京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

野草たち (6)

京都御苑(きょうとぎょえん)の四季の中でいまが一番野草の花がにぎやかに咲きそろう時期だ。

きょうはそんな野草たちの様子をレポートするシリーズ、第6回目。

まずは、ヒナギキョウ(雛桔梗)。

ヒナギキョウの花が咲く時期は、ウェブサイトには「4~9月」「5~10月」「7~9月」といろいろ書かれている。
しかし、これまで京都御苑でみたのは、8月下旬~9月上旬だった。
だから、京都御苑ではその頃見られるんだろうと思っていた。

きょう、苑内の閑院宮邸跡の前にヒナギキョウが咲いていた。
いま、5月だ。

ヒナギキョウ
ヒナギキョウ
2016.5.7

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次は とても小さな花で、草の名前がわからない。

ヒメオドリコソウ?
2016.5.7

葉っぱのデザインや花の形からホトケノザみたいだ。
しかし、ホトケノザはふつう 葉っぱから上に飛び出してきて ムラサキ色 の花だが、これはチョコンとして白い。
図鑑にある 『ヒメオドリコソウ(姫踊子草)』 というのにも似ている気がする。

ヒメオドリコソウ?
ヒメオドリコソウか? 2016.5.7

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きょうの最後も、なんという草なのか名前がわからない。
御苑内の清和御門内の草地に、ボーボーと生えていた。

スイバ(酸葉)
2016.5.7

色・形とも 典型的な 『雑草』 の風貌で、あまり キレー とは言い難い。

スイバ(酸葉)
2016.5.7

近づいてよく見ると、花なのか種なのかよく分からないのが(たて)に並んでついている。
さわってみたら、柔らかいので花の様でもある。

スイバ(酸葉)
スイバ(酸葉)
スイバ? 2016.5.7

念のため葉っぱのつきかたもカメラに収めた。
細い葉が茎をだくようについている。

スイバ(酸葉)の葉っぱのつきかた
2016.5.7

ウチに帰って調べたら、スイバ(酸葉)という草らしかった。
一応そうしておく。

撮影地点=地図
2016.5.7











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