京都御苑の東の方にある「母と子の森」の一郭にもナツツバキが咲いているとの情報を仕入れたので、きょうのお昼休みに自転車で探しに行った。
しかし 探せど探せど 見つからない。
昼休みの時間がなくなってしまいそうだ。
途中で通りかかった方に 「この辺にナツツバキご存じありませんか」 と聞いてみた。
「ああ、あっちにありますよ」 と言われた方角に行っても見つからない。
さっきの方ももどってこられて二人で探した。
その方はかつて京都御苑の自然教室でお会いしたことのある昆虫博士の T 先生だった。
「たしかこの辺やったと思うけど・・・」 「こないだも写真撮ったし・・・」 と仰るが見つからない。
貴重な時間を割いていただき恐縮してしまった。
しばらく歩き回ったあと、やっと先生が 「これと違いますか」 と言われる方に行ってみると、あった。あった。

2013.6.17
おととい見たナツツバキの花より小ぶりで、しかも花が開ききっている。
いわゆる椿の花のようなお椀型じゃない。

2013.6.17
花びらの縮れと黄色い花芯は同じだが、うーん、これもナツツバキか。
ちょとがっかりだなぁ。
よく探せば、近くにもう1本とやや離れたところに1本、この辺りで合計3本のナツツバキを確認した。
散り落ちた花を見たら、おとといのより更に小さく、下草に隠れてわからないくらいだった。
この点も、話に聞いていたのと違うのでがっかりだった。
まだつぼみがたくさん残っているので、これから順次咲くのだろう。
もう少し観察を続けたい。
