京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

野草たち (4)

5月になった。
京都御苑(きょうとぎょえん)は 四季の中でいまが一番野草の花がにぎやかに咲きそろう時期だ。
いろんな野草を見ることができる。

きょうはそんな野草たちの様子をレポートするシリーズ、第4回目。

まずは トウバナ。

ぐっと伸びた茎の上の方に、周りに(がく)が密生している。
そして、その先に とっても小さい花がついている。
     ・・・ とはいっても、僅かだから まだ咲き始めのようだ。
だから 密生している顎が特徴で、よく目立つ。

トウバナ
2016.5.3

花があまり小さいので、カメラに撮るのがむつかしい。
白に、僅か赤紫がかった色が見える。

トウバナ
2016.5.3

名前がわからないので、ウチに帰って調べたら トウバナ という花だそうだ。
下から上へ 『塔』 のように積み重なって咲くのが名前の由来だそうだ。

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次は オヤブジラミ。

少し前から 苑内で咲いているのをみかけるようになった。
     ・・・ とはいっても、僅かだから まだ咲き始めのようだ。
この場所では密生して繁っていた。

オヤブジラミ
2016.5.3

毛むくじゃらの虫みたいなものがあって、その先に白い花をつけるようだ。

オヤブジラミ
オヤブジラミ・花
2016.5.3

かつて、このブログで、
毛むくじゃらの虫みたいなものがシラミ(虱)に似ているから、オヤブジラミというのではないかと思うが、
シラミって見たことないが、もっと小さい虫のはずだから、この虱は大きい。
だから、薮に生えている大(おお)きいシラミの意味で「オオ ヤブジラミ」かと思ったら、大(おお)じゃなくて雄(お)だという。
と書いたことがある。(こちら、2014.5.12

オヤブジラミ
オヤブジラミ
2016.5.3

まぁ、あまりありがたい名前ではなさそうだ。

撮影地点=地図
2016.5.3











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