京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

楠とノキシノブ

クスノキ(楠)の巨木が ふたつ 朝日の逆光を浴びて輝いていたので、思わず見とれてしまった。
なかなか立派な巨木だ。

楠とノキシノブ
2016.2.21 10:20 AM

クスノキは大きく茂っるうえに、枝を長く伸ばす。
例えば上の写真の右の方みたいに。
こんな具合だ。

楠とノキシノブ
2016.2.21

巨木であるうえに、老木のせいか 枝には シダ がびっしり生え、枝が また別のクスノキのように生えている。
光の当り具合で シダ が密生しているのがよけいに強調されて見えた。
いまは2月で、新緑の季節にはまだだが、この シダ はまるで新緑のように生き生きしていた。

楠とノキシノブ
2016.2.21

これがその シダ。
ノキシノブ(軒忍) という名前の シダ らしい。

楠とノキシノブ
2016.2.21

よく見たら胞子が2列にならんでいた。

ノキシノブ
2016.2.21

こちらはグッと近づいて胞子を見たところ。

ノキシノブの胞子
2016.2.21

さいごに、こちらはクスノキの葉っぱ。
この季節、()は黒いハズなのに、どうしてか 黄緑色していた。

楠の葉っぱ
2016.2.21


撮影地点=地図
2016.2.21







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