京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

満開近し『皮桜』

京都御苑(きょうとぎょえん)では、春第一の見ものである『近衛(このえ)邸跡の枝垂れ桜』が終わって、一段落といったところだ。

けさ御苑に行ってみたら、例の『皮桜(かわざくら)』が満開に近い状態になっていた。


2014.4.8 08:05 AM

この桜も「ヤマザクラ」みたいだ。

kawazakura291.jpg
2014.4.8

『皮桜』はその名のとおり、幹が皮だけになって、添木で支えられて繁っている桜だ。
去年発見したときは驚いたが、『皮桜』という名前でいろんなところに紹介されている有名な木であることがあとで分かった。

自然にこうなったのか、手を加えてこうしたのかは知らないが、サクラの強い生命力を示すものだ。
『皮桜』とは単純でそのものズバリなので名前としては面白さに欠けるが、造形として見るととても面白い。

kawazakura290.jpg
2014.4.8 08:06 AM

【追記】 最近知ったのだが、この『皮桜』はまた 『螺旋(らせん)桜』 とも呼ばれていることを知った。
ねじれていることが由来で面白い名前だが、難しい漢字が玉に(きず)

撮影地点=地図
2014.4.8





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