京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

雑草たち (Part 1)

「雑草という名の植物はない」 ― 昭和天皇の有名なお言葉。
その慧眼にはまったく敬服する。

4月下旬ともなれば、京都御苑(きょうとぎょえん)内の草地は春の草花が咲き乱れる。

一番目立つのがタンポポ。そしてウマノアシガタ、ムラサキサギゴケ・・・ 
この辺はすでにこのブログで紹介したので、今年まだ紹介していない草花を紹介したい。

以下はきょう御苑内で見た草花。
撮影場所は、たまたまそこで撮ったというだけで、そこにしか見られない、という訳でなく、苑内の各所で見られる。

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まずはコメツブツメクサ(米粒詰草)。
花があまり小さくて目立たないが、気を付けていると苑内のあちこちで見られる。
調べたら、昭和初年頃日本に入ってきた帰化植物だそうだ。

コメツブツメクサ
2014.4.27 12:50 PM
撮影場所: 猿ケ辻の東側、バッタが原

コメツブツメクサ
2014.4.27

コメツブツメクサ
2014.4.27


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次はシロツメクサ(白詰草)。
要するにクローバーで、ポピュラーな雑草だ。
調べたら、明治時代に日本に入ってきた帰化植物だそうだ。

シロツメクサ
2014.4.27 13:00 PM
撮影場所: 猿ケ辻の東側、バッタが原

シロツメクサ
2014.4.27


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次の雑草は名前が分からん。
そこで写真を撮ってウチに帰って調べてみたら、オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)という草らしいと分かった。
調べたら、明治時代末期に日本に入ってきた帰化植物だそうだ。

oranda_593.jpg
2014.4.27 13:20 PM
撮影場所: 桜町の屋敷跡

いかにも雑草らしい雑草だ。

oranda_594.jpg
2014.4.27

しかしぐ~っと近づいてよく見たら、これはこれで可憐な花じゃないか。

oranda_595.jpg
2014.4.27

2014.4.27









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