
白い小さい花で、真ん中に黄緑のまあるいモノがある。
小さいこどもが「花」の絵を書いたらこんな花になるだろう。 →
つまり、典型的な「花」の形だ。
真ん中に黄緑のまあるいモノは、雌しべの「子房」に違いない。
長い花柄の先に可憐に咲く風情は愛らしい。

2017.5.29
ウチに帰って調べたらすぐわかった。
「ソヨゴ」という木で、ソヨゴは雌雄異株で、これは
なお、花びらは4枚ないし5枚と定まらないらしい。
雄しべらしいモノがちょっと見えるが、雌花の雄しべは「退化している」のだそうだ。
さらに、解説には以下のように書いてあった。
『ソヨゴは漢字で「冬青」と書きますが、文字どおり冬でも美しい濃い緑の葉が魅力です』
『秋には葉っぱの上に赤い果実がのっかるようにまばらにつき、その様子はかわいいです』
『オスの木(雌株)もメスの木(雌株)も花は咲きますが、当然ながら果実がつくのは雌株だけで、近くに雄株がなかったら果実はできません』
御苑で ソヨゴ を見たのは初めてだった。

2017.5.29
