ふつう5月下旬が満開だから、ことしは幾分早いようだ。

2022.5.14 11:40 AM
それでも、けっこう咲いている。

2022.5.14
紫色のつぼみもまだたくさんあるから、これからもっと咲くのだろう。

2022.5.14
そして、開くと浅いピンクになるようだが、先のほうには薄っすら紫色も残っている。
植物図鑑では、真ん中、濃い紫色の筒状のものが 雄しべだそうで、
雄しべは10本あって、雄しべの花糸(かし)がお互いくっついて円筒になっているという。
円筒の中に見える黄緑色のものは葯(やく)だそうだが、ふつう葯は花糸のてっぺんにあるものなので、円筒の中にあるのはおかしい。
しかし、専門家がいうんだから、何かからくりがあるんだろう。

2022.5.14
とにかく珍しい雄しべだ。
足元には、散った花が落ちていた。
へぇー、つぼみもあるので 「咲き始め」 と思ったが、次々咲いて、散っていくのか ・・・

2022.5.14
私が写真を撮っていると、女性が寄ってきて 「これ、センダンでしょ?」 という。
「うん、そうです。よく咲いてますね」 と応じると、「鴨川にも 〔センダンが〕 ありますよ」 という。
詳しく聞くと、荒神橋の南側で、花はあっちの方が多く、いま頃が見ごろだそうだが、木の背が高く、枝も高いので、花の写真はうまく撮れない、と説明してくれた。
