京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

チガヤ

この頃 チガヤ の白い穂 「絹毛」 が見られる時期かなぁと思っていたが、きょう 御苑内で やっと見かけることができた。

白い穂が思い思いに風になびいていた。
どこにでも生えていそうだが、そうはいかないらしい。
年にほんの一時期にしか見られない光景だ。

茅
2022.6.19 15:20 PM

そんななかで、一番熟して種がもうすぐ飛び出しそうな穂。

茅
2022.6.19

これは、その直前と思われる穂。

茅
2022.6.19

そしてこれは、そのまた直前と思われる穂。

茅
2022.6.19

なお、このチガヤ(茅、茅萱)、六月末、夏越(なごし)大祓(おおはらえ)に用いられる 「()の輪」 の原材料かと思ったが、茎も葉も短いので、おかしいなと思っていた。
調べてみたらやっぱり違うんだって。

()の輪」 の原材料は マコモ というんだそうだ。

茎の高さ葉の長さ花期
チガヤ(茅萱)30〜60cm20〜40cm6月
マコモ(真菰1〜2m50〜100cm8〜9月

だが、いずれもイネ科の多年草植物だそうだ。
違いは チガヤはイネ科チガヤ属、マコモはイネ科マコモ属 。
なるほどそういうことか。
わかったような、わからんような話だ。(笑)

マコモ(真菰)ってどんな植物なのか。
インターネットに載っていた写真を貼っておきます(↓)

マコモ
マコモ(真菰) (木の花ファミリーから借用)

うーん、これなら「()の輪」 の原材料になりそうだ

撮影地点=地図

2022.6.19








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