京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

こどもたちと黄葉

きょう所用で外出したとき、帰りみち 京都御苑(きょうとぎょえん) の中を通る “近道(ちかみち)” をした。
どんよりと曇っていて色彩は冴えないだろうとわかっていたが、最近、御苑に足を運んでいないので気になっていた。

京都御苑内では有名な銀杏(いちょう)の木、凝華洞(ぎょうかどう)跡の銀杏 の下で子供たちの歓声が聞こえた。

凝華洞の銀杏
2017.11.16 11:15 AM

色づいた銀杏の葉っぱの上で元気に走り回っていた。
ふと振り返ると真っ()紅葉(こうよう)したもみじの木があった。

もみじ
2017.11.16

と、そこで、さきほどまではしゃいていた子どもたちが移動してきて、記念撮影が始まった。

もみじ
2017.11.16 11:25 AM

幼稚園児らしい。
3つの組があるらしく、組ごとに写真を撮っていた。
その間も、もみじの前ではひとりのおじさんが、子供たちのざわめきも気にせず、ずーっとベンチに座ったままだった。

もみじ
2017.11.16

私が、紅葉した葉っぱを撮るため木に近づいた。
そのとき、ふとベンチに座ってはるおじさんの横に目をやったら、お酒の瓶が見えた。

昔、高倉天皇がもみじを焚いて酒を温めたのを風流やと述べたことがあったそうだが、こちらは冷酒(ひやざけ)のようで、寒そうだった。
でもそう思うのは私だけで、ご本人はお酒のせいで暖まっておられたかもわからない。
余計なお世話だったかもわからない。

こどもたちが去ったあとは、またもとの静かな御苑に戻った。

撮影地点=地図
2017.11.16








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