京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

樅(もみ)の木の果鱗(かりん)

いま 京都御苑(きょうとぎょえん) は冬の真っ盛り。
緑地一帯は落ち葉が降り積もり、足元はふわふわしている。

そんな中で、落ち葉らしくない変わったものが一面に落ち広がっているところがあった。

変わったものが一面に落ち広がっていた
2015.1.25 12:30 PM

変わったものが一面に落ち広がっていた
2015.1.25

上を見上げると、例の モミ(樅)の木だ。

樅の木
2015.1.25

モミ(樅)の木の実、『球果』それで思い出した。
ははーん、去年6月頃 (2014.6.22) 見た コレ だな  
(もみ)の木の球果 だ。
【右の写真をクリックするとそのときの様子が別のウインドウで見られます】

あのとき 浅い緑がみずみずしかった「球果」が茶色くなって剥がれて落ちたんだろうと当りをつけた。
実際、球果のあった辺りの枝を見てみたら、ウロコがひとつ、落ちないで、葉にはさまって残っていた。

ウロコ上のものが葉の上に残っていた
2015.1.25

ウチに帰って調べてみたら正解で、この茶色のウロコ状のものは (もみ)の木の果鱗 で、球果のウロコ部分が剥がれたものだとわかった。
要するに 樅の木の種 だ。
「風に乗って飛ぶ」とあったが、重すぎて風に飛ばされることなく、木の下に落ちたのが溜ったようだ。

撮影地点=地図
2015.1.25










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