京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

名残りのもみじ

真っ赤に燃えるもみじがあった。

紅葉
2022.12.13

2週間前は、銀杏の黄色い葉っぱがあって、はらはら散っている最中だった。
いまや銀杏の巨木はすっかり葉を落としてしまって、枝だけになっている。

2週間前
2週間(2022.11.30)の様子

その間、もみじは更に赤みを増したようだ。

紅葉
2022.12.13

外人がひとり自転車でやってきてしばし見入っていた。
近づいていくと、きれいだ !! すばらしい !! を連発していた。

聞くと、イギリス、リバプールに住んているが、奥さんが日本人で、数年に一度京都に来るそうだ。
彼の地にもメイプルはあるが、こんなきれいにならないという。
俳句ににも造詣があるらしく、「裏を見せ表を見せて散るもみじ」 を引き合いに出して、日本人の自然を見る目を称賛していた。
イギリス人だと、ぱらっと落ちるだけで、落ちる様子をこんなによく観察しない ・・・ などと言っていた。

次に来た人はしゃがんで、地面すれすれの低い角度から撮りはじめた。

紅葉
2022.12.13

どんな写真が撮れたのか、その人のカメラのうしろの液晶画面を見せてもらった。
それを私がマネして撮ったのがこちら。 (
足元には銀杏や欅(けやき)の葉っぱが降り積もっていた。

紅葉
2022.12.13

次々訪れる人それぞれに、行く秋を惜しんているかのようだった。

紅葉
2022.12.13

私も美しい景色を堪能して心が豊かになった気がした。

撮影地点=地図

2022.12.13





コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://aozora352.blog134.fc2.com/tb.php/2374-29eb8e03
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)