京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

大文字の送り火

定番の撮影地点きょうは京都の年中行事のひとつ、五山(ござん)の送り火があった。
京都御苑(きょうとぎょえん)へ、五山(ござん)のひとつ 大文字(だいもんじ)の送り火 を見に行った。

京都御苑内で大文字を見るのに 『定番』 といわれる場所は清水谷家の大(むく)付近。

多数の報道関係者やプロ/セミプロと思われる写真家が三脚を立てて陣どっていた。
辺りには一般市民も多く、観光バスで見に来た団体客も混じって混雑し、さすがに 『定番』 といわれるだけのことはあった。

「大」 の文字辺りで明るい火がチカチカしたかと思ったその次の瞬間に 「大」 の文字が描き出された。
時計を見たら午後8時ぴったり。
辺りからワーッというざわめきが起こった。

何度見ても形の整った 「大」 の文字で、習字のお手本のようなその達筆に感心する。
三筆(さんぴつ)のひとり 弘法大師さんが書かはったという説が生まれたのもうなづける。

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ところで今年は趣向を変えて違う場所から大文字を見てみようと、200メートルほど南の出水口(でみずぐち)といわれるところへ急いで移動した。
そこで撮ったのがコレ。

出水口から見た大文字
2015.8.16 20:11 PM
出水口から見た大文字

こちらでも 『大』 の字はよく見えたが、左側 (『大』の第一画左側) が見えにくいし、下は木の茂みにかかっている。
山の稜線も僅かしか見えない。
やはり先ほどの 『定番』 よりは見劣りするようだ。
清水谷家の大椋付近が 『定番』 といわれるだけのことはある、と思った。

追加写真
昼間の大文字
これは上の写真の撮影地点から昼間に撮った写真 (2015.8.22 16:35 PM)

送り火が終わって間もなく雨が降り出した。
昼間の猛暑も去ってやや涼しくなった。

これでお盆が終わり、京都はこれから秋になる。
(こよみ)どおり涼しくなってくれるといいのだが ・・・。

撮影地点=大文字の撮影地
2015.8.16







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