京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

カツラ(桂)

カツラ(桂)の黄葉11月も中旬になり、京都御苑(きょうとぎょえん)のイチョウ(銀杏)は黄色くなってきた。
しかし、モミジ(紅葉、楓)はなかなか紅くなってこない。
ことしはあかんのかなぁ・・・ などと思いながら苑内を歩いていたら、お醤油が焦げたときの甘辛いような変なにおいがした。

おやっ !! カツラ(桂)の木じゃないか。
と周りを見回したら、あったあった。
こんなとこにもカツラ(桂)の木があったのだ。

見上げていると、葉っぱが風にのってヒラヒラと散っている。
「秋だなぁ~」という感じになる。

そこにカメラを持った女性の二人連れが通りかかった。
「お醤油のにおい、しません?」と声をかけてみた。

「そーね、ふーんそんな匂いがするわ」
「どこから匂ってくるのかしら」
「縁日のにおいね・・・」

なるほど、縁日でお醤油を焦がしているにおいか。
うまいこと表現するものだと感心した。

女性は落ちている葉を手にして「ハート型したおもしろい葉っぱね」

「この枯葉から匂ってるみたい・・・」
といって、女性は私の鼻に近づけてくれた。
うーん、そういわれてみたらそんな気もするが、はっきりとは匂わない。
匂いというのは少し離れた方が匂うのかも知れない。

カツラ(桂)の黄葉をカメラに収める
2014.11.15 11:50 AM

上を見上げて「わー、きれい」と言いながら何枚もシャッターを切って行かれた。

色づいたカツラ(桂)の葉っぱ
2014.11.15

これがカツラ(桂)の葉っぱ。

撮影地点=地図
2014.11.15






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