京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

ムクノキの花

京都御苑(きょうとぎょえん)の面積は 65ha あるという。(普通は入れない御所などを除き、一般に入れる“公園”部分の広さ)
東京の日比谷公園(16.2ha)の約4倍の広さという計算になる。
その広大な敷地にはいろいろな樹木があるが、一番目立つ場所にあるのがこの椋木(むくのき)だ。
なんせ道の真ん中(実際は四つ辻の真ん中)にあるのでとてもよく目立つ。

椋木

きょうは5月6日。先月、先々月【写真・上 】 から比べると葉も繁ってきた。
若葉なので緑が新鮮だ。
近づいてみると花が咲いていた。

椋木の花
2013.5.6
 
椋木の花
2013.5.6

花びら(花弁)がないのかと思ったが調べてみたら小さい花びらがあるのだという。
でも目立たないので地味な花だ。
秋になると椋の実がなるらしい。
ムクドリがその実を食べにくるので、この樹をムクノキというらしいが、実際は逆で、ムクノキの実を食べにくる鳥だからムクドリと名付けられたのじゃないかな。

幹をよく見ると樹皮がささくれ立っている。
手で引っ張ったら簡単に取れそうだ=()けそうだ。
それで、「()く」⇒「椋(ムク)」になったのだとも聞いた。

椋木の幹
2013.5.6


撮影地点=蛤御門を入ってまっすぐ、有名な清水谷家の椋(ムク)
2013.5.6











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