性でどこへでもまとわりつく。
しかも、葉っぱに毛が生えていて粘っこい感じがする。

2017.4.27
葉っぱの形が矢筈に似ているので 『ヤハズエンドウ』 と呼ばれる、という解説は ⇒ こちら 。

2017.4.27

2017.4.27
第4弾は 『オニタビラコ(鬼田平子)』 (と思われる)
このブログでは過去に1回だけ紹介したことがある。 ⇒ こちら

2017.4.27 11:20 AM
草地ではなく、道端に生えていた。

2017.4.27
まちなかの空地なんかでも見かける、けっこうポピュラーな雑草だ。
でも雑草というと可哀そうだから野草と呼ぶことにしよう。

2017.4.27
撮った写真を拡大したら、オシベの先が二つに分かれているのまで見えた。 ↓
これは肉眼ではわからなかっただろう。

2017.4.27
5つめは 『ムラサキサギゴケ』
もう、このブログでお馴染みの野草だ。
まちなかでは見かけないが、ここ京都御苑は至るところ群生している。
たった1週間前にも群生しているところをレポートしたばかりだ。 ⇒ こちら
しかし、美しいムラサキ色の花が草地いっぱいに広がっていると、ついカメラを向けたくなる。

2017.4.27 11:30 AM

2017.4.27
では、きょうはムラサキサギゴケの

2017.4.27
その6。 ムラサキサギゴケの隣でやや群生している一群れがあった。
よーく目をこらして見ると、小さな黄色い花がついている。
あ、『コメツブツメクサ(米粒詰草)』 だ。

2017.4.27 11:30 AM
過去にもこのブログで紹介したことがあるので、名前を知っていた。

2017.4.27
これも

2017.4.27
7つめは 『ナズナ(薺)』。別名 ぺんぺん草 ともいう。
文献には 「シャミセングサ(三味線草)ともいう」 と書いてあった。
それだけポピュラーなんだろう。

2017.4.27 11:30 AM
名前の由来になった三味線のばち(撥)みたいな葉がみえた。 ↓

2017.4.27
そして きょうの真打ち。
『マツバウンラン(松葉海蘭)』 だ。
細い茎の上に 澄んだ紫色の花をつける。

2017.4.27 11:40 AM
明るい陽の光を受けてまぶしかった。

2017.4.27

2017.4.27

2017.4.27
2017.4.27