京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

寒桜

2月も中旬となった。
おとといは、最高気温がことし初めて20度を上回った。〔註:2月14日の京都市の最高気温は 20.6度〕
きのうは一転して雨。
そしてきょうは曇り空。ときどき薄日が射す。

春を探しに京都御苑に来てみたが、その気配は感じられない。
桃や桜やモクレンなどの蕾が大きくはなってきているが、草地に花はなく、落葉樹は枝のままだ。

歩き続けていると、花のついた木があった。
桜のようだが ・・・

私が近づいてカメラを向けていると、女性がひとり寄ってきて スマホを取り出した。
そして私に同意を求めるように 「もう咲いてるんですね、かわいい ・・・ 」 と言いながらシャッターを押し、どこかへ送信しているみたいだった。

寒桜
2021.2.16 13:50

木についた名札には 「薩摩寒桜」 と書いてあった。

へぇー、寒桜(かんざくら) かぁ。
染井吉野と違って 華やかさはイマイチ だ。

寒桜
2021.2.16

しかしはなびらは赤く、(くだん)の女性がもらした 「かわいい」 という表現には同意できた。

寒桜
2021.2.16

春はかくのごとく着実に近づいているようだった。

撮影地点=地図
2021.2.16








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