京都市の最大風速は23日午前0時で 12.5m/s だったというので、そんなに強風ではなかったが、『環境省京都御苑事務所によると、被害は約40本で近年ではめったにない被害だった』 と地元の京都新聞に出ていた。(10月26日付け朝刊23ページ)

出水の小川付近と書いてあったので、あのクスノキ ( → )か ・・・ と思って駆けつけてみた。
この付近には 他にもたくさんのクスノキが植わっているのだ。 (たとえば これ )
でも 今回被害にあったクスノキは別のクスノキだった。 ↓
これも貫録十分が古木(巨木)だ。

2017.10.26 15:00 PM
近寄って反対側から見ると、(台風の)風で無理やり裂かれた様子ではなく、(根元の幹は)かなり腐っていたようだ。 ↓

2017.10.26
こちら側からもその様子がわかる。 ↓

2017.10.26
このクスノキといえば、幹が大きく二股に分かれていたので、子供たちがよじ登っているのをよく見たことがある。
でもそれ位では大丈夫だったが、やっぱり風の力は強かったのだ。

追記 2017.10.31
台風21号のせいでドラマティックな様相を示していたクスノキの古木が整理された。
きょう立ち寄ってみたら、裂けて倒れた左側だけきれいさっぽりなくなっていた。
作業していた人に聞いたら 「生きているものはなるべく残す方針なのです」 とのこと。
だから、当然ながら 右側は手つかずだ。

2017.10.31 11:50 AM
通りかかった人も立ち止まって 「これが新聞に出ていたクスノキですか !? 」 と見入っていた。
でも、こうきれいに片づけられると、ふつうの木になってしまう。
やっぱり、幹から大きく咲けた写真(新聞に載った写真や上掲の写真)は「すごいっ !! 」 と感じさせる迫力があった。

2017.10.31
2017.10.31