京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

シマスズメノヒエ

雑草だが、穂が茎と直角 になっている 特徴ある形の植物があった。

シマスズメノヒエ(島雀稗)
2017.9.1 08:35 AM

その穂をよく見ると、黒いのがいっぱいぶら下がっていた。

シマスズメノヒエ(島雀稗)
2017.9.1

どうやら 花が咲いてるみたいだ。
あとで調べてみたら、これは 『シマスズメノヒエ(島雀稗)』 というイネ科スズメノヒエ属の植物だという。
スズメノヒエの仲間では日本で最もポピュラーらしい。
そして、黒く見えたのは (じつ)は黒紫色で、柱頭 だという。
つまり 雄しべ か。

ということは、いま満開なのか !?

シマスズメノヒエ(島雀稗)
2017.9.1

その近くには、別の植物があった。
ススキの穂のような形をしている。

タチスズメノヒエ(立ち雀の稗)
2017.9.1 08:40 AM

・・・ と、こちらは 黄色いのがいっぱいぶら下がっていた。

タチスズメノヒエ(立ち雀の稗)
2017.9.1

あとで調べてみたら、これは 『タチスズメノヒエ(立ち雀の稗)』 という、やはり スズメノヒエ属 の植物だった。

黄色いのは、これも (やく) で、上の シマスズメノヒエ(島雀稗) と区別しやすい。
そして、ちょっと黒く見えるのは(実際は黒紫色だそうだが) 柱頭 だという。
つまり 雌しべだ。

ま、いずれも あまりキレーとは言えないし、鑑賞に堪える花でもないが、運よく 満開 のときに巡り会えた、ということは ラッキー というべきか。

撮影地点=地図
2017.9.1








コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://aozora352.blog134.fc2.com/tb.php/1095-653d3cb2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)