京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

ニワウルシとケヤキ

ニワウルシことしの冬はいつまでも寒い。

ニワウルシ(庭漆)の上のほうが白い花が咲いるように見えた。 

種を遠くへ飛ばすためについた羽根(翼)で、『翼果(よくか)』 という。
それが枯れて白く見えるのだ。
1つくらいは落ちてるかなと、木の下を歩いてみたが全然見当たらななかった。

ニワウルシはこの翼果のお蔭か、繁殖力が強く、数年前、辺りはニワウルシがいっぱい生えていた。
しかし、外来種のせいか、1~2年前、ニワウルシはキレイサッパリ整理された。
ところがこの1本だけが残っていたらしい。
或いは、大きく成長しているので伐るに忍びなく、それで難を逃れられたのかもわからない。

冬になって木々の葉っぱが落ちたので、この白い翼果が目立ち始めた。
きょうはいい天気で、冬空に白いのがよく目立った。

ニワウルシ
2018.2.18 12:10 PM

ところで、ニワウルシは「雌雄異株」らしい。
ということは、種がなるということは、この木は雌木(めぎ)ということになる。

すると、 どっかにニワウルシの雄木(おぎ)が生えているハズだ。
でも、それは私の鑑識眼ではよくわからない。

欅
2018.2.18 12:20 PM

厳冬のいま、辺りの落葉樹はみな葉っぱを落とした姿のままだ。

厳寒とはいうものの、陽だまりはやや暖かさを感じるようだ。
ニワウルシのすぐ隣で枝だけになっている ケヤキの巨木 の下では親子が松ぼっくりを蹴りあいながら遊んでいた。

撮影地点=地図
2018.2.18






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