ちょうどそこに環境省の腕章をつけた方がおられたので 「何か花が咲いていますか」 と声をかけた。
すると即座に 「出水の桜が七分咲きです」 との答が返ってきた。
「近衛邸はどうですか」 と水を向けると 「まだ三分程度です」 と教えてくれた。
「出水の桜」とは早咲きで知られるしだれ桜だ。
七分咲きと聞いて、すぐさま現場に駆けつけた。
すでに、人がちらほら取り巻いていた。
自転車の人も思わず止めて、淡いピンクのしだれ桜を眺めていた。

2022.3.24 10:50 AM
これが、環境省の方が 「七分咲」 と言っておられた状況だが、一見すると 満開のよう だ。

2022.3.24
しかし、陽当りの悪そうなところの枝はまだ

2022.3.24
だから総体としては 「七分」 か。さすがだ。
しかし、桜は満開になる直前に散り始める。
〔桜に限らず、一般的に花は満開前が鑑賞に一番いい〕
だから、いま頃が見ごろか。

2022.3.24
ことしも出水のしだれ桜をゆっくり眺められてよかった。
いよいよこれから、京都御苑の 『桜の季節』 が始まる。
このブログの筆者も忙しくなりそうだ。

追記 京都で桜の開花宣言 京都地方気象台はきょう〔3月24日〕、京都市で桜(ソメイヨシノ)の開花を観測したと発表した。
史上最速の開花となった去年(2021年3月16日)より8日遅く、平年(3月26日)より2日早い、という。
気象台職員が午後2時すぎ、二条城(中京区)にある標本木で、開花基準となる5輪が咲いているのを双眼鏡で確認し、開花を宣言したそうだ。