京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

アレチヌスビトハギ

苑内はいま『アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)』が満開だ。
8月初め頃から咲き始めていたが、ここへきて花盛りだ。
とくに、手入れが行き届かず野草が生えたままになっているところでは、我が物顔に咲いている。

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
2017.9.15 15:20 PM

背が高いので 赤紫色の花がよく目立つ。

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
2017.9.15

ふつう9月になれば、例のサングラス状(ブラジャー状?)の種(実)ができるのだが、ことしはどの株も実ができていない。
何か気候の加減か?

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
2017.9.15

見分け方はもちろん、花に黄緑色の模様がついていること。

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
2017.9.15

ふたつついているので 「目」 のように見える。

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
2017.9.15

動植物に詳しい K さんによると、アレチヌスビトハギの葉っぱ(3小葉)の真ん中にテカーッと光る文様があることが特徴で、これで見分けるといいとのこと。
角度によってよく見えたり見えなかったりする。

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
2017.9.15

サングラス状の実が「くっつき虫」になるので明らかに雑草だが、いまの満開の時期のアレチヌスビトハギはある程度見ごたえがある。

撮影地点=地図
2017.9.15


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