京都御苑の四季

四季の移ろい・主に植物観察

ツバキキンカクチャワンタケ

梅林で「思いのまま」という梅の木を見ていたら、20~30人の一団がやってきた。
キノコ研究会だそうだ。

一団が通り過ぎたあと、地面を覗き込んでいる人がいたので、何かありますかと声を掛けてみた。

ツバキキンカクチャワンタケ
2017.3.5 10:55 AM

「ツバキキンカクチャワンタケ」だという。

あぁ あれか !
以前、御苑の自然教室で聞いたことがある。 ⇒ こちら(2013.4.21)

そこには椿の木が植わっていた。
去年の春に咲いてポタリと落ちた椿の花(花序(かじょ))が腐って、そこから発生したキノコだ。

ツバキキンカクチャワンタケ
2017.3.5

漢字では「椿 菌核 茶碗 茸」と書く。
文字どおり椿の花についた菌を核にして茶碗のような形になった茸、という訳だ。
花はこうして菌(キノコ)のお陰で朽ちて土に返るという。
キノコ(茸)は大地の掃除屋さんだ、と聞いたことがあった。

撮影地点=地図
2017.3.5









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