京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

下立売御門の楠とキノコ

帰ろうと思って下立売御門を出ようとすると、カメラで楠を撮っている人がいた。
気になったので声をかけたら、「この木が大きくて立派なので ・・・」 との答えが返ってきた。

下立売御門
2022.5.14 15:00 PM

いわれてみれば、門を覆うようにクスノキが繁っていた。
「この木、門の両側にあるのはクスノキ(楠)です」 と説明してあげた。

「ちょうどいま花が咲いています」
「いい香りもすると思いますよ」 と言いながら枝の先を鼻に近づけたが香りはしなかった。

下立売御門
2022.5.14

下立売御門
2022.5.14

いつも見慣れた風景だが、改めて見直してみると ”絵” になる風景だ。
新緑の葉っぱが午後の日差しを受けて輝いていたので、よけい印象深かったのだろう。
その人と別れたあと、もういちど門を振り返って、私も 〔門と楠の〕 全景を撮った。( 👇 )

下立売御門
2022.5.14 15:10 PM

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さて、それで帰ろうとしたら、門の横に大きなキノコが生えていた。
こんな特大のキノコは見たことない !!

茸
2022.5.14 15:10 PM

はてさて、なんというキノコか。

茸
2022.5.14

あれこれ調べてみて、『ツルタケ(鶴茸)』 ではないかと思った。

鶴茸このブログでは、ツルタケは7年前 (2015.7.5) にレポートしたことがあるが、それ以降レポートしていない。

傘のまわりに放射状についたギザギザは専門用語で 「条線」(じょうせん) というらしいが、これが似ているし、傘の真ん中が窪んでいるのも共通している。

傘の上に乗った ”ゴマ粒” みたいなのは、以前の写真にないが、恐らく、成長すると こんなのがつくのだろう。

茸
2022.5.14

そして、更にすすめばこんなように、周囲が裂けるのではないか。

茸
2022.5.14

そう、想像した。

茸
2022.5.14

右側の超特大キノコの傘の寸法を測ったら、直径 15.5㎝ あった。(少し楕円形なので、長い方を測った)

撮影地点=地図
2022.5.14

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追記 2022.6.7
このキノコの名前について、人から 「イボテングタケ」 または 「テングツルタケ」 かもわからないといわれた。
確信がもてないので、記しておくにとどめる。







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