京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

初夏の雑草 (2)

『ニワゼキショウ(庭石菖)』 が群生して咲いていた。

先日(2017.5.7) 見たときは、付近に2~3本しかなかった。
なので、そのときは 「まだ咲き始めなのかもわからない」 と書いた。

ニワゼキショウ(庭石菖)
2017.5.18 12:40 PM

それからたった10日でこんなに繁殖した。
白い花の ニワゼキショウ もあった。

ニワゼキショウ(庭石菖)
2017.5.18

こちらは花のアップ。

ニワゼキショウ(庭石菖)
ニワゼキショウ(庭石菖)
2017.5.18

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その近くで 『マツバウンラン(松葉海蘭)』 が咲いていた。

マツバウンラン
2017.5.18 12:50 PM

先月(2017.4.27) に比べて、たくさんの()がなっていた。
あれから 花が続々と咲いた結果だと思う。

マツバウンラン
2017.5.18

まだ元気でどんどん咲いていきそうだ。

マツバウンラン
2017.5.18

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その近くで 『シロツメクサ (白詰草)』 が群生していた。
この頃、苑内でいちばん咲いているのはこの シロツメクサ と ハルジオン(春紫苑・春紫菀) という 白い花。

シロツメクサ
2017.5.18 13:00 PM

こういうところはけっこう人に踏みつけられていると思うが、それでも シロツメクサ は元気だ。

シロツメクサ
2017.5.18

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『カタバミ(片喰)』 もまた 御苑ではポピュラーな野草だ。

カタバミ(片喰)
2017.5.18 13:00 PM

カタバミは夜になると葉を閉じるという。
しおれたように閉じると葉が欠けたように見えるので 「片喰」。これが名前の由来だそうだ。

よく見れば、葉はやや閉じているように見える。
いまは真昼間。
これは「日照りが強いときは水分の蒸発を抑えるため葉を閉じる」のだそうだ。
きょうも京都は25℃を超えて夏日だから自衛しているのだろう。

カタバミ(片喰)
2017.5.18

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次は同じカタバミでも優美な紫色のカタバミ。
『ムラサキカタバミ(紫片喰)』 だ。
数からいえば、ムラサキカタバミははるかに少ない。

ムラサキカタバミ(紫片喰)
2017.5.18 13:20 PM
>
ムラサキカタバミ(紫片喰)
ムラサキカタバミ(紫片喰)
2017.5.18

このように、京都御苑はいま百花繚乱である。

撮影地点=地図
2017.5.18






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