京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

セイヨウタンポポ

タンポポが咲いていた。
最近の京都御苑は手入れが行き届き、草地の野草類はいつもきれいに刈られている。
いいかえると 野草が生えにくい。
だからこういう “溝” の方が安心して暮らせるんだろうか。

蒲公英
2022.10.24 11:00 AM

10月も終わりに近づいたこの季節で、しかも 日当たりの悪い こんな場所にも拘わらず あちこちに咲いている。
このタンポポはカンサイタンポポかセイヨウタンポポか、関心あったので、立ち止まって見てみた。

蒲公英
2022.10.24

kansai_851.jpg違いを見るのは 花の萼の部分(註)を見るんだけど、ことしの春に咲いていたタンポポはカンサイタンポポだった。
註: 植物学的には「萼」ではなく「総苞」というらしい。

きょうの花は みんな茎が長いので、指で倒さなくても簡単に見られる。

あらら、これはセイヨウタンポポだ。
京都御苑にあるタンポポはカンサイタンポポが多い、というのが私の印象だが、この辺のタンポポは軒並みセイヨウタンポポじゃないか。
(だから、寒い、しかも日当たりの悪いこんな場所でも元気に咲くのか?)

蒲公英
2022.10.24

この場所は、市街地と接している。
そこから セイヨウタンポポ が侵入してきたのだろうか。

蒲公英
2022.10.24

撮影地点=地図

2022.10.24














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