京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

晩秋風景 (3)

四季は移り、12月ももう半ばとなった。
1週間ぶりの京都御苑(きょうとぎょえん)だ。
このブログでは四季の移り変わりを追っているが、いまはどんな具合かなと見に来た次第。
あいにくきょうは曇り空だった。

中立売御門から歩きはじめたとき立派なカメラを持った人に出会ったので 「いい写真とれましたか」 と声をかけてみた。

「京都市内のモミジの名所はもう散ってしまってあかんけど、京都御苑はまだ楽しめますねぇ」
「なかでも児童公園は一番キレイですよ」 というので連れてってもらうことにした。

それは乾御門の北、児童公園の西にある銀杏(いちょう)の巨木のところだった。
「ここですよ !

右は案内してくれた人
2013.12.15 12:30 PM
左は筆者 右が私を案内してくれた人

わぁー、これか。
高さ20mはあると思える大きな銀杏の木だが、葉はすっかり落ちている。
その向こうに真っ赤なもみじがある。
「あのもみじは銀杏の木のせいで陽当りが悪かったが、銀杏の葉が落ちて陽当りがよくなったので紅葉したんです」 と解説してもらった。

なかなか見ごたえがある風景だ。
雲が晴れてほんの一瞬明るくなったときに、同じ銀杏を別の方向から見たところ。

同じ銀杏を別の方向から
2013.12.15
別の方向から見たところ

いよいよ今年の秋も終わりだ。
春なら 「春を惜しむ」「惜春」 という表現があるが、秋はなさそうだ。
往く秋を名残惜しく思う表現は何ていうんだろ。

banshu_839.jpg
2013.12.15

落ち葉にはケヤキの葉も交じっている。
これが 『秋の色』 っていうんだろうな。

撮影地点=地図
2013.12.15







コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://aozora352.blog134.fc2.com/tb.php/209-097c95b9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)