このようにして草花の絵を描いている人をときどき見かける。

2020.3.21 10:50 AM
何を描いてはるのかなと思いながら近づいていった。
声をかけてみると、タンポポを描いているという。
なぁーんだ、と思って立ち去ろうとしたら、白いタンポポが咲いているのに気がついた。

2020.3.21
そのことを聞いてみると 「これはシロバナタンポポといいます」「毎年、この辺りに咲きます」 とのこと。
ふつうの黄色いタンポポと比べると、花のサイズが大きい。

2020.3.21
この白いタンポポ、うわさには聞いていたが見るのは初めてだ。

2020.3.21
その隣には黄色いふつうのタンポポ。 ↓
よく見ると、花びらがふさふさしているのとそうでないのとがある。
その人が解説してくれた。
「花びらがふさふさしているのはセイヨウタンポポで、そうでないのはカンサイタンポポです」
へぇー。
日本の在来種であるカンサイタンポポは、帰化種のセイヨウタンポポに押されて数が少ないと聞く。
「こんなに近くにお互い生えていて交配の心配ないんですか?」 と聞いたら、
「専門家はそんなに心配してないようですよ」 とのこと。

2020.3.21
お礼を言ってその場を去った。
