京都はいよいよ待ちに待った桜のシーズン到来である。
私のウチから1,300歩くらいのところにある
昼休みにちょっと覗いてみた。
管理する環境省の方にお聞きすると私の好きなソメイヨシノは京都御苑には1本もありません、とのこと。
その代わりに、
ソメイヨシノのパッとした明るさに対してこちらは実に優雅だ。
きょうお目にかかった≪京都御苑の枝垂れ桜≫ベストツーをご紹介しよう。
まずは「

2013.3.26
「出水の小川」というせせらぎの近くにあるのにちなんでつけられた名前だろうか。
ちょうど見ごろだ。
うす紅色がなんとも優雅だ。
手入れも行き届いていて樹形も美しい。
まるで絵葉書のようだ。
見に来る人も少なく、もったいないくらいだ。
次は「

2013.3.26
この「近衛邸跡」というのは明治維新まで天皇が京都におられたとき、この辺りに近衛家のお屋敷があったからだという。おそらくそのお屋敷のお庭にあった桜で、建物は取り壊されても植栽だけは残ったものなのか、或いは桜の寿命は短いから、当時の桜の子孫か。
いずれにしてもこの「近衛邸跡」付近は枝垂桜が多い。
ご当主が大切にされた枝垂桜かなぁ、と昔が偲ばれる。
私は小さいころから春に桜を見ないで過ごすことができなかった。
でも毎年「ソメイヨシノ」だった。
去年秋に京都に越してきたので、ことしは例年と異なる体験ができてうれしかった。
