京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

ヒメジョオン

最近、京都御苑(きょうとぎょえん) 内のあちこちで「ヒメジョオン」をよく見かける。
街でもよくみかける、まぁいわば “雑草” だが、近づいてよくみれば花のスタイルは悪くない。
背高く生える姿が “雑草” らしく見えるのかもわからない。
花(植物)の名前は「ヒメジオン」じゃなくて「ヒメジョオン(姫女苑)」が正しいらしい)

こちらヒメジョオン(きょう撮影)
2013.6.8

かつて4月29日に御苑内で「ハルジオン」を見つけて(お、こんなとこにあった)と思ったことがあった。
そのときの写真がこれ。

こちらハルジオン(2013.4.29 撮影)
2013.4.29
こちらハルジオン

『街中でもよく見かけるが、京都御苑には少ない。』と書いた。
でもその後、とくに最近「ハルジオン」だか「ヒメジョオン」よくわからないが、たぶん「ヒメジョオン」だろうなと思われる花をよく見かけるようになった。
両者は極めてよく似ている。

京都御苑へはよく国民公園協会の説明を聞きに行くことがあるが、いつかの説明で
「ハルジオン」の特徴は ① つぼみが曲がっておじぎしている ② 茎が空洞になっている(パイプみたいに)
と聞いたことを思い出した。
そこで、目立たないとこの茎を1本失敬して手で折ってみた。
京都御苑では植物の採取は禁止されている。そこで目立たないとこを選んで失敬した。)
手ではうまく切れなくてちぎったようなかっこうになってしまったが、確かに茎の中は空洞ではなく白いものが詰まっていた。
これで「ヒメジョオン」間違いなし、だ。

茎を折ったら中身が詰まっていた
2013.6.8

でも、『つぼみが曲がっておじぎしている』という点は、きょうの「ヒメジョオン」も同じだった。
この点では区別がつきにくい。

こちらヒメジョオン(きょう撮影)
2013.6.8

真ん中の黄色いところが少し違うが、それは成熟度の違いかもわからない。
白い花びらも微妙に違うようだが、なんと表現したらいいのかわからない。
ほんとに「ハルジオン」と「ヒメジョオン」は区別がつきにくい。
茎が空洞詰まっている は一番よくわかる方法だが、植物を折らないといけないのが玉に傷だ。

きょうの撮影地点はたまたまここですが、この時期「ヒメジョオン」は苑内のあちこちで見られます
きょうはたまたまここで撮影したが、この時期「ヒメジョオン」は苑内の各所で見られる

2013.6.8










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