京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

ミゾソバ

ミゾソバ(溝蕎麦)が咲く季節になった。
京都御苑(きょうとぎょえん)内で、 「バッタが原」 と呼ばれる草原で、下草が刈り取られていない一角でミゾソバが群生している。
そろそろ咲くころだろうと思って来てみたら、案の定 満開だった。

ミゾソバ
2016.10.10 10:30 AM

花が小さいので上の写真ではよくわからないが、近づいてみると赤紫のキレーな花だ。

ミゾソバ
2016.10.10

そして花の中は真っ黄色だ。

写真を撮っていたら変わった紋様のチョウチョが数羽飛んできた。

ミゾソバ
2016.10.10

こちらはその拡大。

ツマグロヒョウモン
2016.10.10

羽根を広げたところはこんな感じで、蛾(が)のようでもある。

ツマグロヒョウモン
2016.10.10

調べてみたら、これは 『ツマグロヒョウモン』 という蝶で、漢字では褄黒豹紋と書くという。
なんかとっても イカツイ 名前だ。

インターネットには
「野原や公園などに広く生息し、都市周辺ではヒョウモンチョウの中で最も見る機会が多い」
「昔は近畿以南にしかいなかったが、最近は温暖化で関東でもよく見かける」
などと書いてあった。
なーんだ、ちっとも珍しくないんだ。

前ばねの左右の端が黒っぽいので、これはその 『ツマグロヒョウモン』 のメスだそうだ。

ツマグロヒョウモン
2016.10.10

撮影地点=地図
2016.10.10











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