京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

タシロラン

いま日本列島は猛暑に見舞われている。
京都御苑(きょうとぎょえん)を散歩するのも早朝でないと参ってしまう。

けさ散歩していたら二人の人が立ち話をしていた。
聞き耳をたてると一人の女性が男性に何か花のことをしゃべっているらしかった。
『●●●にタシロランが咲いている』という。

ん?タシロラン?
聞いたことない名前だ。
私が中に割ってはいてどんな花か聞いてみると、話をやめて、私に『●●●じゃないけど、別に咲いてるところを見せたげる』と案内してくれた。
それがこれ。 

タシロランの咲いているところを教えてもらった
2013.7.11

朝早く樹の茂みの下なので、薄暗い所だ。
説明を聞いてよくよく見てみないと分からない。
確かに見たこともない花だ。
ヒョロヒョロっとして頼りなさそだ。
華やかさもない。
落ち葉から生え出たキノコの風情だ。

タシロラン
2013.7.11

案内してくれた女性によると『タシロ(田代?)という人が見つけたのでタシロランというんです』と。
花のことをよく知っている女性だ。
『他にも、すぐ近くにタシロラン(の咲いているところ)はありますよ』と。
うれしくなって付いて行ったら、やっぱりあった。

2013.7.11






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